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パスポートの更新・申請がオンラインで可能に!条件・やり方は?

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2023年3月27日から、パスポートのオンライン申請が始まりました!

パスポートのオンライン申請では、「マイナポータル」と「マイナンバーカード」を使って、

  • パスポートの切替申請(更新)
  • パスポートの新規申請(一部団体のみ)
  • パスポートの記載事項変更(一部団体のみ)
  • パスポートの再発行(一部団体のみ)

などを行います。

パスポートのオンライン申請ってどうやるの?条件は?

こんなギモンにお答えします。

本記事をご覧の方は、パスポートのオンライン申請について

  • パスポートのオンライン申請っていつから始まったの?
  • オンライン申請の条件ややり方は?
  • 対応している都道府県は?

という方が多いのではないでしょうか。

本記事では、2023年3月27日から始まった、パスポートのオンライン申請について解説します。

ぬくぬく
ぬくぬく

まだ始まったばかりなので、今分かっている情報をお伝えしますよー

本記事でわかること
  • 2023年3月27日(月)から!パスポート申請の変更点4つ
  • パスポートのオンライン申請できる条件
  • パスポートのオンライン申請の手数料一覧
  • パスポートのオンライン申請に対応している都道府県一覧
  • パスポートのオンライン申請で必要なもの一覧
  • パスポートのオンライン申請のやり方15ステップ
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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5分くらいで、パスポートのオンライン申請がどういったサービスなのか、イメージが付きますので、ご一読いただけますと幸いです。

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2023年3月27日(月)から!パスポート申請の変更点4つ

パスポートのオンライン申請以外にも、2023年3月27日(月)から、パスポート申請に関わる変更点が4つあります。

3/27からのパスポートの変更点
  • 変更点①:パスポートの「更新」がオンラインで可能に!
  • 変更点②:査証欄の増補廃止!新パスポート発行に!
  • 変更点③:発行後6か月以内受け取らず失効すると手数料発生!
  • 変更点④:パスポート申請時の必要書類が「戸籍謄本(全部事項証明書)」のみに!

変更点①:パスポートの「更新」がオンラインで可能に!

2023年3月27日より、マイナポータルからパスポートの更新申請ができるようになりました。

ただし、受取は、パスポートセンターへ出向いて、古いパスポートと交換で受け取りになります。

変更点②:査証欄の増補廃止!新パスポート発行に!

2023年3月26日までは、査証欄の余白が無くなったら、2500円程度で、40ページの増補ができていました。

しかし、2023年3月27日以降、パスポートの信頼性の維持を目的とし、増補ができなくなり、新たにパスポートを作成することになりました。

なお、手数料は純粋に新規でパスポートを作成するときより安く発行できるようです。

変更点③:発行後6か月以内受け取らず失効すると手数料発生!

パスポートを申請、発行されたら、6か月以内に受け取らないとパスポートは失効します。

失効したパスポートを無視したまま、新たにパスポートを申請すると、通常より手数料が高くなります。

なお、例外規定が追加され、国外において、やむを得ない事情でパスポートを受け取れない場合は、6か月後でも効力を失わないことになっています。

岩手県の例10年5年
通常16,00011,000
5年以内に未交付失効22,000
(失効手数料6,000円)
17,000
(失効手数料6,000円)
パスポート申請未受取6か月経過で発生する失効手数料例

変更点④:パスポート申請時の必要書類が「戸籍謄本(全部事項証明書)」のみに!

パスポート申請に必要な書類のうち、戸籍については「戸籍抄本(本人のみの戸籍情報)」も有効でしたが、「戸籍謄本(全部事項証明書)」のみになります。

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パスポートのオンライン申請できる条件

パスポートのオンライン申請が可能な条件は、次の5つ、全てを満たした場合に限ります。

オンライン申請の条件
  • 各パスポートセンターが対応していること
  • 新規・更新・氏名等変更・紛失の条件を満たしていること
  • マイナンバーカード(署名用電子証明書)があること
  • マイナンバーカード読取対応のスマートフォンを持っていること
  • 手数料の納付は「受取時」または「クレジットカード(一部窓口)」で

条件①:各パスポートセンターが対応していること

パスポートオンライン申請の条件1つ目は、発行後のパスポートを受け取るパスポートセンターが、パスポートのオンライン申請に対応していること。

パスポートのオンライン申請対応都道府県一覧から、ご自分がパスポートを受け取るパスポートセンターがオンライン申請に対応しているか、必ず確認しましょう!

条件②:新規・更新・氏名等変更・紛失の条件を満たしていること

パスポートオンライン申請の条件2つ目は、新規申請や更新申請など、各条件を満たしていること。

申請区分条件戸籍謄本(全部記載事項証明書)
郵送(簡易書留)提出
切替申請(更新)残りの有効期間が1年未満×
不要
新規申請・初めてパスポートを申請する
または
・パスポートの有効期間が切れている

必要
記載事項変更
(氏名や本籍等を変更)
・結婚や養子縁組等で、戸籍上の姓に変更があった
または
・本籍地の都道府県に変更があった
または
・国際結婚等で、配偶者の姓を別姓として追記する

必要
紛失したとき
新規申請
パスポートの紛失、焼失、盗難
(紛焼失届出・新規発給の申請を同時に実施)

必要
査証欄増補
(=切替申請(更新))
査証欄の余白が見開き3ページ以下×
不要
パスポートのオンライン申請の条件

新規申請などは、オンライン申請したとしても「戸籍謄本(全部事項証明書)」を、簡易書留で、郵送して提出しなければなりません。

条件③:マイナンバーカード(署名用電子証明書)があること

パスポートオンライン申請の条件3つ目は、電子証明書登録しているマイナンバーカードを持っていることです。

マイナポータルアプリから、パスポートのオンライン申請する際、マイナンバーカードを読み取り、電子証明用電子証明書パスワード(6~16桁の英数字)の入力が必要です。

したがって

  • マイナンバーカードがあること
  • マイナンバーカードに電子署名用電子証明書が格納されていること

が条件になります。

マイナンバーカードを作っても、電子証明書を登録していない人は利用できません。

条件④:マイナンバーカード読取対応のスマートフォンを持っていること

パスポートオンライン申請の条件4つ目は、マイナンバーカードを読み取りできるスマートフォンを持っていることです。

パスポートのオンライン申請は、マイナポータルアプリから申請します。

申請する際、マイナポータルアプリから、マイナンバーカードの読み取りが必要です。

パソコンのマイナポータルからも申請はできますが、マイナポータルアプリからマイナンバーカードの読み取りが必要なため、結局スマートフォンは必要です。

参考リンクマイナンバーカードを読み取りできるスマートフォン対応機種一覧

条件⑤:手数料の納付は「受取時」または「クレジットカード(一部窓口)」で

パスポートオンライン申請の条件5つ目は、受取時にパスポートセンターへ出向いて、手数料の納付が必要なことです。

各種手数料は、

  • パスポートを受け取る際に、窓口で納付
  • 一部窓口では、クレジットカード納付

となります。

今までは、「申請時」と「受取時」の両方、窓口へ出向いていましたが、オンライン申請すれば「受取時のみ」窓口へ出向けばOKになります。

参考リンク外務省「国内からオンライン申請する

パスポートのオンライン申請の手数料一覧

パスポートのオンライン申請の手数料は下表のとおりです。

区分新規申請切替申請
(更新)
記載事項変更
(氏名/本籍等変更)
紛失届及び新規申請
(残存有効期間同一旅券)
未交付再申請
1016,00016,00016,0006,00022,000
5
(12歳以上)
11,00011,00011,0006,00017,000
5
(12歳未満)
6,0006,0006,0006,00012,000
パスポートのオンライン申請の手数料一覧

都道府県によって、手数料は異なりますので、必ず確認しましょう

参考リンク政府広報オンライン

パスポートのオンライン申請に対応している都道府県一覧

パスポートのオンライン申請に対応している都道府県は下表のとおりです。

対応している業務は、パスポートセンターによって異なるので、自分が申請しに行くパスポートセンターが電子申請対応しているかを必ず確認しましょう!

都道府県新規申請切替申請(更新)記載事項変更
(氏名/本籍等変更)
紛失届及び新規申請
北海道×××
青森県
岩手県×××
宮城県××
秋田県×××
山形県×××
福島県×××
茨城県
栃木県×××
群馬県×××
埼玉県
千葉県
東京都×××
神奈川県×××
新潟県×××
富山県
石川県×××
福井県×××
山梨県×××
長野県×××
岐阜県×××
静岡県×××
愛知県×××
三重県×××
滋賀県×××
京都府
大阪府
兵庫県×××
奈良県×××
和歌山県××
鳥取県
島根県×××
岡山県×××
広島県×××
山口県×××
徳島県××
香川県××
愛媛県×××
高知県××
福岡県×××
佐賀県×××
長崎県×××
熊本県××
大分県××
宮崎県×××
鹿児島県×××
沖縄県××
パスポートのオンライン申請に対応している都道府県一覧

参考リンク政府広報オンライン

パスポートのオンライン申請で必要なもの一覧

パスポートのオンライン申請で必要なものは下表のとおりです。

必要な物新規申請
(有効期限切れ含む)
切替申請
(更新)
記載事項変更
(氏名/本籍等変更)
紛失届及び新規申請
(残存有効期間同一旅券)
マイナンバーカードの「利用者証明用電子証明書」
マイナンバーカード
スマホ
マイナンバーカード読取対応の
スマートフォン

現在有効なパスポート
×
(不要)
×
(不要)

戸籍謄本(全部事項証明書)
×
(不要)

顔写真
×
(不要)
×
(不要)
×
(不要)
×
(不要)
パスポートのオンライン申請で必要なもの一覧

証明書の顔写真は、マイナポータルアプリから申請する際に、スマートフォンで撮影するため、不要のようです。

パスポートのオンライン申請のやり方15ステップ

パスポートのオンライン申請のやり方は、以下のとおりです。

パスポートのオンライン申請のやり方

実際にマイナポータルが公開されたら、詳しい画面は更新していきますね。

参考リンクパスポートのオンライン申請の利用案内ポスター・パンフレット
参考リンクマイナポータル「操作マニュアル パスポート申請

さいごに

パスポートのオンライン申請について、何となくイメージできましたでしょうか?

注意すべきは、申請しても「受取時は窓口に行く必要がある」という点は、変わらないということでしょう。

マイナンバーカードの申請も同じですが、こういった厳格に本人確認が必要なものは、「必ず対面での確認が必要」とされていますので、完全オンライン申請・受け取りになるのは、関連法が変わらないと、オペレーションも変わらないでしょう。

いずれにしても、マイナンバーカードを活用したオンラインで申請が今後も増えていくと思いますので、折角作ったマイナンバーカードをパスポートの更新に活かしてみてはいかがでしょうか?

マイナンバーに関する記事一覧

マイナンバーに関する記事は「マイナンバー関連まとめ」にまとめていますので、是非ご覧ください。

マイナンバーカード

以上、ご参考になれば幸いです。

雑記
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

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