火葬式のみを行う『直葬』とは?知っておくべき4つのデメリット

直葬とは?手間も費用も最強のコストカットになる直葬のやり方と注意点
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時代と共に、徐々に葬儀のやり方も変わりつつあります。

  • 直葬ってどういう葬儀なの?
  • 直葬の流れや費用は?

こんなお悩みにお答えします。

本記事をご覧の方は

  • 葬儀の費用負担を減らしたい
  • 施主(喪主)の精神的負担を減らしたい

という方が多いのではないでしょうか。

本記事では「直葬(ちょくそう)」がどういう葬儀か、メリット・デメリットを解説します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬく一家は、直葬を行う旨、遺言書に記載しています。

本記事でわかること
  • 直葬(ちょくそう)とは?
  • 直葬のメリット・デメリット
  • 直葬の流れ
  • 直葬が選ばれる割合
  • 直葬と一日葬、家族葬、一般葬の違い
  • 直葬と他の葬儀形式の費用比較
  • 直葬を行う時に注意すべき3つの点
  • 直葬を取り扱う葬儀プラン
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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 5分くらいで、直葬とはどういう葬儀なのか、家族葬との違いや費用がわかりますので、ご一読いただけますと幸いです。

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直葬(ちょくそう)とは?

直葬一日葬家族葬一般葬
参列者人数目安1~10名5名程度~10名程度~30名以上
お通夜××
告別式×
火葬(式)
費用目安20万円~35万円~45万円~70万円~
<直葬と一日葬、家族葬、一般葬の違い>

直葬」とは、通夜や告別式といった儀式を行わないで、「火葬式」だけを行う葬儀のことです。

直葬は「火葬式」とも言います。

直葬のメリット3つ

直葬のメリット3つ
  • 費用負担を軽減できる
  • 喪主(施主)や遺族の負担を軽減できる
  • 参列者の負担も軽減できる

メリット①:費用負担を軽減できる

 直葬は、通夜や告別式を行わないため、

  • 祭壇飾り
  • 精進落とし
  • お布施
  • 香典返し

などの費用がかからないため、金銭的な負担を軽減できます。

メリット②:喪主(施主)や遺族の負担を軽減できる

 直葬は、通夜や告別式を行わないため、

  • 喪主(施主)の挨拶
  • 親戚を呼ぶ・呼ばない
  • 式の段取りや受付の調整
  • 参列者の足

などを気にすることなく、故人を偲んで荼毘に付すことができます。

メリット③:参列者の負担も軽減できる

 直葬は、ごく限られた近親者で行うため、参列者の負担も軽減できます。

直葬のデメリット4つ

直葬のデメリット4つ
  • 故人とお別れする時間が短い
  • 親族の理解が必要
  • 菩提寺から納骨を断られる可能性あり
  • 故人とお別れできなかったご親戚やご友人が弔問に来る

デメリット①:故人とお別れする時間が短い

 直葬は、故人の顔を見てお別れを告げるタイミングが、火葬場の火葬炉前の5~10分程度しかありません。

「もっとゆっくり故人とお別れしたかった」と後悔する人もいらっしゃいます。

デメリット②:親族の理解が必要

 直葬は、通夜や告別式を行わなず、近親者でのみ行われるため、ご親戚やご友人などとのトラブルになる可能性があります。

 したがって、訃報をお伝えするときなどに「故人の希望で直葬で送り出します」のように伝えて理解を得ておきましょう。

デメリット③:菩提寺から納骨を断られる可能性あり

 直葬を選択したときによくあるトラブルのひとつです。

 直葬は、通夜や告別式を行わなず、菩提寺の住職の読経が無いため、納骨を断られる可能性があります。

 直葬を行う場合、事前または故人が亡くなったときに菩提寺へ相談しましょう。

 直葬を希望する遺言書エンディングノートがあれば、本人の意思を尊重しながら菩提寺へ相談しましょう。

 菩提寺へ相談前に直葬してしまった場合、四十九日法要を依頼すると納骨に対応してくれることもあります。

 また、もし菩提寺から納骨を断られても、「公営墓地」や「納骨堂」などに永代供養することも可能です。

 いずれにしても、まずは菩提寺に相談してみましょう。

デメリット④:故人とお別れできなかったご親戚やご友人が弔問に来る

 直葬でお別れの参列者を限定するため、自宅へ弔問に訪れるご親族やご友人が多くなってしまい、 お客様の相手をしなければならず、結局手間も精神的負担も増えてしまう可能性があります。

直葬の流れ8ステップ

直葬の流れ8ステップ
  • ご臨終
  • お迎え・安置
  • 菩提寺へ相談し、戒名(法名)を貰う
  • 納棺
  • 出棺
  • 火葬
  • 収骨
  • 納骨

ステップ①:ご臨終

ご臨終されましたら、葬儀社へ連絡し、ご遺体を安置所へ移送していただくよう依頼します。

併せて、病院で死亡診断書を受け取ります。

ステップ②:お迎え・安置

葬儀社が迎えに来たら、葬儀社の安置所もしくは火葬場の安置施設へご遺体を移動します。

ステップ③:菩提寺へ相談し、戒名(法名)を貰う

直葬にする場合、菩提寺と

  • 戒名(法名)を頂戴する
  • 四十九日法要を行う

ことで納骨してもらう旨を相談します。

もし菩提寺が無い場合、お坊さん便で戒名や四十九日法要を手配できます。

おぼうさん便

ステップ④:納棺

ご遺体を棺に納めます。

火葬前に、葬儀社の方で事前に納棺しておいていただけます。

ステップ⑤:出棺

火葬場の安置施設に空きが無い場合、葬儀社の安置施設から移動す(出棺)します。

ステップ⑥:火葬

火葬場で、僧侶の読経を行い、火葬します。

お別れは火葬場での5~10分程度して時間がありません。

また、火葬場での火葬には、予約が必要ですが、葬儀社が実施してくれます。「埋火葬許可証」の取得も実施してくれます。

ステップ⑦:収骨

遺骨を骨壺に納めます。

ステップ⑧:納骨

骨壺を菩提寺に納めます。

直葬が選ばれる割合

公正取引委員会の「(平成29年3月22日)葬儀の取引に関する実態調査報告書」によると

葬儀形式実施割合
家族葬55.1%
直葬26.2%
一日葬17.1%
一般葬5.4%
社葬0.3%

となっており、「家族葬」に次いで「直葬」が20%強になっています。

都心ではより「直葬」が多く、最近では直葬の割合が上昇傾向です。

直葬と一日葬、家族葬、一般葬の違い

直葬一日葬家族葬一般葬
参列者人数目安1~10名5名程度~10名程度~30名以上
お通夜××
告別式×
火葬(式)
費用目安20万円~35万円~45万円~70万円~
<直葬と一日葬、家族葬、一般葬の違い>

直葬と他の葬儀形式の違いは上表のとおりです。

直葬

直葬

出席者の範囲がより限定的

家族葬同様、親族や親しい友人などに限定し、1~10名程度が出席して行われる葬儀です。

「火葬」を行う

通夜と告別式を行わず、火葬のみを行います。

一日葬

一日葬

出席者の範囲が狭い

家族葬同様、親族や親しい友人などに限定し、10~50名を目安に出席して行われる葬儀です。

「告別式」「火葬」を行う

通夜を行わず、告別式と火葬を行います。

家族葬

家族葬

出席者の範囲が狭い

親族や親しい友人などに限定して出席して行われる葬儀です。

「通夜」「告別式」「火葬」の全てを行う

一般葬と同様、通夜、告別式、火葬など、全ての式を行います。

一般葬

一般葬

出席者の範囲が広い

親族以外にも、同僚や近隣住民など、亡くなったかたと生前にお付き合いがあった人が述べなく出席して行われる葬儀です。

「通夜」「告別式」「火葬」の全てを行う

通夜、告別式、火葬など、全ての式を行います。

直葬と一日葬、家族葬、一般葬の違いは次のとおりです。

直葬と他の葬儀形式の費用比較

いい葬儀

日本最大級の葬儀ポータルサイト「いい葬儀」でお馴染みの鎌倉新書の「第4回お葬式に関する全国調査」によると、次のとおりです。

葬儀形式平均費用
一般葬1,493,624円
家族葬964,133円
一日葬851,461円
直葬(火葬式のみ)445,376円

さすがに直葬は「お通夜」「告別式」を行わないので、式費用や通夜ふるまい、精進落としなどが無いので安いです。

ただし、直葬でも必要なものがあり、この費用は一般葬でも直葬でも変わりません。

直葬でも必要なもの
  • 搬送2回分(病院から安置所、安置所から火葬場)
  • 安置施設使用料(3日分)
  • ドライアイス(3日分)
  • 棺、骨壺、お別れ用の花束などの物品一式
  • 火葬料金
  • 運営スタッフ
  • 火葬手続き代行

直葬を行う時に注意すべき3つの点

直葬を行う時に注意すべき3つの点
  • 逝去後、24時間は火葬できない
  • 菩提寺へ納骨について相談しよう
  • 葬祭費の支給申請は死亡診断書を根拠に申請する

直葬の注意点①:逝去後、24時間は火葬できない

逝去後、24時間は火葬できません

世界では、心肺停止して死亡診断された10時間後に、息を吹き返す事例が何例も出ています。

それを受けてか、法律で死亡から24時間は火葬できない旨を決められています。

墓地、埋葬等に関する法律
第二章 埋葬、火葬及び改葬
第三条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後二十四時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。

e-Gov「墓地、埋葬等に関する法律」より

直葬の注意点②:菩提寺へ納骨について相談しよう

いつも法事等をお願いしている菩提寺があって、お墓がある場合、その菩提寺に納骨すると思います。

直葬にする場合、「戒名」と「供養」といった儀式が行われていないことから、納骨を断るお寺もあるようです。

したがって直葬にする場合、菩提寺と

  • 直葬にしたい
  • 戒名(法名)を頂戴する
  • 四十九日法要時に納骨を行う

旨を相談して、合意を取っておきましょう。

直葬の注意点③:葬祭費の支給申請は死亡診断書を根拠に申請する

葬祭費の支給申請を市区町村に申請すると、数万円を貰えます。

その葬祭費の支給申請に「葬儀を行った証明」として一般に「会葬礼状」の提出を求められますが「死亡診断書」でも受け付けてもらえます。

直葬を取り扱う葬儀プランは?

小さなお葬式 新バナー

株式会社ユニクエストが展開する「全国対応、低価格のシンプルな葬儀【小さなお葬式】」で取り扱っています。

小さなお葬式小さなお別れ葬小さな火葬式小さな一日葬小さな家族葬小さな一般葬
価格14万1900円18万5900円33万9900円44万9900円66万9900円
相場平均20万円40万円80万円100万円180万円

直葬プランがある「小さなお葬式」の例を見てみると、上表のとおりです。

直葬でよくある質問QA

Q
直葬のとき戒名(法名)は必要?
A

一般的に菩提寺に納骨する場合は必要です。

無宗教のお寺に納骨するなら不要な場合もあります。

菩提寺に確認・相談しましょう。

Q
直葬に参列するときの服装は?
A

直葬に参列するときは略喪服です。

男性ならダークスーツ、女性ならワンピース、サンサンブル、スーツ、パンツで、色は黒・グレー・紺。

お通夜や告別式に参列するときと同じ服装が安牌です。

Q
直葬は薄情?
A

個人の感想ですが、私は薄情とは思いません。

むしろ「手間も費用もかけさせたくない。時間とお金は別のことに使って!」と思います。

私の60代前半の母親も、葬儀についての話になったとき「直葬なんてあるの?是非、直葬にして!」と、遺言書に明記したほどです。

考え方は人それぞれですので、状況や人間関係を勘案したうえで、直葬を選択しましょう。

直葬とは?やり方と注意点 まとめ

「直葬」についてまとめると次のとおりです。

直葬とは?

お通夜と告別式を行わず、「火葬式」のみを行う葬儀形式のこと。

今や「20%強」が直葬をを選択している。

直葬のやり方

「直葬」の流れ

ご臨終 ⇒ お迎え・安置 ⇒ 菩提寺で戒名(法名)取得 ⇒ 納棺 ⇒ 出棺 ⇒ 火葬 ⇒ 収骨

費用

40万円前後

直葬の注意点
  1. 逝去後、24時間は火葬できない
  2. 菩提寺から納骨を断られないように事前相談が必須
  3. 亡くなったかたとお別れできなかったかたが家に来る
  4. 葬祭費の支給申請は死亡診断書を根拠に申請する

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特に菩提寺が無い場合に読経などをお願いしたい場合、お坊さん便というサービスがあります。

おぼうさん便

亡くなった後に家族がどういう対応を行うのかは、身内が死亡したときに家族が行う手続きや流れの12ステップをご覧いただけますと幸いです。

終活
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
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