今や2人に1人は何らかの「資産運用」や「投資」しています。
- 投資や資産運用を始めたくても、何から考えればいいのかわからない!
- 投資と収入のバランスはどうしたらいいの?
- 何となく「将来のために何かしなくちゃいけないなぁ」と何となく不安
こんなお悩みにお答えします。
「資産運用」「投資」と言われても、実際何から手を付けていいか分かりませんよね?
という方が多いのではないでしょうか。
本記事では家計の見直しから始める資産運用について解説し、投資を始める前に私たちは何をしなければいけないのかを明らかにします。
ぬくぬくもQGSの考え方を導入したら、2年間で800万円資産が増えましたよー
5分くらいで、投資を始められる家計の収支バランスを把握できるので、ご一読いただけますと幸いです。
投資を始める前に家計の収支バランスを把握しよう!
あなたは毎月受け取っている給料に対して、どういったバランスで支出すべきか、把握していますか?
また、マネーフォワードなどの家計簿アプリで、家計の把握はしたけれど、次に何していいかわからないとお考えではありませんか?
そんなあなたに見て頂きたい動画があります。
1時間で40万円。
私がこの動画を切っ掛けに動き出して、家計の見直しを行って年間に節約した金額です。
動画リンク【QGS1】家計の支出管理が誰でも簡単にできるシステム”QGS”(Quarter Grid System)【きになるマネーセンス63】
手取り収入を4分割で考えるQGS(Quarter Grid System)の要約
普段「動画を見てメモする」なんて機会はほぼほぼ無いと思いますが、私がこの動画を見てメモした内容をもとに、説明していきます。
QGS(Quarter Grid System)とは?
MoneySenseCollege提唱のQGS(Quarter Grid System)とは、手取り収入を4分割(例:20万円=100%)して管理する、という考え方のことです。
例えば、手取り収入が20万円なら、4分割した「5万円」を、家賃などの固定費、食費などの変動費、お小遣いなどの自己投資、貯蓄や投資に分けて1か月の予算にします。
要は「手取り収入の75%で生活しなさい」ということ!
QGSでは、貯蓄・投資の25%を除いた手取り収入の75%で生活しなさい!ということを唱っています。
「受験勉強で、理由付けがないままひとつの正解を導き出す」
という指示に従うことをヨシとする空気を植え付けられた日本国民には、
この指針は「あぁこうすれば良いのか」と受け入れやすいのではないでしょうか。
私もその一人です。
投資を始めるのは「生活防衛資金」などが確保できてから!
生活防衛資金および3年以内に支出する資金が確保できたら
QGSでは、投資を始めるには「生活防衛資金」と「3年以内に支出する資金」が確保できてから、投資を行うべき、と唱っています。
QGSが提唱する「家計で見直すべき優先順位」
では、実際にどのような優先順位で家計の見直しを行っていけばよいのか、QGSでは次のような順位になっています。
優先順位①:固定費
①-1.家賃・ローン
QGSにおいて、手取り収入の25%で住める家賃が相応の住まいである、という考え方。
このような具体的な支出割合を提示している方はあまりいません。
しかし、他のビジネスYoutuber界隈で発信されている情報を漁っていくと、
明らかにこの点を、こぞって指摘されていることからも、マネーリテラシーのある方からすれば、
当たり前のことなのでしょう。
①-2.がん保険・医療保険
保険は「お守り」だ、という人は神社に行って買ってください。
保険は間違いなく浪費です。
あたなは自分が「かかるかもしれない」病気を治すために必要な治療費は把握してますか?
①-3.生命保険
亡くなったら発生するお金ですね。
独身なら絶対にいらない。独身のあなた、保険金を残す相手がいますか?
①-4.自動車保険
車両保険いりますか?
中途半端に事故って、そのために保険を使ったら、等級が上がって保険料が上がります。
結局、自腹切りますよね?
となると、廃車レベルの事故で、車が無いと生活できない場合にしか使わなくないですか?
今すぐ見直しましょう。
優先順位②:変動費
ここ見直しても、意識レベルにもよりますが、数百円、数千円、数万円です。見直すのはここじゃない!
②-1.光熱費
電気ガス一体にすると幾らかお安くなったりします。
「電気 ガス 一括見積」
で検索して、自分が支払っている金額と、見積もり額を比較して、切り替えていきましょう。
②-2.スマホ代
まだ3大キャリア(docomo、au、ソフトバンク)をお使いですか?
ネットやSNSを見る程度なら、格安SIM(MNO)で十分です。
しかし、リモートワークなどのお仕事で使う場合もあるでしょう。
自分に本当に必要なスマホ代を見直しましょう。
参考リンクスマホは格安SIMへ切り替えよう!
優先順位③:自己投資
サラリーマン家庭の家計の支出を抑えるために、2番目に手を付けられるのがここです。
なんたって楽ですから。
そうじゃないんだ、自己投資はすべきなんだ!とQGSは言っています。
優先順位④:貯蓄・投資
サラリーマン家庭の家計の支出を抑えるために、真っ先に手を付けられるのがここです。
だから貯まらない。
ここは予定していたもの、緊急時以外は手を付けないこと。
これらがGQSで語られていることを私が解釈したものです。
実際に、投資を始められる収支バランスにするため、何からやろうか!?
私がおすすめする家計の見直しは、私自身も実施した
「簡単な順にやっていく!」
ことをおススメします。
特に大きく時間をかけず、効率的に簡単なのは下記のとおり。
- まずは自分の家計の支出割合を把握する。
- 独身の場合、生命保険を解約する。
- 医療保険・がん保険を見直す。
- スマホは格安SIMへ切り替える
- 自動車保険の見直し(年間2.5万以上払っていたら高い部類です)
並行で手続きが進められる家計の見直しは、行動した結果を見て、明らかに効果を確認しやすいです。
家計の収支が改善された成果で、家計の見直しのモチベーションが上がったところで、本丸を攻めましょう!
- 家賃・ローンの見直し(場合によっては引っ越し!)
- 光熱費の見直し
ご参考:私が投資を始める前に実践した内容
ぬくぬくが実践したこと | 節約できた金額 |
---|---|
生命・医療・がん保険解約を解約 | 年間¥240,000節約 |
自動車保険の見直し | 年間¥72,000節約 |
3大キャリアから格安SIMへ切り替え | 年間¥72,000節約 |
光熱費(電気・ガス)の見直し | 年間¥20,000節約 |
合計 | 年間¥404,000節約 |
実際に、各項目で見直しを行った結果は上表のとおりです。
どれだけ浪費していたのだろう、と愕然とした瞬間でした。
もし、浪費していた分を投資に回していたら、のifストーリーを「マネーリテラシーが無くて1000万円損してた!後悔したこと6つ」で書いていますので、是非ご覧ください。
投資を始めるために今すぐ行動を!
給与でこの金額を稼ぐのにどれだけ残業しなければならないですか?
お金に関しては、動けるか、動けないかが重要。
危機感を持ったら、さぁ今すぐ行動しましょう!
ちなみに動いた結果、こんなことも。。。
格安SIMに切り替えるとこんなことも。
前の所有者の連絡先変更が周知されていないと、心あたりの無い連絡が来ます。
手取り収入を4分割すると投資を始められる家計の収支バランスが分かる!マネーセンスカレッジのQGSのススメ まとめ
MoneySenseCollegeの浅田代表のお話されている内容が、私の中で理解でき、さらに腑に落ち、共感できました。
私のように、お金に無頓着だった方は、辛辣な意見に聞こえるかもしれません。
しかし「コスパ」や「効率」の語感が好きで「リスク」が嫌いな方は、マネーセンスカレッジさんの他の動画も見ることをおススメします。
「資産運用」「投資」について深く知りたい方は「資産運用」「投資」の始め方15ステップ!にまとめていますので是非ご一読ください!
家計の見直しや資産運用については「誰でもできる!家計の見直しや資産運用の始め方から出口戦略のまとめ」にまとめていますのでご覧ください。
体重100kg近くある私が心配している病気の治療費は次のとおり。
・糖尿病・・・治療費:年間13万円
・がん ・・・治療費:約70万円
・白血病・・・治療費:約150万円
いずれもサラリーマンであれば、加入している健康保険の
「高額医療費控除制度」で自己負担は20万円程度。