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新型コロナウィルスで亡くなった方の葬儀はどうすれば?

新型コロナウィルスで亡くなった方の葬儀はどうすれば?
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新型コロナウィルスで亡くなってしまった方の葬儀はどうなるのでしょうか?

  • 身内が新型コロナウィルスで亡くなってしまった。どうなるの?
  • 新型コロナウィルスで亡くなると、そのまま火葬されてしまい、帰ってきたときにはお骨になると聞いた。ホント?

こんなお悩みにお答えします。

本記事は下記資料をもとに作成したものです。

本記事でわかること
  • 新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方への対応の基礎知識
  • 新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方への対応の流れ
  • 「新型コロナウィルスで亡くなった方の火葬」と「通常の火葬」との違い
  • 遺族等の方が濃厚接触者である場合の「葬儀・火葬」への対応
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
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 10分くらいで、コロナウィルスで亡くなった方の後の対応イメージが付きますので、ご一読いただけますと幸いです。

目次
  1. 新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方への対応の基礎知識
    1. ①遺体からの感染リスクは「接触感染」がリスク
    2. ②ご遺体は「納体袋(非透過)」に収容される
    3. ③コロナで亡くなった方(疑い含む)のご遺体は「24 時間以内に火葬が可能」
    4. ④コロナウィルスは100℃を超える温度にさらされると失活する(火葬関係)
  2. 新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方への対応の流れ
    1. ①臨終後の対応(死亡確認後の遺族等の方への対応)
    2. ②エンゼルケア(死後処置)
    3. ③納棺
    4. ④遺体搬送
    5. ⑤通夜、葬儀
    6. ⑥火葬
    7. ⑦拾骨
  3. 「新型コロナウィルスで亡くなった方の火葬」と「通常の火葬」との違い
    1. ①ご遺体は非透過性納体袋を開けられないため、生身には触れられない
    2. ②新型コロナウイルスで亡くなった方のご遺体は24時間以内に火葬することが可能(通常24時間経過してからしか火葬できない)
    3. ③遺品の取扱い
    4. ④死亡前又は後のPCR検査結果が陰性だった遺体の取扱い
    5. ⑤ご遺体の取扱い
  4. 遺族等の方が濃厚接触者である場合の「葬儀・火葬」への対応
    1. ①症状のある場合は参列等禁止
    2. ②無症状の濃厚接触者はオンラインで参列
    3. ③葬儀、火葬へ参列される場合の注意点
  5. 本記事の参考ガイドライン
  6. 新型コロナウィルスで亡くなった方の葬儀はどうすれば? まとめ
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新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方への対応の基礎知識

 まずは新型コロナウィルスで亡くなられた方への対応で知っておくべき基礎知識を挙げます。

なお、基本的な「3密」「飛沫・接触感染」の意味に関しては誰もが把握していると思いますので除外します。

コロナで亡くなった方への対応基礎知識
  • 遺体からの感染リスクは「接触感染」がリスク
  • ご遺体は「納体袋(非透過)」に収容される
  • コロナで亡くなった方(疑い含む)のご遺体は「24 時間以内に火葬が可能」
  • コロナウィルスは100℃を超える温度にさらされると失活する(火葬関係)

①遺体からの感染リスクは「接触感染」がリスク

 新型コロナウイルス感染症は、「飛沫感染」「接触感染」で感染します。

したがって感染リスクは下記のとおりとなります。

  • 飛沫感染・・・呼吸や咳嗽(咳のこと)による感染のおそれは無し
  • 接触感染・・・注意が必要

新型コロナウィルスで亡くなったご遺体への接触は、例え家族と言えど、できません。

遺体からの接触感染を避けるため、遺体に触れることは控えてください。特に重症化のリスクのある方〔高齢者、基礎疾患(糖尿病、心不全、COPD 等の呼吸器疾患)のある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方、妊婦の方等〕については、十分な注意が必要です

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

②ご遺体は「納体袋(非透過)」に収容される

ご遺体は「納体袋(非透過)」に収容される

逝去された後、すぐにご遺体は「非透過性納体袋(透けて見えないタイプの納体袋)」に二重に収容されます。

遺体は、感染管理の観点から非透過性納体袋に収容することを推奨します。非透過性とは、液体が浸透しないという意味であり、色については透明でも感染対策上の支障はありません。

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

③コロナで亡くなった方(疑い含む)のご遺体は「24 時間以内に火葬が可能」

コロナで亡くなった方(疑い含む)のご遺体は「24 時間以内に火葬が可能」

 新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の遺体は、24 時間以内に火葬できます。(通常は24時間経過してからでないと火葬できません)

 あくまで、24時間以内の火葬が「可能」であって、「必須ではありません」。

新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の遺体は、24 時間以内に火葬することができるとされており、必須ではありません

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

(死体の移動制限等)
第三十条 3 一類感染症、二類感染症、三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある死体は、二十四時間以内に火葬し、又は埋葬することができる。

(出典)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 30 条第 3 項

④コロナウィルスは100℃を超える温度にさらされると失活する(火葬関係)

コロナウィルスは100℃を超える温度にさらされると失活する(火葬関係)

新型コロナウィルスも100℃を超える熱にさらされると失活します。

 

100℃を超える温度にさらされたウイルスは失活すること、その温度に達するまでは注意が必要であることについて、理解しておくようにします。

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

 「接触感染」「ご遺体は納体袋(非透過)に収容」「24 時間以内に火葬が可能」「100℃超えで失活」の4点を踏まえて、葬儀や火葬までの流れがどうなるのか、解説していきます。

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新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方への対応の流れ

新型コロナウィルスで亡くなった方への対応の流れは次の7ステップです。

コロナで亡くなった方への対応の流れ
  • 臨終後の対応(死亡確認後の遺族等の方への対応)
  • エンゼルケア(死後処置)
  • 納棺
  • 遺体搬送
  • 通夜、葬儀
  • 火葬
  • 拾骨

①臨終後の対応(死亡確認後の遺族等の方への対応)

・安全に臨終後の対応が行えるように、医療従事者の指示に従う
・24 時間以内の火葬が可能であるが義務ではないことの説明を受ける

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

基本的に医療従事者の指示に従う形になります。

このとき

  • ご遺体を24時間以内に火葬できるが、義務ではないこと
  • 感染拡大防止のために、身体を納体袋に納める必要があること

の説明を受けることになります。

医師からの死亡宣告を受けたら、コロナ死亡者に対応した葬儀社へ連絡して相談しましょう。

②エンゼルケア(死後処置)

・エンゼルメイクを行う場合は、体液等との接触リスクが低減した状況を整えたうえで、手袋をしてメイクを行います
エンゼルケア後、非透過性納体袋に収容される
ドライアイス(非気密性の袋に包まれている)は非透過性納体袋の外側にセット
非透過性納体袋が無い場合は「鼻、耳、口、膣、肛門等への詰め物や紙おむつの使用により体液等の漏出を防止」します。

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

ケアを短時間で行う。
暴露リスクを考慮し、通常のエンゼルケアと比べると短時間でケアを行う。事前に感染予
防のために短時間でケアを行う必要があること、自分達にとっても大切な患者さんであり、
丁寧に行うので安心してほしいことを家族に伝える

(出典)日本医師会総合政策研究機構(JMARI)新型コロナウイルス感染症 ご遺体の搬送・葬儀・火葬の実施マニュアル 第5訂」より
エンゼルケア(死後処置)

逝去された後、すぐにご遺体は「非透過性納体袋(透けて見えないタイプの納体袋)」に二重に収容されます。

新型コロナで亡くなった方の遺体については、何もされない可能性があります。

  • 服の着せ替えがない
  • 髪の毛が整えられない
  • 医療器具を付けたまま

最悪、上記のようなケースもあります。

③納棺

遺体からの感染リスクへの対応
・非透過性納体袋に収容・密閉され、破損等も生じていなければ、遺体への特別な感染対策は不要ですが、非透過性納体袋を適切に管理することが必要です。
遺体搬送前に納棺することで、搬送による非透過性納体袋の破損リスクが低減されます。

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

非透過性納体袋に収容・密閉され、破損等も生じていなければ、遺体への特別な感染対策は不要となっています。

しかし、葬儀社や火葬場によっては下記のような受け入れ条件を立てているところがあります。

  • 棺の隙間をすべて目張りすること
  • 中には棺の周りを何重にもラッピングすること

したがって、棺にドライアイスを当てて防腐処置ができないこともあります。

④遺体搬送

安全に遺体を搬送できるように、遺体等を取り扱う事業者(葬儀社)の指示に従う形になります。

⑤通夜、葬儀

体調の悪い方は参列不可
・体温を測定・手指消毒を徹底
・マスクをして人との距離(可能な限り 2m)徹底
・部屋の換気
・会場のスペースによっては、人数に制限を設けること
ご遺体の非透過性納体袋を開封しないこと
・お焼香またはお線香をあげる際は、焼香台付近に置いてある消毒液で、事前事後に手指等の消毒を行う

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

お通夜・葬儀ができる場合においても、ご遺体の非透過性納体袋は開封できません。

オンライン葬儀が推奨されているのも今や当たり前になっています。

⑥火葬

通夜・葬儀と注意点は同じです。

安全に火葬が執り行えるように、火葬場従事者の指示に従うことになります。

⑦拾骨

火葬後は、通常どおりの拾骨できる
・100℃を超える温度にさらされたウイルスは失活すること、その温度に達するまでは注意が必要

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

火葬後の焼骨からは感染の心配はないので、遺族に収骨をしていただくことは可能である。
・その際、代表者など少数でおこなってもらうようにお願いする。
収骨に使用する収骨用の箸は再利用せず、使い捨てにする。

(出典)厚生労働省埋火葬の円滑な実施に関するガイドライン」より

拾骨(収骨)からの感染リスクは無いので、可能です。

しかし3密を避けて、少人数でやること。

箸は通常使いまわしますが、使い捨てになります。

「新型コロナウィルスで亡くなった方の火葬」と「通常の火葬」との違い

これまでお伝えしてきたとおり「新型コロナウィルスで亡くなった方の火葬」と「通常の火葬」には違いがあります。

ポイントとなるのは次の5点。

「コロナで亡くなった方の火葬」と「通常の火葬」との違い
  • ご遺体は非透過性納体袋を開けることはできないため、生身には触れられない
  • 新型コロナウイルスで亡くなった方のご遺体は24時間以内に火葬することが可能(通常24時間経過してからしか火葬できない)
  • 遺品の取扱い
  • 死亡前又は後のPCR検査結果が陰性だった遺体の取扱い
  • ご遺体の取扱い

かんたんに解説していきます。

①ご遺体は非透過性納体袋を開けられないため、生身には触れられない

ご遺体の非透過性納体袋を開封しないこと

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より
ご遺体は非透過性納体袋を開けられないため、生身には触れられない

ご遺体は非透過性納体袋を開けられないため、生身には触れられません

しかし

遺体からの接触感染を避けるため、非透過性納体袋を開封しないことが原則ですが、遺品等を遺体から取り外す場合等、やむを得ず非透過性納体袋を開封することとなった場合には、感染対策の専門知識を有する者の立会いの下で行うことを推奨します。

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

にあるとおり、遺品等を取り外す場合など、やむを得ない場合は専門家のもと、非透過性納体袋を開けられます。

②新型コロナウイルスで亡くなった方のご遺体は24時間以内に火葬することが可能(通常24時間経過してからしか火葬できない)

新型コロナウイルスで亡くなった方のご遺体は24時間以内に火葬することが可能

新型コロナウィルスで亡くなった方は、24時間以内に火葬が可能です。

(通常24時間経過してからしか火葬できません)

新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の遺体は、24 時間以内に火葬することができるとされており、必須ではありません

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

(死体の移動制限等)
第三十条 3 一類感染症、二類感染症、三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある死体は、二十四時間以内に火葬し、又は埋葬することができる。

(出典)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 30 条第 3 項

③遺品の取扱い

必要に応じて清拭消毒を行えば、遺品の取扱いは通常どおりに行って問題ありません
一定期間(10 日間程度)保管することにより、消毒の代用可能

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

新型コロナウィルス残存期間は下表のとおりです。

コロナウィルス残存期間時間
プラスチックやステンレス表面で 72時間
その他の素材72時間以下
【参考】コロナウィルス以外6~9日間が残存期間のものもある
新型コロナウィルス残存期間

④死亡前又は後のPCR検査結果が陰性だった遺体の取扱い

死亡前又は後のPCR検査結果が陰性だった遺体の取扱い

死亡前や死亡後にPCR検査結果が陰性だった場合、「通常の遺体と同様に取扱う」ことになります。

問 9 死亡前又は後の PCR 検査結果が陰性だった遺体の取扱いはどのようにすればよいですか。
医師が総合的に判断し感染性がないとした場合は、通常の遺体と同様に取扱っていただいてかまいません。

(出典)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症による亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン より

⑤ご遺体の取扱い

やさしいお葬式での「コロナウィルスで亡くなった方のご遺体の取り扱い」を参考に一覧にします。

ご遺体の取り扱い可否
搬送車への遺族同乗×
故人との面会×
ご遺体納棺時の非透過性納体袋必要
棺の開閉(花入れ)×
死に化粧△(最低限)
ご遺体への接触×
  • 病院から葬儀社や火葬場への搬送にあたって、ご遺族の同乗はできません。
  • これまで記載してきたとおり、故人との面会・接触もできません。

遺族等の方が濃厚接触者である場合の「葬儀・火葬」への対応

遺族等の方が濃厚接触者である場合の「葬儀・火葬」への対応は次のとおりです。

遺族等の方が濃厚接触者である場合の「葬儀・火葬」への対応
  • 症状のある場合は参列等禁止
  • 無症状の濃厚接触者はオンラインで参列
  • 葬儀、火葬へ参列される場合の注意点

①症状のある場合は参列等禁止

症状のある場合は参列等禁止
  • 対面での打合せ不可
  • 葬儀、火葬への参列不可
  • 参加する場合、オンライン等の手段を活用した参加を原則とする

②無症状の濃厚接触者はオンラインで参列

無症状の濃厚接触者はオンラインで参列
  • オンラインの活用等、対面を避けることを推奨
  • PCR 検査の状況を勘案し、感染対策を徹底のうえ対面での対応も検討可

③葬儀、火葬へ参列される場合の注意点

葬儀、火葬へ参列される場合の注意点
  • 体調の悪い方は参列不可
  • 体温を測定・手指消毒を徹底
  • マスクをして人との距離(可能な限り 2m)徹底
  • 部屋の換気

本記事の参考ガイドライン

本記事は下記資料をもとに作成したものです。

住民側だけでなく、医療従事者、葬儀関係者がどういった指針をもとに動いているのかが理解できます。

ときにドライと取られる行動もガイドラインに明記がありますので、ご一読いただくことをおススメします。

新型コロナウィルスで亡くなった方の葬儀はどうすれば? まとめ

いかがでしたでしょうか?

 コロナウィルスで亡くなってしまった方に、最期、一目会いたいなら『やさしいお葬式』ならオンライン・コロナに対応した葬儀が可能!のコロナ対応プランでお別れできます。

新型コロナウィルスで亡くなった方の葬儀を行うにあたって知っておくべきポイントは次の4点。

コロナで亡くなった方への対応基礎知識
  • ご遺体からの感染リスクは「接触感染」に注意する
  • ご遺体は「納体袋(非透過)」に収容され、そのまま火葬する(原則開けられない)
  • コロナで亡くなった方(疑い含む)のご遺体は「24時間以内に火葬が可能」
  • コロナウィルスは100℃を超える温度にさらされると失活する

そして実際にコロナで亡くなってしまった方の対応の流れは次のとおり。

コロナで亡くなった方への対応の流れ
  • 「24時間以内に火葬可能」「身体を納体袋に納める」旨の説明を受ける
  • エンゼルケア(死後処置)は最低限で非透過の納体袋に収容される
  • 納体袋のまま納棺される
  • 遺体搬送
  • 通夜、葬儀(直接火葬になり、面会できない可能性もある)
  • 火葬(納体袋のまま)
  • 拾骨

コロナで亡くなった方の火葬と、通常の火葬の違いは次の5点。

「コロナで亡くなった方の火葬」と「通常の火葬」との違い
  • ご遺体は非透過性納体袋を開けることはできないため、生身には触れられない
  • 新型コロナウイルスで亡くなった方のご遺体は24時間以内に火葬することが可能(通常24時間経過してからしか火葬できない)
  • 遺品は消毒するか10日経過するまで触れない
  • 死亡前又は後のPCR検査結果が陰性だった遺体は通常のご遺体の取り扱いと同じ
  • ご遺体とは接触だけでなく、面会もできない可能性が高い

ご遺族が濃厚接触者である場合、葬儀や火葬への対応ポイントは次の3点。

遺族等の方が濃厚接触者である場合の「葬儀・火葬」への対応
  • 症状のある場合は参列等禁止
  • 無症状の濃厚接触者は原則オンラインで参列
  • 葬儀、火葬へ参列される場合の注意点

オンライン葬儀については「コロナ禍のNewNormal『オンライン葬儀』の流れと注意点を解説!」をご覧ください。

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