投資を始めるにあたって、銀行口座や証券口座への資金移動の「手数料」を¥0にできる方法があるのをご存知でしょうか?
- 毎月、給与口座から別の口座へ振込するのが面倒
- 投資したいけど、手数料が気になる
こんなお悩みにお答えします。
振込手数料が無料 で 自動で預金を移動させたり、投資ができたりする「マイ金融システム」を作れるといいですよね?
という方が多いのではないでしょうか。
本記事では、手数料を無料で口座間の資金移動を定期的に移動して、投資を自動化できる「マイ金融システム」について解説します。
この「マイ金融システム」はマネーセンスカレッジさんが命名した投資を自動化できる仕組みで、ぬくぬくも実践していておススメですよー
5分くらいで、誰でもぬくぬくのマイ金融システムを参考に、手数料無料で投資の自動化を実現できますので、ご一読いただけますと幸いです。
手数料無料で投資を自動化する「マイ金融システム」の全体像
給与を振込手数料を無料で、投資を自動化するためのポイントは次の3点です。
①手数料無料で給与をハブ銀行「住信SBIネット銀行」へ移す
住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス」で、給与受け取り口座から住信SBIネット銀行へ自動入金します。
定額自動入金サービスの手数料は無料です。
②手数料無料で投資用口座や貯蓄用口座へ移す
SBI証券で投資するなら、住信SBIネット銀行の「定額自動振替サービス」でSBIハイブリッド預金に自動振替します。
楽天証券で投資するなら、住信SBIネット銀行の「定額自動振込サービス」で楽天銀行やオリックス銀行に振り込みます。
いずれも、手数料は決められた回数分無料です。
③SBI証券や楽天証券で「積立買付」「定期自動買付」する
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は、SBI証券の買付余力に即時反映されます。
ハイブリッド預金からSBI証券のNISA口座で、投資信託の「積立買付」や、米国株・米国ETFの「毎月定期買付」が可能です。
楽天銀行は、「マネーブリッジ」サービスに登録していれば、楽天証券の買付余力に即時反映されるため、楽天証券で投資信託の「積立買付」できますが、5万円/月までの投資であれば楽天カードでの積立投資がおススメです。
銀行預金を手数料無料で移動させる方法
銀行預金を、手数料無料で別の銀行口座に移動させるには、住信SBIネット銀行などのネット銀行を利用します。
代表的なネット銀行の入出金や振込にかかる手数料と無料回数の一覧表は次のとおりです。
銀行別手数料無料回数(月)一覧表
銀行名 | ATM入出金無料回数 | 他行あて振込手数料無料回数 |
---|---|---|
住信SBIネット銀行 | ランク4:20回、ランク3:10回 ランク2:5回、ランク1:2回 | ランク4:20回、ランク3:10回 ランク2:5回、ランク1:1回 |
楽天銀行 | スーパーVIP:7回、VIP:5回 プレミアム:2回、アドバンスト:1回 ベーシック:262円 | スーパーVIP:3回、VIP:3回 プレミアム:2回、アドバンスト:1回 ベーシック:262円 |
ソニー銀行 | 4回 | 220円 |
ジャパンネット銀行 | 1回 ※取引金額3万以上:0円 取引金額3万未満:165円 ゆうちょ銀行:330円 | 自行宛:0円 他行:275円 |
あおぞら銀行 (BANK支店) | 無料:ゆうちょ/セブン(入金) | 自行宛:0円、他行:157円 (残高500万円以上で月3回) |
イオン銀行 | プラチナ:5回、ゴールド:3回 シルバー:2回、ブロンズ:1回 | プラチナ:5回、ゴールド:3回 シルバー:1回、ブロンズ:0回(220円) |
セブン銀行 | 7:00-19:00のみ | 自行宛55円、他行宛220円 |
三菱UFJ銀行 | ✖ | 3万未満330円、3万以上660円 |
三井住友銀行 | 3回 | 110円/回+振込手数料 |
ゆうちょ銀行 | ✖ | 770円 |
オリックス銀行 | ✖ | 2回 |
みんなの銀行 | 110円 ※プレミアム:15回(600円/月) | 200円 ※プレミアム:10回(600円/月) |
迷ったら住信SBIネット銀行がおススメ!
機能性抜群の「住信SBIネット銀行」をおススメする人5選!でも解説していますが、迷ったらかんたんに「5回/月」の手数料無料を確保できる住信SBIネット銀行をおススメします。
ネット銀行にすると手数料無料で資金を移動できるのがわかったところで、続いて金利を確認してみましょう!
投資自動化マイ金融システムの金利
マイ金融システム構築時に気になるのが金利ですよね。
一般的な金融機関の普通預金の金利は年0.001%ですが、ネット銀行は異なります。
本記事でおススメしている住信SBIネット銀行の普通預金の金利も年0.001%です。
しかし、住信SBIネット銀行のハイブリッド預金は年0.01%になります。
また、楽天銀行で楽天証券とのマネーブリッジを適用していると年0.10%になります。
さらに、オリックス銀行は5年定期預金だと複利で0.23%、2週間定期でも0.10%の金利が付きます。しかも元本+利息の金額を自動で2週間定期で組みなおしてくれます。
手数料と金利を把握したうえで、実際にマイ金融システムの構築方法を確認していきましょう!
手数料無料で投資を自動化するマイ金融システムの作り方5ステップ
住信SBIネット銀行ならマイ金融システムを、たった5ステップで構築できます。
ステップ①:SBI証券と住信SBIネット銀行を同時に開設する
SBI証券から申し込むと、住信SBIネット銀行も同時申込できます。(無料)
「住信SBIネット銀行、SBIハイブリッド預金、預り金自動スィープサービス」で「申し込む」を選択すると、SBI証券と住信SBIネット銀行を同時に申し込みできます。
特定口座は「開設する(源泉徴収あり)」が確定申告不要なのでおススメです。
ステップ②:「定額自動入金」で給与口座から吸い上げ設定
住信SBIネット銀行の「定額自動入金サービス」で、給与口座から吸い上げる(引き落とす)日を、「毎月5日」か「毎月27日」から選択し、吸い上げる金額を設定します。
定額自動入金サービスの利用料は無料です。
サービス名 | 他行からの引き落とし日 | 住信SBIネット銀行への振込日 |
---|---|---|
定額自動入金サービス | 毎月5日か毎月27日 | 他行からの引き落とし日から4営業日後の11:00迄 |
ステップ③:「定額自動振替」でSBIハイブリッド預金へ投資資金の移動する設定
ステップ2で吸い上げた資金を、住信SBIネット銀行の「定額自動振替サービス」で、住信SBIネット銀行の普通預金給与口座から、SBIハイブリッド預金への振り替えを設定します。
定額自動振替サービスの利用料は無料です。
サービス名 | 振替元口座 | 振替先口座 | 設定可能な日 |
---|---|---|---|
定額自動振替サービス | 住信SBIネット銀行 の普通預金 | ①SBIハイブリッド預金 ②目的別口座 | ・毎日 ・毎週 ・毎月 ※最大10件まで |
ステップ④:「定額自動振込」で楽天銀行へ生活資金の移動する設定
ステップ2で吸い上げた資金を、他の銀行口座に移したい場合は、住信SBIネット銀行の「定額自動振込サービス」で、住信SBIネット銀行の普通預金給与口座から振り替みを設定します。
定額自動振込サービスでの振込は、手数料無料回数の範囲内で無料です。
サービス名 | 振替元口座 | 振替先口座 | 設定可能な日 |
---|---|---|---|
定額自動振込サービス | 住信SBIネット銀行 の普通預金 | 他の銀行口座 | ・毎週〇曜日 ・毎月 ※最大10件まで |
ステップ⑤:SBI証券・楽天証券で積立買付設定で自動運用開始!
SBI証券はSBIハイブリッド預金が買付余力になるので、株や投資信託を購入できます。
楽天証券はマネーブリッジの設定を行っていれば、楽天銀行の預金で株や投資信託を購入できます。
いずれも積立買付設定をすれば、投資自動化のマイ金融システム構築完了です!
1度設定してまえば、勝手に投資してくれるので、「あれ?口座残高あったかな?」という心配が無くなりますので、是非あなた自身のマイ金融システムを構築しましょう!
投資自動化マイ金融システムに日々のキャッシュレス決済をマッチング!
せっかく投資を自動化できるマイ金融システムを構築したなら、日々のキャッシュレス決済も整理したいところですよね。
ぬくぬくのキャッシュレス決済も含めたマイ金融システムを参考に、あなたのオリジナルマイ金融システムの構築してみてください。
生活口座(楽天銀行)から楽天カード・三井住友カードNLの引落
楽天経済圏の恩恵を享受するため、楽天カード(1%還元)の引き落とし先を楽天銀行にして、楽天市場や、日常の買い物に利用しています。
コンビニ(セブンイレブン・ローソンなど)&マクドナルド利用は、三井住友カード(NL)のVisaタッチ決済で(5%還元)にしています。
楽天カードで「楽天ペイ」と「Kyash」を紐づけ
ドラッグストアでは、利用できる店舗が多い「楽天ペイ」を利用して、期間限定の楽天ポイントを消費しています。
kyashは、0.2%還元のプリペイドカードで、QUICPay+やPayPayに紐づけて利用しています。
QUICPay+は、決済上限がQRコードより高いため高額決済用に、PayPayは大体ドコでも使えることから導入しています。
三井住友カードNLで「Visaタッチ」「Vポイントプリカ」「iD」を紐づけ
コンビニでの買い物は5%のVポイント還元のため、三井住友カードナンバーレスに集約しています。
コンビニではVisaタッチ、iDは必ず使えますし、決済上限もクレジットカード上限と同じなので、不測の事態が発生したときに利用できます。
還元されたVポイントは、「Vポイント投資ルーチン」を回しています。
モバイルSuicaは「楽天ペイ」か「Vポイント残高」からチャージ!
電子マネーは基本的にモバイルSuicaを利用しています。
モバイルSuicaへのチャージは「楽天ペイ」経由や「Vポイント残高」からでもチャージできます。
投資自動化マイ金融システムをクレカ積立でアレンジ!
楽天カードで楽天証券の投資信託を積立投資で楽天ポイントの1%還元を受けている方も多いでしょう。
クレジットカードで積み立て投資できるのは5社ありますので、マイ金融システムに自分流にアレンジしてみましょう!
ぬくぬくは、三井住友カード(一般)+SBI証券 と 楽天カード+楽天証券のクレカ積立投資を実施しています。
マイ金融システム構築のまとめ
いかがでしたでしょうか?
住信SBIネット銀行の3サービスをフル活用することで、自動で、かつ手数料無料で預金を動かすことができます。
他の銀行では同様のサービスはありませんので、「給与口座」「貯蓄・投資用口座」「生活口座」を立てて、住信SBIネット銀行をハブ銀行にすることをおすすめします。
住信SBIネット銀行の口座開設は、SBI証券で同時開設可能です。
楽天証券の口座開設は無料で⇩から開設できます。
キャッシュレス決済の要となるおススメ年会費無料のクレジットカードは「楽天カード」と「三井住友カードナンバーレス」です。
私は、ここ数か月間、テッペンまでの仕事が続いているサラリーマンです。
正直、預金の移動や指値注文するほどの気力はまるでありませんでしたので、この仕組みを構築しておいて本当に良かったと思っています。
お忙しいサラリーマンほど、お時間があるときに、投資の仕組化をしてみてはいかがでしょうか。
もし、他にも自動化や効率化できる仕組みや、こうした方がお得だよ!という情報があればご教授いただけますと幸いです。
なお、このマイ金融システムの構築については、マネーセンスカレッジさんがしている提案を受けて、私が実際に動いた結果になります。
SBI証券と住信SBIネット銀行のシナジーを知りたい方はSBI証券×住信SBIネット銀行を口座開設するメリットとデメリットをご覧ください。
楽天証券と楽天カードと楽天銀行のシナジーを知りたい方は「楽天銀行×楽天カード×楽天証券はぐうたら怠け者の味方だった!」をご覧ください。
「資産運用」「投資」について深く知りたい方は30代でも遅くない!「資産運用」「投資」の始め方15ステップ!にまとめていますので是非ご一読ください!
家計の見直しや資産運用については「誰でもできる!家計の見直しや資産運用の始め方から出口戦略のまとめ」にまとめていますので、是非ご覧ください。