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つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更で注意すべき10のこと

つみたてNISA⇔一般NISAの勘定区分変更で注意すべき10のこと
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 投資を始めるときに「つみたてNISA」か「一般NISA」か散々悩みましたよね。

  • 「つみたてNISA」から「一般NISA」へ変えたい。
  • 「一般NISA」から「つみたてNISA」へ変えたい。

こんなお悩みにお答えします。

 「つみたてNISA」「一般NISA」に加えて、2024年からの「新NISA(仮)」など、一度選択したNISA口座は変更できるのか、変更する場合の注意すべき点が複雑で迷いますよね?

  • 今「つみたてNISA」だけど、非課税枠の年間40万円では足りないので「一般NISA」に変えたい
  • 今「一般NISA」だけど、120万円の非課税枠を持て余してしまうので「つみたてNISA」に変えたい

という方が多いのではないでしょうか。

 本記事では「新NISA(仮)」を勘案した「つみたてNISA」「一般NISA」の区分変更についてのお悩みを解決します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくは昔「つみたてNISA」で運用してましたが、2021年から「一般NISA」に区分変更しました!

本記事でわかること
  • つみたてNISA⇔一般NISA(新NISA)の区分変更の注意点4つ
  • つみたてNISA・一般NISA(新NISA)口座開設の注意点2つ
  • 一般NISA(新NISA)のロールオーバーの注意点4つ
  • つみたてNISA⇔一般NISA(新NISA)の区分変更手続き2ステップ
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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 5分くらいで、「つみたてNISA」「一般NISA(新NISA)」の区分変更を行うかどうかの判断ができますので、ご一読いただけますと幸いです。

NISA口座を「つみたてNISA⇔一般NISA」の切替を
・SBI証券では「勘定変更」
・楽天証券では「区分変更」
と呼んでいますが、本記事では「区分変更」で統一しております。

 実際に私が区分変更した流れSBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に勘定変更してみた!で解説していますので是非ご覧ください。

目次
  1. つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更で注意すべき10のこと
    1. 注意点①:つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更は取引有無で9/30が分岐点
    2. 注意点②:つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更中に投資可能枠が一時停止される
    3. 注意点③:つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更後(翌年)の注文はいつから可能に?
    4. 注意点④:一般NISA(2023年まで)と新NISA(2024年から)のロールオーバーで一般NISAの2回目ロールオーバーできるか不明
    5. 注意点⑤:「つみたてNISA」「一般NISA(新NISA)」区分は年ごとに管理されている
    6. 注意点⑥:「つみたてNISA」⇔「一般NISA」間で株や投信の移管はできない
    7. 注意点⑦:一般NISAからつみたてNISAへ区分変更すると一般NISAで既に保有している商品のロールオーバーができない
    8. 注意点⑧:別の証券会社の一般NISA(新NISA)口座へロールオーバーできない
    9. 注意点⑨:一般NISA⇔つみたてNISAへロールオーバーはできない
    10. 注意点⑩:一般NISAから新NISAへのロールオーバーは複雑だけど可能
  2. つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更手続き2ステップ
    1. 区分変更ステップ①:証券会社で区分変更申請を行う
    2. 区分変更ステップ②:区分変更依頼書が届くので、名前等を記載して返送
  3. SBI証券は定期買付「NISA枠ぎりぎりで買付を止める」「NISA枠を超えたら課税口座で買う」が設定できる
  4. つみたてNISAから一般NISAを経由して新NISAへ移行すると非課税枠が1,000万円を超える
  5. 最近疑義が出てきた米国ETFの「インカムゲイン」
  6. さいごに(ぬくぬくの出口戦略)
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つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更で注意すべき10のこと

No大区分注意すべきこと
1区分変更つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更は取引有無で9/30が分岐点
2区分変更つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更中に投資可能枠が一時停止される
3区分変更つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更後(翌年)の注文はいつから可能に?
4区分変更一般NISA(2023年まで)と新NISA(2024年から)のロールオーバーで
一般NISAの2回目ロールオーバーできるか不明
5前提知識「つみたてNISA」「一般NISA(新NISA)」区分は年ごとに管理されている
6前提知識「つみたてNISA」⇔「一般NISA」間で株や投信の移管はできない
7ロールオーバー一般NISAからつみたてNISAへ区分変更すると
一般NISAで既に保有している商品のロールオーバーができない
8ロールオーバー一般NISA(新NISA)口座へ別の証券会社へロールオーバーできない
9ロールオーバー一般NISA⇔つみたてNISA間でのロールオーバーはできない
10ロールオーバー一般NISAから新NISAへのロールオーバーは複雑だけど可能
<つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更で注意すべき10のこと一覧>

 つみたてNISA⇔一般NISA(新NISA)を変更するにあたって、それぞれの特徴・制限があることから、区分変更で注意すべき点が10個あります。

 それではつみたてNISA・一般NISAの区分変更の注意点を詳しく解説していきます!

注意点①:つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更は取引有無で9/30が分岐点

つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更は取引有無で9/30が分岐点
つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更は取引有無で9/30が分岐点

 つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更は、どの証券会社でも9/30が分岐点になります。

区分設定変更前のつみたてNISA枠または一般NISA枠を「利用していない」場合

 区分設定変更前のつみたてNISA枠または一般NISA枠で売買していなければ、9月30日までに手続き完了することで、区分設定変更したい年の区分変更が可能です。

 例えば、2022年の一般NISA枠で売買していなければ、2022年9月30日までに区分設定変更すると、2022年の一般NISA枠をつみたてNISA枠へ変更できます。

区分設定変更前のつみたてNISA枠または一般NISA枠を「利用している」場合

 区分設定変更前のつみたてNISA枠または一般NISA枠で売買していると、10月1日から12月31日の期間だけ区分変更を手続きできます。

 12月31日までに区分設定変更手続きが完了すれば、翌年から区分変更できます。

 申込年の区分設定は変更できません。

 買付・再投資などにより投資可能枠を利用している場合、その年の1月1日から9月30日の間は制度上受付できず不備返却となります

 例えば、2022年のつみたてNISA枠で売買していたら、2022年10月1日から12月31日の期間に一般NISA枠へ区分変更手続きができ、2023年から一般NISA枠を利用できます。

注意点②:つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更中に投資可能枠が一時停止される

つみたてNISA⇔一般NISAの勘定変更中に投資可能枠が一時停止される

 つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更中は、区分変更の対象となる年の取引が一時停止されます

2020年10月につみたてNISAから一般NISAに区分変更して、翌年1月4日から買付した流れをSBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に区分変更してみた!で詳しく解説しています。

つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更を「1月1日~9月30日」に申込した場合【当年取引無しの場合】

つみたてNISA⇔一般NISAの勘定変更中に投資可能枠が一時停止される

 区分設定変更前のつみたてNISA枠または一般NISA枠をその年利用していない場合に、区分変更の申込が1/1~9/30にできます

 区分設定の変更の手続きを行うために、「区分変更申込日~区分設定変更完了まで」の間、申込年の投資可能枠の利用がおよそ1ヵ月間停止されます。(つみたて設定している分も停止されます。)

 区分変更申込して、書類返送してから1~2営業日程度で変更手続きが完了すれば、投資可能枠が利用できるようになります。

 なお、区分設定変更が完了する前に、投資可能枠の停止をキャンセルできますが、区分変更したい場合、再度、書類請求が必要になります。

つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更を「10/1~12/31」に申込した場合【当年取引ありの場合】

SBI証券で、当年にNISA口座で取引があったとき、9/30以前に勘定変更したときのエラーの画面
SBI証券で、当年にNISA口座で取引があったとき、9/30以前に区分変更したときのエラーの画面

 区分設定変更前のつみたてNISA枠または一般NISA枠をその年利用している場合に、区分変更の申込が10/1~12/31にできます

 翌年1/1~1/31の投資可能枠が停止されます。

※当年の投資可能枠は利用できます。

注意点③:つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更後(翌年)の注文はいつから可能に?

つみたてNISA⇔一般NISAの勘定変更後(翌年)の注文はいつから可能に?

つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更を「1/1~9/30」に申込した場合【当年取引無しの場合】

 当年取引無しNISA口座で取引が無く「1/1~9/30」に申込した場合、区分設定変更完了する、およそ1ヵ月間後に区分変更後のつみたてNISA・一般NISAで取引できます。

つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更を「10/1~12/31」に申込した場合【当年取引ありの場合】

口座区分発注方法銘柄楽天証券
一般NISA通常注文国内株式2021.12/28(火)17:15~
一般NISA通常注文外国株式(米国株式)2021.12/28(火)8:00~
一般NISA通常注文投資信託2021.12/23(木)15:00~
一般NISA積立注文2021.12/28(火)~
つみたてNISA楽天カード決済2021.12/1(水)~
つみたてNISAその他2021.12/27(月)17:15~
<2021年に区分変更申請した場合、2022年の取引開始日>

 2021年に区分申請して、2022年から変更後の区分で取引できるようになるのは上記日程でした。

 証券会社によって異なりますので、ご自分でご利用している証券会社で、区分変更時、取引が開始できる日時はよく確認しておきましょう!

注意点④:一般NISA(2023年まで)と新NISA(2024年から)のロールオーバーで一般NISAの2回目ロールオーバーできるか不明

一般NISA(2023年まで)と新NISA(2024年から)のロールオーバーで一般NISAの2回目ロールオーバーできるか不明

 先に一般NISA(2023年まで)から新NISA(2024年から)へロールオーバーできることを書きましたが、2014~2018年に一般NISAで買付している人は、2回目のロールオーバーができるかもしれません

 ただし、2020.9月時点で、金融庁から正式な発表はありませんので、定かではありません

 金融庁などの公的機関から発表があれば更新します。

 老後2000万円問題もあって、個人で老後資金を形成していかなければならない時代ですので、一般NISA→新NISAでロールオーバーできるようであれば、今後もロールオーバーを続けていけることを切に望むところですね。

注意点⑤:「つみたてNISA」「一般NISA(新NISA)」区分は年ごとに管理されている

「つみたてNISA」「一般NISA(新NISA)」勘定は年ごとに管理されている

 「つみたてNISA」「一般NISA(新NISA)口座」の区分の口座どちらか1つの口座を、
1つの金融機関でしか作成できません。

 しかし、NISA口座は、各年ごとに区分口座として管理されているので、
年ごとに「つみたてNISA」と「一般NISA」を切り替えられます。

 区分変更できる・できないの具体例を見てみましょう。

OK(できる)
  • SBI証券で「つみたてNISA口座」を開設
  • 2021年に楽天証券で「つみたてNISA口座」を開設・取引
      ⇩
    2022年にSBI証券で「NISA口座」を開設・取引
NG(できない)
  • SBI証券で「つみたてNISA口座」と「一般NISA口座」を同一年に開設
  • SBI証券で「つみたてNISA口座」楽天証券で「一般NISA口座」を同一年に開設

 NISA口座は、同一年において1人1口座(1金融機関)しか開設できません。

 一般NISA・つみたてNISAの口座開設は、金融機関を変更した場合を除き、
1人につき1口座に限られ、複数の金融機関には申し込みできません

 金融機関を変更して、複数の金融機関でNISA・つみたてNISAの口座を開設した場合は、各年において1つの口座でしか取引できません

注意点⑥:「つみたてNISA」⇔「一般NISA」間で株や投信の移管はできない

「つみたてNISA」⇔「一般NISA」間で株や投信の移管はできない

既に保有している「一般NISA」の商品は「つみたてNISA」へ移管できません。

逆に、既に保有している「つみたてNISA」の商品は「一般NISA」へ移管できません。

いずれも区分変更前の口座区分で、非課税期間を終えるまで保有し続けることになります。

注意点⑦:一般NISAからつみたてNISAへ区分変更すると一般NISAで既に保有している商品のロールオーバーができない

 一般NISAからつみたてNISAへ区分変更すると、一般NISAで既に保有している商品ロールオーバーできません。

 一般NISAで保有していた商品をロールオーバーしたい場合、つみたてNISAから一般NISAへ区分変更することで、ロールオーバーできます

 なお、ロールオーバーしなくても、最初の5年間の非課税期間中であれば、配当金、分配金や売買益等は非課税のままです。

注意点⑧:別の証券会社の一般NISA(新NISA)口座へロールオーバーできない

別の証券会社の一般NISA(新NISA)口座へロールオーバーできない

 NISA区分口座は、各年ごとに管理しており、ひとつの証券会社での管理になるため、別の証券会社に”受け”となる同一年のNISA区分口座を作れないため、ロールオーバーできません

 別の証券会社へ一般NISA(新NISA)口座を移管してからであれば、ロールオーバーできます。

注意点⑨:一般NISA⇔つみたてNISAへロールオーバーはできない

一般NISA⇔つみたてNISAへロールオーバーはできない

 ロールオーバーは「非課税投資枠に移行(移管)する」行為ですので、先に記載した通り、別区分口座間でのロールオーバーはできません。

注意点⑩:一般NISAから新NISAへのロールオーバーは複雑だけど可能

2024年から始まる新NISAですが、金融庁の公表文書によると「一般NISA」から「新NISA」へロールオーバーできます

一般NISAから新NISAへのロールオーバー
 5年間の非課税期間終了時において、一般NISA内全額を新NISAにロールオーバーをすることが可能(時価ベース)

ロールオーバーの優先順
 新NISAの2階部分:102万円の枠を先に利用
 新NISAの1階部分:2階部分の102万円の枠を使い切ったら、1階部分の20万円の枠を利用する

枠を超えたロールオーバー
 122万円の枠を超えるロールオーバーは、2階部分に入る

(出典)金融庁 新しいNISA制度の概要と改正の狙い より
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つみたてNISA⇔一般NISAの区分変更手続き2ステップ

つみたてNISA⇔一般NISAの勘定変更手続き

これまで紹介してきた下記の注意点を踏まえて、NISA口座の区分を変更する場合、手続きは簡単です。

  1. NISA区分年ごとに管理されている
  2. NISA間で株や投信の移管はできない
  3. つみたてNISAにすると一般NISAで既に保有している商品のロールオーバーができない
  4. 別の証券会社ロールオーバーできない
  5. NISA間ロールオーバーはできない
  6. 一般NISAから新NISA(仮)へのロールオーバーは可能
  7. 株式数比例配分方式」なら配当金・分配金が非課税
  8. NISAの配当金外国税額控除を受けられない
  9. NISAは確定申告不要
  10. NISAの区分変更9/30が分岐点
  11. NISAの区分変更中投資可能枠が一時停止される
  12. NISAの区分変更後投資可能になる日が証券会社ごとに異なる
  13. 一般NISAから新NISA(2024年から)のロールオーバー(2回目)は不明

区分変更ステップ①:証券会社で区分変更申請を行う

 SBI証券の場合は、ログイン画面右側の「NISA→つみたてNISA」または「つみたてNISA→NISA」の「変更」ボタンから、区分変更手続きを申し込みします。

区分変更ステップ②:区分変更依頼書が届くので、名前等を記載して返送

 勘定変更依頼書が届きますので、名前等を記載して返送するだけ!

 実際にぬくぬくが区分変更した流れを「SBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に区分変更してみた!」に記載していますので是非ご覧ください。

SBI証券は定期買付「NISA枠ぎりぎりで買付を止める」「NISA枠を超えたら課税口座で買う」が設定できる

SBI証券定期買付「NISA枠ぎりぎりで買付を止める」「NISA枠を超えたら課税口座で買う」

 SBI証券の場合、定期買付「NISA枠ぎりぎりで買付を止める」「NISA枠を超えたら課税口座で買う」が設定できます。

 私は「NISA枠を超えたら課税口座で買う」で積み立て設定していく予定です。

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ぬくぬくも開設済みでおススメ!

つみたてNISAから一般NISAを経由して新NISAへ移行すると非課税枠が1,000万円を超える

つみたてNISAから一般NISAを経由して新NISAへ移行すると非課税枠が1000円を超える
⇧クリックすると画像を拡大できます⇧

 私は2020年までつみたてNISAで投資していますが、2021から一般NISAへ区分変更しました。

 つみたてNISAから一般NISAを経由して新NISAへ移行すると

非課税枠が1,000万円を超える

上の画像のとおり、

  • 一般NISAから新NISAへロールオーバーが可能
  • 新NISAからつみたてNISAへのロールオーバーができる

ため、最終的には1,000万円を超える非課税枠を確保できることになりますので、

この恩恵を受けようと考えています。

メインはあくまで「投資信託分散投資のキャピタルゲイン」とし、

  • SBI証券のつみたてNISA→一般NISA(2024から新NISA)へ区分変更
  • SBI証券×三井住友カード決済の上限(2021.6月30日以降)で投信積立
  • Vポイント三井住友カードの利用料に1ポイント1円で充当

 投資金額は、毎月5万円、年間60万円とし、ロールオーバーして6年目以降は追加で毎月5万円分を購入し、120万円の非課税枠を使い切ります。

 これで、時間分散、資産分散と、毎月3万円では足りなかった枠を使うことができます。

 なお、ロールオーバーについては、結局永久化することを想定していますので、老後に使う時までロールオーバーを繰り返し、評価益分の非課税の恩恵を受けていこうと考えています。

最近疑義が出てきた米国ETFの「インカムゲイン」

私はあくまで遊びの範囲で、米国ETF(SPYD,HDV,VYM)インカムゲインを楽しんでいます。

投資成果を肌で感じたいことから始めた米国株ETFの高配当投資ですが、四半期ごとに配当金が手元に来るのは嬉しいものですね。

米国ETFについては、一般NISAへ区分変更し、2024年に新NISAになっても、次の理由から特定口座でそのまま運用していきます。

  • ふるさと納税6団体以上で確定申告する
  • 確定申告外国税額控除の10%は取り戻す
  • 基本はバイアンドホ―ルド
  • 売却する時、NISA枠を悩まなくて済む
  • 損益通算も想定

さいごに(ぬくぬくの出口戦略)

老後に取り崩していくときは「3%ルール」で取り崩していく予定です。

 詳細は資産運用の出口戦略「4%ルール」で老後資金を取り崩せる証券会社は?で解説していますので、そちらをご覧ください。

実際に私が区分変更した流れSBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に区分変更してみた!で解説していますので是非ご覧ください。

「資産運用」「投資」について深く知りたい方30代でも遅くない!「資産運用」「投資」の始め方15ステップ!にまとめていますので是非ご一読ください!

以上、ご参考になれば幸いです。

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【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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