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『オンライン葬儀』をかんたん解説!流れや主催・参加の注意点は?

コロナ禍のNewNormal『オンライン葬儀』の流れと注意点を解説!
記事内に広告が含まれています。もしお役にたったらリンクからお申込みいただけたら幸いです。
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 葬儀や葬儀社への事前相談でオンライン化が進んできています。

  • オンライン葬儀って実際どうなの?
  • オンライン葬儀を行いたいけどどうしたら?
  • オンライン葬儀に参列するけど注意点は?

こんなお悩みにお答えします。

 まだ本格化し始めたばかりのオンライン葬儀。言葉だけは良く聞きますが、実際どういうものなのかをご存知でしょうか?

 この記事では新型コロナウィルスによって本格化し始めた「オンライン葬儀」について解説します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくは様々な事情を勘案したオンライン葬儀に賛同しています。

本記事でわかること
  • オンライン葬儀に対する評判・実際に利用してみた人の感想
  • オンライン葬儀の流れ8ステップ
  • オンライン葬儀のマナーや注意点10点
  • オンライン葬儀の費用相場
  • オンライン葬儀サービス比較
  • オンライン葬儀のメリット4つ
  • オンライン葬儀のデメリット4つ
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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 10分くらいで、オンライン葬儀がどういったものなのかを理解できるので、ご一読いただけますと幸いです。

目次
  1. オンライン葬儀に対する評判・口コミ
    1. オンライン葬儀に対する良い評判・口コミ
    2. オンライン葬儀に対する悪い評判・口コミ
  2. オンライン葬儀とは?
  3. オンライン葬儀が可能な葬儀
  4. オンライン葬儀の流れ8ステップ
    1. ステップ①:葬儀社への相談
    2. ステップ②:ご逝去・死亡診断書受領
    3. ステップ③:葬儀社へお迎え依頼の連絡
    4. ステップ④:「埋火葬許可証」発行
    5. ステップ⑤:葬儀の打合せ
    6. ステップ⑥:葬儀の案内、弔電・供花・供物などの手配
    7. ステップ⑦:お通夜・葬儀当日
    8. ステップ⑧:通夜振る舞い・精進落とし
  5. オンライン葬儀のマナーや注意点10点
    1. ①喪主は、家族や親類からの理解を得るよう配慮が必要
    2. ②遠隔での参列時の服装は礼服(喪服)!
    3. ③香典はオンライン葬儀ポータルサイトから!
    4. ④オンラインで通夜振る舞い・精進落としがある場合、失礼なことはしない
    5. ⑤火葬場の火葬炉前で配信・撮影はできません
    6. ⑥インターネット回線の影響が大きい
    7. ⑦オンライン葬儀配信URLへ、10分前に参加すること!
    8. ⑧オンライン葬儀参列する際は、マイク機能はOFFに!
    9. ⑨オンライン葬儀参列する際は、ビデオ機能は葬儀が始まったらONに!
    10. ⑩オンライン葬儀参列でもマスクは必要?
  6. オンライン葬儀・オンライン葬式の費用相場
  7. オンライン葬儀サービス比較
  8. オンライン葬儀のメリット4つ
    1. ①場所の制限がない
    2. ②喪主の負担や手間が減る
    3. ③参列者の手間や気苦労が減る
    4. ④環境や状況に影響されない
  9. オンライン葬儀のデメリット4つ
    1. ①インターネット環境が必要
    2. ②プライバシーへの懸念
    3. ③オンライン葬儀への理解が得られない
    4. ④目的が違う
  10. コロナ禍のNewNormal『オンライン葬儀』の流れと注意点を解説! まとめ
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オンライン葬儀に対する評判・口コミ

 オンライン葬儀を実際にやってみた方の評判・口コミを見てみましょう。

まずは良い評判・口コミから。

オンライン葬儀に対する良い評判・口コミ

少し前に義祖母が旅立った。
海外在住だったので今日、オンライン葬儀に参加。

異文化、慣れない言語での葬儀だったけど、故人を偲ぶ気持ちは共通だった。

いつも何事にも淡々としている夫も泣いていた。

オンライン葬儀も故人に別れを告げ、また歩き出すひとつの区切りになったようだ。

無事にじぃちゃんをオンラインで見送りができました。
白木の棺には孫やひ孫からのメッセージがめいっぱい書かれていました。
じぃちゃんはたくさんの花とみんなのメッセージを持って旅立ちました。
オンラインで葬儀に参加ができたことに感謝でいっぱいです。

昨日、オンラインではありますが母親の葬儀に参列し、見送ることができました。

まだ気持ちが整理できないところはありますが、前を向いて家族みんなで元気に過ごして行くことが供養と思います。

本日、従兄弟の葬儀、画面越しでしたが参列出來ました

オンライン葬儀と云うハイテクなもののお陰で、葬儀の様子を、YouTubeにて観る事が出來、滞りなく出棺されてゆきました。。便利な時代に成りましたね。。(´ω`)

Zoomでのオンライン葬儀を身内で開催

これまで培ったZoomの知識を活かして私がホストをし、孫代表の挨拶もリモートで。

画像共有で思い出の写真のスライドショーもしてみんなに感謝された

生まれた時からお世話になってた祖母に恩返しができたかな

おばあちゃん、ありがとう

コロナのせいで祖母の葬儀に参列できなかった…
なんで一日葬墓のようなオンライン葬儀にしてくれなかったのだろう
私以外にも参列したかったけどできなかった人はたくさんいたはずだ

 オンライン葬儀はyoutube・Zoomなどで葬儀の様子を中継できるだけでなく、今やオンラインで焼香するなど参加できるようになっています。

 コロナ禍もあって、葬儀自体を行わない「直葬」の形が増えてきた昨今。

 オンラインでも良いから葬儀に出たかった!という声がとても印象的ですね。

オンライン葬儀に対する悪い評判・口コミ

 一方、オンライン葬儀に対する悪い評判・口コミについてはどうなのでしょうか?

オンライン葬儀か…リアルにこれからあるのなら、すごい、というより寂しいかなぁ…

先ほど、元旦に逝ってしまった友人の「オンライン葬儀」に参加してきた。便利な反面、やっぱり虚しさを感じるのは否めない。このコロナ禍ではしょうがないけれど…。

まぁ確かに今は
コロナの影響もあるから
しかしオンライン葬儀って…
パソコンやスマホの画面見ながら
故人に手を合わすのか
なんか受け入れられない

オンライン葬儀二回目が発生したけど、前回ディスプレイに向かって一人で合掌と禮拝するの違和感しかなかったな

よく電車内で葬儀の広告見るけど、オンラインでまで葬儀するくらいなら、自分は葬儀なんてせずに直葬して欲しい

 やはり「画面越しに手を合わせる」ということに、違和感があって、受け入れられない方もいます。

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オンライン葬儀とは?

 オンライン葬儀とは、葬儀会場からお通夜・告別式をZoomやyoutubeなどでライブ配信し、オンラインでも参列できる葬儀のことです。

 あくまで「通常どおりに実施する葬儀を動画配信することで、何らかの事情で参列できない方にお見送りいただく」ことを主眼においた葬儀ですので、葬儀会場では通常どおりの葬儀を、遺族や僧侶、スタッフが執り行います。

 参列者側は、遠隔でもオンラインで葬儀に参列できて、

  • 弔電
  • 香典
  • 供花
  • 供物

をクレジット決済でお渡しできます。

 喪主側は、香典返しをクレジット決済できるだけでなく

  • 逝去のお知らせ
  • 葬儀日程のお知らせ

を一括で、メールやLINEで親族へ通知できます。

オンライン葬儀が可能な葬儀

 オンライン葬儀ができる葬儀と、できない葬儀があります。

オンライン葬儀をできる葬儀形式
  • 一日葬
  • 家族葬
  • 一般葬
  • 社葬
オンライン葬儀ができない葬儀形式
  • 火葬式(直葬)

 火葬場内は撮影禁止であるため、火葬場で火葬のみを行う直葬では、オンライン葬儀ができません

オンライン葬儀の流れ8ステップ

 オンライン葬儀はどのような流れで行うのでしょうか?

 次の8ステップでオンライン葬儀を解説していきます。

オンライン葬儀・オンライン葬式の流れ8ステップ
  • 葬儀社への相談
  • ご逝去・死亡診断書受領
  • 葬儀社へお迎え依頼の連絡
  • 「埋火葬許可証」発行
  • 葬儀の打合せ
  • 葬儀の案内
  • お通夜・葬儀当日
  • 通夜振る舞い・精進落とし

ステップ①:葬儀社への相談

 まずは、依頼予定の葬儀会社にオンライン葬儀が可能か確認します。

大手に限らず、地域密着型の小さな葬儀会社でも、オンライン葬儀に対応した葬儀が増えています。

ただし、オンライン葬儀は、事前予約制のところがほとんどです。

ステップ②:ご逝去・死亡診断書受領

死亡診断書
医師から受領する死亡診断書

 ご逝去されたら、医師と死亡確認し、「死亡診断書」を受領します。

 死亡届兼死亡診断書は、火葬に必要な「埋火葬許可証(市区町村役場で申請)」を取得するために必要です。

ステップ③:葬儀社へお迎え依頼の連絡

 事前に確認しておいた「オンライン葬儀ができる葬儀社」へお迎えの依頼連絡を行います。

ステップ④:「埋火葬許可証」発行

 基本的に葬儀社が対応してくれますが、死亡から7日以内に「死亡届」を各市区町村役場に提出します。

「死亡届」が受理されると「埋火葬許可証」が発行されます。

ステップ⑤:葬儀の打合せ

 葬儀社との打ち合わせもオンライン化が進んでいます。

 喪主と葬儀担当者が、お通夜や葬儀の形式(家族葬など)や、火葬、収骨などのタイムスケジュールなどをオンライン会議で打ち合わせします。

ステップ⑥:葬儀の案内、弔電・供花・供物などの手配

 オンライン葬儀の場合、故人のオンライン葬儀会場リンクを兼ねたポータルサイトが作成されます。

 葬儀の案内供物の手配(喪主側/参列者側)を、作成されたポータルサイトから実施できます。

 簡単に故人のオンライン葬儀ポータルサイトでできることは次の4つです。

オンライン葬儀の流れ8ステップ

1.逝去のお知らせ機能

  • 家族や親戚にメールやSNS(LINE等)で、逝去のお知らせやお悔み情報、ご葬儀日程などの情報を案内できます。
  • オンライン葬儀へ参列するためのリンクが表示できます(パスワード設定可)
オンライン葬儀の流れ8ステップ

2.弔電、供花、供物などの手配機能

オンライン葬儀ポータルサイトのリンクから、弔電、供花、供物などを、クレジットカード決済で送れます。

オンライン葬儀の流れ8ステップ

3.遺影・メモリアルアルバム

  • 故人を偲ぶ思い出の写真や遺影などを、オンライン葬儀ポータルサイトに掲載してスライドショーで閲覧できます。
  • 参列者へ、メモリアルアルバムを冊子にして配布するサービスを展開する葬儀社もあります。
オンライン葬儀の流れ8ステップ

4.葬儀会場参列確認

  • オンライン葬儀ポータルサイトに、葬儀参列者が住所や氏名などを入力する(=事前にオンラインで芳名帳へ記帳する)と、葬儀会場での受付用QRコード(同伴者も含む)が発行されます。
  • 葬儀会場に行って葬儀へ参列する場合には、会場受付で受付用QRコードを提示するだけで受付が完了します。

オンライン葬儀の場合、喪主側としては、事前に「参列者」を把握できるので、

  • 香典返し
  • 通夜振る舞い
  • 精進落とし

で準備すべき人数が把握できます。

 通夜振る舞いや精進落としの料理は、一度依頼してしまうとキャンセルできないので、余計な出費を抑えられます。

ステップ⑦:お通夜・葬儀当日

オンライン葬儀の流れ8ステップ

お通夜・葬儀の当日は、喪主・遺族は通常と同じく葬儀会場で

  • お通夜・・・開式、僧侶による読経、弔辞弔電、お焼香、閉式
  • 葬儀・・・開式、僧侶による読経、弔辞弔電、お焼香、式中初七日、閉式、出棺、火葬、収骨

を実施します。

 喪主は、事前に日時を決めてオンライン葬儀を葬儀社へ予約しておき、

 参列者は、指定された時間にオンライン葬儀ポータルサイトのリンクを開いて、葬儀会場のライブ配信を見て葬儀に参列します。

オンライン葬儀の流れ8ステップ

ログイン

  • オンライン葬儀に参加するには、オンライン葬儀ポータルサイトからパスワード付きのURLへアクセスします。
  • 招待した方のみが期間限定にて閲覧できますので、個人情報流出を防止できます。
オンライン葬儀の流れ8ステップ

オンライン芳名帳機能 芳名帳(受付記帳)

  • 「オンライン葬儀で参列する人」「葬儀会場へ行って参列する人」のデータは、事前にオンライン芳名帳で記帳できます
  • オンライン芳名帳へ記帳したデータはcsvでダウンロードできますので、喪主としては、手書きの芳名帳のようなまとめ作業が不要です。
オンライン葬儀の流れ8ステップ

香典のお預かり機能

参列者は、オンライン葬儀システムポータルサイトから、クレジットカード決済で香典を送れます。(葬儀に参列して手渡しする必要無し)

オンライン葬儀の流れ8ステップ

香典返し

喪主側は、オンライン葬儀ポータルサイトで

  • 香典辞退を設定
  • 香典返し(返礼品)の注文(クレジットカード決済)

をできます。

オンライン葬儀の流れ8ステップ

葬儀のオンライン配信

  • オンライン葬儀に参列する人は、開式時間になったらオンライン葬儀ポータルサイトや、メール等で案内されたURLにアクセス・パスワード入力して配信画面を開き、視聴・参列します。
  • なお、配信映像はインターネット回線があれば世界中で見ることができるため、海外にいる親族や友人に参列いただくのも可能です。

葬儀(通夜・告別式)当日の映像は

  • zoom
  • YouTubeライブ
  • Googleハングアウト

などで配信されます。

配信と合わせて録画していますので、撮影した動画を加工編集して喪主や会葬者へ提供も可能です。

オンライン葬儀の流れ8ステップ

ご焼香

 葬儀が進んだら、僧侶による読経中に焼香の案内があります

オンライン葬儀に参列している人は、パソコンやスマホの前で焼香(用具があれば)および合掌をします。

焼香の意味は

  • 「故人に香りを捧げる」
  • 「自分自身を清めるため」

という意味ですので、心の中でご焼香をして頂ければ良いです。

 なお、葬儀社が「@葬儀」のオンライン葬儀システムを導入している場合、画面上に「焼香」ボタンがありますので、画面上でご焼香しましょう。

オンライン葬儀の流れ8ステップ

説法

読経後に僧侶からのお話がある場合もあります。


オンライン葬儀の流れ8ステップ

終了

僧侶の退席後にスタッフから終了の案内がありますので、お礼を述べて視聴を終了します。

ステップ⑧:通夜振る舞い・精進落とし

 あまりケースは多くありませんが、オンライン(ZoomやLINE、youtubeなど)で、通夜振る舞いや精進落としの会食を行って、故人を偲ぶ場合もあります。

オンライン葬儀のマナーや注意点10点

 オンライン葬儀にも通常の葬儀のマナーや注意点が10点あります。

オンライン葬儀のマナーや注意点10点
  • 喪主は、家族や親類からの理解を得るよう配慮が必要
  • 遠隔での参列時の服装は礼服(喪服)!
  • 香典はオンライン葬儀ポータルサイトから!
  • オンラインで通夜振る舞い・精進落としがある場合、失礼なことはしない
  • 火葬場の火葬炉前で配信・撮影はできません
  • インターネット回線の影響が大きい
  • オンライン葬儀配信URLへ、10分前に参加すること!
  • オンライン葬儀参列する際は、マイク機能はOFFに!
  • オンライン葬儀参列する際は、ビデオ機能は葬儀が始まったらONに!
  • オンライン葬儀参列でもマスクは必要?

それぞれかんたんに解説していきます。

①喪主は、家族や親類からの理解を得るよう配慮が必要

 日頃からインターネットに慣れている我々にとっては抵抗感は無いかもしれません。

しかし「オンライン」って聞いただけで発狂しそうな高齢者の方も多いことでしょう。

想像つきませんか?

 もしそういった方に心当たりがあれば、その方のご家族でITに明るい人がいれば、抱き込んでオンライン葬儀開催の調整をしましょう。

②遠隔での参列時の服装は礼服(喪服)!

 オンライン葬儀に参列する場合も、通常の葬儀と同じように、礼服(喪服)で参列しましょう。

オンライン葬儀なので、Webカメラが無いなどの理由から、参列者側が映さない場合もあるでしょう。

しかし、故人・ご遺族への気持ちとして失礼がないよう、喪服を着て参加しましょう。

遠隔での参列時でも、服装はブラックフォーマル、いわゆる礼服(喪服)での参列が望ましいです。

③香典はオンライン葬儀ポータルサイトから!

 オンライン葬儀の場合は、オンライン葬儀ポータルサイトから香典をクレジットカード決済で送れます

 喪主側としては、「誰に幾らもらったのか」をデータで管理し、csvファイルをダウンロードできるので、わざわざ香典袋から取り出して管理する手間が無くなります。

 参列者側としても、「あれ?香典袋に書くのは“ご霊前”?“ご仏前”?」みたいに悩まなくて済みます。

④オンラインで通夜振る舞い・精進落としがある場合、失礼なことはしない

 通常の会食と同じように、故人の思い出話など、その場に相応しい会話をしましょう。

⑤火葬場の火葬炉前で配信・撮影はできません

火葬場の火葬炉前での撮影は火葬場により禁止されているため、

  • 火葬炉前でのお別れ
  • 収骨

はライブ配信できません。

斎場内での写真撮影等
斎場は、故人との最後のお別れをする厳粛な場であるため、斎場敷地内(休憩室、葬祭ホールも含む)での撮影等については、一律でご遠慮いただいております。また、会葬者等の肖像権及びプライバシー保護の観点からもご遠慮くださいますようお願いします。

(引用)市営斎場のご案内より

⑥インターネット回線の影響が大きい

 オンライン葬儀はインターネットで配信を視聴することになります。

したがって、場所やインターネット回線の不具合によって、配信動画の映像や音声が途切れる可能性があります。

⑦オンライン葬儀配信URLへ、10分前に参加すること!

 事前に通知された開式時間の10分前には、参加しましょう。

  • 10分くらい前には、葬儀社の開式前の説明が行われている場合もある
  • うまく回線がつながらないなどの回線トラブルが発生してしまう

などの可能性を考慮しておきましょう。

 葬儀会場側のスタッフも、機材トラブルに備えて、開式時間の30分前くらいにはオンライン葬儀の配信開始していることが多いです。

 オンライン会議ツールなどに慣れていないなら、30分くらい前から回線を繋いでいたほうが安心できます。

⑧オンライン葬儀参列する際は、マイク機能はOFFに!

 オンライン葬儀に繋がったら、開式10分前くらいまでは、ビデオ機能とマイク機能をOFFにしておきましょう。

 マイクをONにしておくと、葬儀中にお子さんの声や電車や救急車などの環境音を拾ってしまう可能性があります。

 通常はありませんが、会話が必要になったタイミングだけマイクをOnにしましょう。

⑨オンライン葬儀参列する際は、ビデオ機能は葬儀が始まったらONに!

 葬儀会場のご遺族は、オンライン参列していただいた人の姿が見えた方が嬉しいです。

したがって、葬儀が始まったら「ビデオ機能だけOn」にしましょう。

だからこそ、服装も礼服(喪服)にしておくべきなのです。

なお、マイクはずっとOffのままでOKです。

⑩オンライン葬儀参列でもマスクは必要?

 オンライン葬儀へ1人で参加する場合は、マスクは不要です。

2人以上でオンライン参列するなら、マスクを付けましょう

オンライン葬儀・オンライン葬式の費用相場

 オンライン葬儀の費用相場は

システム利用料で3,000円~50,000円程度

が多くなっています。

 zoomやGoogleハングアウトなどでの葬儀のライブ配信のみの場合は、葬儀社が無料で対応してくれる会社もあります

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オンライン葬儀サービス比較

 オンライン葬儀は、各葬儀社が独自にサービスを提供していたり、ベースとなるオンライン葬儀パッケージを提供していたりします。

オンライン葬儀として代表的な3サービスを比較すると下記のとおりです。

スマート葬儀@葬儀スマートセレモニー
運営会社ライフエンディング
テクノロジーズ
マイクロウェーブ埼玉冠婚葬祭センター
葬儀動画ライブ配信
お葬式のムービーの
保存・閲覧
遺影、メモリアルアルバム
追悼ページ
逝去のお知らせ
お悔みの言葉送信
オンライン芳名帳・記帳
香典のお預かり
クレカ決済
弔電、供花、供物手配
クレカ決済
香典返し手配
クレカ決済
パスワード設定
出欠確認
QRコード受付

 正直、公開されている情報が少なく、実績も多くないことから、調べた範囲での反映です。

 スマート葬儀については、一番最初にオンライン葬儀を大々的に提供し始めたこともあって、毎月100件程度の実績を積み上げているようです。

葬儀総合サイト『やさしいお葬式™』などを展開するライフエンディングテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:白石和也、以下「当社」)は、オンライン葬儀システム『スマート葬儀™』の月間利用回数が100回を突破したことをお知らせいたします。

(出典)PRTIMES「オンライン葬儀システムの『スマート葬儀™』の月間利用回数が100回を突破!」より

オンライン葬儀のメリット4つ

 では、オンライン葬儀のメリットは何でしょうか?具体的には次の4つになります。

オンライン葬儀のメリット4つ
  • 場所の制限がない
  • 喪主の負担や手間が減る
  • 参列者の手間や気苦労が減る
  • 環境や状況に影響されない

①場所の制限がない

 オンライン葬儀であればインターネットさえあればどこからでも参列できます

  • 海外や遠方に住んでいる人
  • 高齢や障害で移動が困難な人

などで、参列を諦めていたようなケースでも簡単に参列できます。

②喪主の負担や手間が減る

 喪主側としては

  • 訃報の連絡送信
  • 参加者リストの保管
  • 香典返しの手配

などを、オンラインで完結できて、手間が減ります

③参列者の手間や気苦労が減る

 参列者としては、

  • 服装(革靴やヒール不要)
  • 香典の準備(袋の用意、書き方、お札の入れ方など)
  • 参列時のマナー
  • ご挨拶

など、気がかりや気配りが大きく減ります

服装については、故人への気持ちを示すため、身なりは気をつけましょう。

④環境や状況に影響されない

 新型コロナウィルスだけでなく、今後も、緊急事態宣言や人と人の接触機会を制限される事態はあります。

また、

  • 仕事で忙しい
  • 移動が不要
  • 数時間程度であれば時間が取れる

などの事情でオンライン葬儀でお見送りしたい!という場合に、オンライン葬儀であれば参列が可能です。

オンライン葬儀のデメリット4つ

 一方、オンライン葬儀にもデメリットはあります。具体的には次の4つです。

オンライン葬儀のデメリット4つ
  • インターネット環境が必要
  • プライバシーへの懸念
  • オンライン葬儀への理解が得られない
  • 目的を間違えてしまう

①インターネット環境が必要

 オンライン葬儀では、インターネットへ接続できる環境が「葬儀会場」と「参列者」に必要です。

  • 葬儀会場が山奥でインターネット回線が無い
  • 地方や高齢者の自宅にインターネット回線がない

などのケースは考えられます。

 インターネット回線が通っていても、回線スピードが遅くて「ライブ配信の映像や音声が途切れる」というトラブルが起きる可能性があります。

②プライバシーへの懸念

 オンライン葬儀をライブ配信をするにあたって、誰でも見られてしまうのではないか、という懸念がありますよね?

 オンライン葬儀ポータルサイトでは、パスワードをかけてログインしなければ見られませんので、心配ご無用です。

③オンライン葬儀への理解が得られない

 上記口コミでもありましたが、オンライン葬儀への理解が得られないのが一番のデメリットでしょう。

 参列者が住んでいる地域や、高齢の参列者から「大事な葬儀をインターネットで参列をすることが理解できない」と指摘を受けてしまうかもしれません。

オンラインでの葬儀をお考えの場合は、しっかりと親族に理解を得られるよう説明を行いましょう。

④目的が違う

 「楽だから」「手間をなくしたいから」「費用を安く抑えて済ませたいから」という考えで選んでしまうと、故人にとっても参列者にとっても失礼になってしまいます。

 「故人をお見送りしたい」というお気持ちを持ったうえで、状況や事情を勘案して、手段のひとつとして「オンライン葬儀」を選択しましょう。

コロナ禍のNewNormal『オンライン葬儀』の流れと注意点を解説! まとめ

 いかがでしたでしょうか?

 オンライン葬儀を行うなら毎月100件以上の実績がある『やさしいお葬式』ならオンライン・コロナに対応した葬儀が可能!です。

 コロナ禍におけるニューノーマルとなった『オンライン葬儀』の流れと注意点をまとめると次のとおりです。

 オンライン葬儀とは、葬儀会場からお通夜・告別式をZoomやyoutubeなどでライブ配信し、オンラインでも参列できる葬儀のこと

 オンライン葬儀は、火葬場内が撮影禁止であることから、次のとおりとなる。

オンライン葬儀をできる葬儀形式
  • 一日葬
  • 家族葬
  • 一般葬
  • 社葬
オンライン葬儀ができない葬儀形式
  • 火葬式(直葬)

オンライン葬儀を行う流れは次の8ステップです。

オンライン葬儀・オンライン葬式の流れ8ステップ
  • 葬儀社への相談
  • ご逝去・死亡診断書受領
  • 葬儀社へお迎え依頼の連絡
  • 「埋火葬許可証」発行
  • 葬儀の打合せ
  • 葬儀の案内
  • お通夜・葬儀当日
  • 通夜振る舞い・精進落とし

オンライン葬儀でのマナーや注意点は次の10点です。

オンライン葬儀のマナーや注意点10点
  • 喪主は、家族や親類からの理解を得るよう配慮が必要
  • 遠隔での参列時の服装は礼服(喪服)!
  • 香典はオンライン葬儀ポータルサイトから!
  • オンラインで通夜振る舞い・精進落としがある場合、失礼なことはしない
  • 火葬場の火葬炉前で配信・撮影はできません
  • インターネット回線の影響が大きい
  • オンライン葬儀配信URLへ、10分前に参加すること!
  • オンライン葬儀参列する際は、マイク機能はOFFに!
  • オンライン葬儀参列する際は、ビデオ機能は葬儀が始まったらONに!
  • オンライン葬儀参列でもマスクは必要

オンライン葬儀の費用相場システム利用料で3,000円~50,000円程度

zoomやGoogleハングアウトなどでの葬儀のライブ配信のみの場合は、葬儀社が無料で対応してくれる会社もあります

オンライン葬儀のメリットは次の4つです。

オンライン葬儀のメリット4つ
  • 場所の制限がない
  • 喪主の負担や手間が減る
  • 参列者の手間や気苦労が減る
  • 環境や状況に影響されない

逆に、オンライン葬儀のデメリットは次の4つです。

オンライン葬儀のデメリット4つ
  • インターネット環境が必要
  • プライバシーへの懸念
  • オンライン葬儀への理解が得られない
  • 目的を間違えてしまう

以上、ご参考になれば幸いです。

クレジットカードやキャッシュレス、マイナンバー等のまとめ
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終活
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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