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投資信託を新NISAへ移管するための売却・買付はいつまでにやれば?

投資信託を新NISAへ移管するための売却・買付はいつまでにやれば?
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2024年から始まる”新しいNISA”。(以下、「新NISA」)

特定口座で保有している投資信託や、非課税期間が終了する一般NISAの株や投資信託を、新NISAの成長投資枠へ移そうとお考えの方も多いでしょう。

参考リンク複数の証券会社でバラバラに保有してる投資信託をまとめる方法2つ

  • 特定口座や旧NISAで保有している株や投資信託を新NISAへ移管したい
  • でも、いつまでに売却・買付すればいい?

こんなお悩みにお答えします。

本記事をご覧の方は

  • 旧NISA(一般NISA・つみたてNISA)の非課税期間終了時、新NISAへ移管したい
  • 現在、特定口座で保有している投資信託を新NISAへ移管したい

という方が多いのではないでしょうか。

本記事では、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を参考にして、投資信託の売却・買付のスケジュールについて解説します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくは、年内に売却し、年明け受け渡しになるよう新NISAで買付しますよー

本記事でわかること
  • 投資信託を新NISAに移管するタイミングは3つ
  • おススメの移管タイミング選択フローチャート
  • NISA口座非課税期間終了時(年末年始)売却・買付の注意点
  • 人気投資信託の2023年最終注文日一覧
  • 個人的なおススメは・・・
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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10分くらいで、新NISAに向けて、保有している投資信託をいつ売却するか決められますので、ご一読いただけますと幸いです。

目次
  1. 投資信託を新NISAに移管するタイミングは3つ
    1. タイミング①:2024年の年明けに売却し、新NISA口座で買付
    2. タイミング②:2023年以内に売却し、2024年年明け1月4日に新NISA口座で買付
    3. タイミング③:年内に「売却+買付」で投資期間を確保
  2. おススメの移管タイミング選択フローチャート
    1. ポイント①:特別な理由が無ければ、年明けでもOK
    2. ポイント②:不要な税金を支払いたくないなら年内売却を
    3. ポイント③:損益通算のコントロールも忘れずに
  3. NISA口座非課税期間終了時(年末年始)売却・買付の注意点
    1. 「売却・買付注文」はファンドごとに締め切り時間が決まっている
    2. 「休場日」は、売却・買付注文が受付されない(発注はできる)
    3. 「約定日」は、国内系は注文当日、海外系は翌営業日が多い
    4. 「約定日の翌日(朝4:00~5:30)」に、買付余力になる(買付可能)
    5. 「受渡日」に、出金が可能になる
    6. 「受渡日」の年が、NISA枠の年扱いになる
    7. NISA口座から特定口座移管は「非課税期間終了時の最終営業日の終値」で移管される
  4. 人気投資信託の2023年最終注文日一覧
    1. eMAXIS Slimシリーズの最終注文日一覧
    2. 2023年内売却の「売却注文」「約定日」「受渡日」スケジュール
    3. もし一日でも過ぎてしまったら…
  5. 個人的なおススメは「タイミング②:年内売却→年明け買付」
    1. 理由①:毎年年末に行っているリバランス作業と同時にできる
    2. 理由②:旧NISAの非課税期間終了時でも流用し、1円たりとも税金を払いたくない
  6. 新NISAに向けての準備を始めておこう!
    1. 過去の実績をシミュレーションしても、明確な売却・買付タイミングはわからない
    2. 今年は傾向がわからない
  7. 投資に関する記事一覧
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投資信託を新NISAに移管するタイミングは3つ

投資信託を新NISAに移管するタイミングは次の3つです。

比較①年明け②年内売却→年明け買付③年内売却+買付
手間
(かんたん)
×
(少し手間)

(かんたん)
税金
(特定口座)
×
(発生する)
×
(発生する)
×
(発生する)
税金
(NISA口座非課税期間終了時)
×
(発生する)

(発生しない)
×
(発生する)
所得税課税年度の取り扱い
(確定申告する年度)
2024年度2023年度
※年内受け渡しであること
2024年度
買付資金
(売った分買うので不要)

(売った分買うので不要)
×
(売っても同日に買付余力に
反映されないため必要)
投資信託移管タイミング比較表一覧

それぞれ、かんたんに解説していきます。

タイミング①:2024年の年明けに売却し、新NISA口座で買付

新NISAへ移管するタイミング1つ目は、2024年の年明けに売却、新NISAで買付する方法です。

具体例は以下のカレンダーのとおり。

    2024.1/1
売却(注文)
2
    
3
    
4
注文受付
5
 約定 
6
    
7
    
8
    
9
10
11
12
受け渡し
13
    
14
    
15
買付注文
16
約定
17
18
19
20
    
21
    
22
受け渡し
23
    
24
    
25
    
26
    
27
    
28
 
29
 
30
 
31
 
例:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を元旦に売却し、売却した金額で買付注文するスケジュール

年明けに売却した場合の「税金」と「課税年度」をまとめると、以下のとおり。

特定口座2019年分NISA口座
(1/1に特定口座へ自動移管されたもの)
税金
(かかる)

(1/4~5で値上がりしたらかかる)
売却益に対する課税年度2024年2024年
年明け受け渡しとなった場合の「税金」と「課税年度」

特定口座の投資信託であれば、売却益に対して20.315%の税金がかかります。
また、売却益は2024年の所得となり、課税年度も2024年。

一方、今年で非課税期間を終える一般NISA口座であれば、何もしなければ来年1月1日付けで特定口座へ自動移管されます。
1月1日に売却注文すると、3が日は休業日のため1月4日注文扱いとなり、1月5日約定となるため、1月4日から1月5日にかけて値上がりした分の税金が取られます。

年末年始は何かと忙しく、あまり時間が取れない場合は、仕方なく、年明けにまとめて売却⇒買付するケースが多くなるでしょう。

タイミング②:2023年以内に売却し、2024年年明け1月4日に新NISA口座で買付

新NISAへ移管するタイミング2つ目は、2023年のうちに売却・受け渡し、2024年のうちに新NISAで買付する方法です。

2023.12/10
     
11
     
12
     
13
     
14
     
15
     
16
     
17
     
18
     
19
     
20
     
21
売却(注文)
22
約定
23
     
24
     
     
25

ファンド休場日
26

ファンド休場日
27

     
28
受け渡し
     
29
買付注文
     
30
     
     
12/31
     
2024.1/1
     
2
     
3
     
4
約定
5
6
     
7
     
8
     
9
10
11
受け渡し
12
     
13
     
例:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を年内に売却し、売却した金額で新NISAで受け渡しとなる買付注文のスケジュール

年内に売却した場合の「税金」と「課税年度」をまとめると、以下のとおり。

特定口座2019年分NISA口座
(1/1に特定口座へ自動移管されたもの)
税金×
(かかる)

(かからない)
売却益に対する課税年度2023年2023年
年内受け渡しとなった場合の「税金」と「課税年度」

特定口座の投資信託であれば、売却益に対して20.315%の税金がかかるのは、タイミング①と同じです。
しかし、課税年度は「受け渡し日基準」なので売却益は2023年の所得となります。

もし一般NISAであれば、2023年のうちに受け渡してもらえるよう売却することで、課税年度も2023年となり、自動で特定口座へ移管されるまでに売却することになりますので、非課税となります。

例えば、今年で非課税期間を終える一般NISA口座であれば、来年12月31日付け受け渡しになるよう、12月21日に売却注文すると、12月22日に約定し、4営業日後である12月29日に受け渡しとなるため、2023年中のNISA口座で売却されるため、非課税となります。

1円たりとも税金を払いたくない人は、何とか時間を確保して選択すべき方法となります。

タイミング③:年内に「売却+買付」で投資期間を確保

新NISAへ移管するタイミング3つ目は、2023年のうちに売却・買付し、2024年に受け渡しをうける方法です。

2023.12/17
     
18
     
19
     
20
     
21
     
22
     
23
     
24
     
     
     
25
ファンド休場日
     
     
26
売却(注文)
ファンド休場日
     
27
約定(売)
     
     
28

買付余力反映(5:30)
買付注文
29

約定(買)
     
30
     
     
     
12/31
    
     
      
2024.1/1
    
      
     
2
    
      
     
3
     
     
     
4

①’
約定
5
受渡し(売)
②’
     
6
     
     
     
7
     
8
     
9
③’
10
受渡し(買)
11
12
     
13
     
例:eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を年内に売却・買付注文のスケジュール

年内に売却・買付し、翌年受け渡しした場合の「税金」と「課税年度」をまとめると、以下のとおり。

特定口座2019年分NISA口座
(1/1に特定口座へ自動移管されたもの)
税金×
(かかる)
×
(かかる)
売却益に対する課税年度2024年2024年
翌年受け渡しとなった場合の「税金」と「課税年度」

特定口座の場合、年内に売却・買付を行い、翌年受け渡しすると、売却益に対して20.315%の税金がかかります。

一般NISAの場合、受け渡しが翌年になるので、1/1~受渡日までに値上がりした分の税金がかかります。

課税年度は、受渡日で決まるので、特定口座でも一般NISAでも2024年となります。

忙しい人や、忘れていた人は、本タイミングを選択せざるを得ない人も多いでしょう。

参考リンクSBI・楽天・マネックス・松井証券で売却から出金までの流れまとめ

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おススメの移管タイミング選択フローチャート

おススメの移管タイミング選択フローチャート
新NISAおススメの移管タイミング選択フローチャート

おススメの移管タイミング選択フローチャートは上記のとおり。ポイントは次の3点。

ポイント①:特別な理由が無ければ、年明けでもOK

多少税金がかかっても良くて、損益通算すべき資産が無ければ、年末年始の好きなタイミングで、新NISAへ移管したい投資信託を売却しましょう。

ポイント②:不要な税金を支払いたくないなら年内売却を

2019年分の一般NISA口座で購入した株や投資信託は、2023年の年末で非課税期間が終わります。

非課税期間が終わると、2024年1月1日に、2023年12月29日の終値で、特定口座へ移管されます。

特定口座へ移管された株や投資信託は、たとえ1月1日に売却しても、1月4日に売却注文したとみなされ、1月4日に値上がりした分に対する税金が発生します。

例えば、2022年の年末から2023年の年始で金額にしてみると、以下のとおり、多少税金が発生してしまいます。

単価口数価格
2022.12/3040232100¥4,023,200基準
2023.1/439547100¥3,954,700発注
2023.1/540370100¥4,037,000約定
¥13,800支払う税金は「¥2,803」
eMAXIS全世界株式の実績から読み取る税金

したがって、微々たる税金すら支払いたくないなら、年内売却をしましょう。

残念ながら、特定口座の場合は、いつ売却しても、売却益に対して税金がかかります。

ポイント③:損益通算のコントロールも忘れずに

もし、損益通算したい損益があるなら、2023年の所得にするか、2024年の所得にするかを明確にしておきましょう。

年内(2023年)で損益通算したいなら、年内受け渡しとなるように売却しましょう。

参考リンクSBI・楽天・マネックス・松井証券で売却から出金までの流れまとめ

NISA口座非課税期間終了時(年末年始)売却・買付の注意点

NISA口座非課税期間終了時(年末年始)売却・買付の注意点として「売却・買付注文」「ファンド休場日」「約定日」「受渡日」について、かんたんに解説していきます。

「売却・買付注文」はファンドごとに締め切り時間が決まっている

主要ネット証券の「注文締め切り日」
主要ネット証券の「注文締め切り日」

売却・買付注文」は、ファンドごとに締め切り日時が決まっています。
15:00のケースが多いですが、各ファンドの情報を必ず確認しましょう!

SBI証券はファンド情報の「注文申込締切時間」、楽天証券はファンド情報の「締切時間」、マネックス証券はファンド買付時の「申込受付締切時間」で確認できます。

「休場日」は、売却・買付注文が受付されない(発注はできる)

主要ネット証券の「休場日」
主要ネット証券の「休場日」

休場日」は、投資信託の買付注文をしても、注文受付とならない日です。
もし、休場日に売却・買付注文を出した場合、「翌営業日に注文した」という扱いになります。

SBI証券はファンド情報の「休場日」、楽天証券はファンド情報の「ファンド休日」、マネックス証券はファンド買付時の「申込受付不可日」で確認できます。

「約定日」は、国内系は注文当日、海外系は翌営業日が多い

主要ネット証券の「約定日」
主要ネット証券の「約定日」

約定日は、売却・買付注文を出した後、実際に取り引きする日です。
約定日の終値で、売却・買付の単価が決まります。

国内商品は注文の営業日当日、海外商品は注文の翌営業日であることが多いです。

SBI証券はファンド情報の「約定日」、楽天証券はファンド情報の「約定日と基準価額の決定」、マネックス証券はファンド買付時の「申込価額」で確認できます。

「約定日の翌日(朝4:00~5:30)」に、買付余力になる(買付可能)

SBI証券で売却した投資信託が買付余力になるタイミング
SBI証券で売却した投資信託が買付余力になるタイミング

約定してから買付余力になる日は、SBI証券の場合、約定日の翌日朝4:00~5:30に買付余力になります。

買付余力になれば、その買付余力の金額内で、新たな投資信託を購入できます。
ただし、買付余力となっても、新たに買い付けたい投資信託の受渡日が、売却した投資信託の受渡日を迎える前の場合は、買付できません。

「受渡日」に、出金が可能になる

主要ネット証券の受渡日表示画面
主要ネット証券の受渡日表示画面

受渡日は、売却した投資信託の代金が入金される日または買付した投資信託を受け取れる日です。

したがって、投資信託を売却した時、実際に出金できたり、新たに投資信託を買付できるのは、受渡日以降となります。

「受渡日」の年が、NISA枠の年扱いになる

非課税口座内上場株式等に係る譲渡所得等の非課税は、受入期間内に取得した上場株式等の引渡しがあった日から、非課税管理勘定、特定累積投資勘定若しくは特定非課税管理勘定が設けられた日の属する年の1月1日から5年を経過した日まで又は累積投資勘定が設けられた日の属する年の1月1日から20年を経過した日までの間に当該上場株式等の譲渡による引渡しのあった日までの間に生じた譲渡所得等について適用があることに留意する。

国税庁「措置法第37条の14《非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税》関係

NISA口座の枠は、年ごとに管理されています。

「注文日」や「約定日」、「受渡日」に差異があるため、どっちの基準でNISAの口座管理年が決められているのか分かりませんよね。

結論、NISA口座の管理年は「受渡日」で決まっています

注文日から受渡日までには、かなりのタイムラグがあるので、必ず確認しましょう!

NISA口座から特定口座移管は「非課税期間終了時の最終営業日の終値」で移管される

旧NISA口座は、一般NISAなら5年、つみたてNISAなら20年の非課税期間が終了すると、特定口座に自動で移管されます。

特定預り/一般預りへ移管されると、非課税期間満了時の最終営業日時点の時価(終値等)で取得した形となります。

参考リンクSBI・楽天・マネックス・松井証券で売却から出金までの流れまとめ

人気投資信託の2023年最終注文日一覧

では、eMAXIS Slimシリーズなど、人気の投資信託の2023年最終注文日はいつなのか確認していきましょう。

2023年12月のファンド休場日は公開されていません。(あくまで予想です)
したがって、2022年12月の実績から休場日を想定しています。

eMAXIS Slimシリーズの最終注文日一覧

2023年eMAXIS Slimシリーズの最終注文日
2023年eMAXIS Slimシリーズの最終注文日一覧

2023年のeMAXIS Slimシリーズなど人気投資信託の最終注文日は上表のとおり。

2023年12月22日(金)の15:00までに発注すれば、2023年最終日である12月29日(金)に受け渡しとなり、NISA口座(2019年枠)であれば、2023年中の受け渡しで売却益が非課税となります。

詳しく「売却注文」「約定日」「受渡日」を、各投資信託ごとにスケジュールに落とし込んだのが次のとおり。

2023年内売却の「売却注文」「約定日」「受渡日」スケジュール

2023年eMAXIS Slimシリーズの最終注文スケジュール
2023年eMAXIS Slimシリーズの最終注文スケジュール

2023年内売却の「売却注文」「約定日」「受渡日」スケジュールは上図のとおり。

  • 国内系は、2023年12月26日15:00までの売却注文
  • 海外系は、2023年12月22日15:00までの売却注文

が2023年内に売却・受け渡しとなる日時となるでしょう。

もし一日でも過ぎてしまったら…

年末年始を過ぎた場合の売却注文、約定日、受渡日スケジュール
2023年eMAXIS Slimシリーズの最終注文日を過ぎた場合のスケジュール

もし、2023年内売却・受け渡しの最終日を1日でも過ぎてしまった場合、「売却注文」「約定日」「受渡日」スケジュールは上図のとおり。

  • 国内系は、2023年12月26日15:00以降の売却注文
  • 海外系は、2023年12月22日15:00以降の売却注文

になると、営業日およびファンド休場日は注文されないため、2023年内に売却注文が通り、約定はしますが、受け渡しは2024年になってしまうでしょう。

個人的なおススメは「タイミング②:年内売却→年明け買付」

私個人的なおススメは、年内売却→年明け買付です。理由は次の2つ。

理由①:毎年年末に行っているリバランス作業と同時にできる

毎年、年末年始に特定口座分の資産をリバランスしています。

年末の恒例作業ですし、わざわざリバランスシートツールで、売却する額と、買い付けする額を確認しなくて良いので、今年はむしろラクかもしれません。

理由②:旧NISAの非課税期間終了時でも流用し、1円たりとも税金を払いたくない

年内売却→年明け買付は、旧NISA(一般NISA・つみたてNISA)の非課税期間が終了する時にも利用できます。

旧NISAで株や投資信託を保有している人は、今から「売却注文」「約定」「受け渡し日」についてある程度把握しておけば、5年後・20年後に「非課税期間終了する!!どうしよう!?」が無くなるかもしれませんね。

私は払わなくてよい税金は払いたくないので、年内に売却し、年明け買付で対応します。

新NISAに向けての準備を始めておこう!

主要ネット証券の受渡日表示画面
主要ネット証券の受渡日表示画面

2024年1月1日から始まる”新しいNISA”に向けて、

  • 特定口座を売却して新NISAの成長投資枠へ移したい
  • 一般NISAの2019年分投資枠の非課税期間が終了するので、特定口座移管前に非課税のまま売却して新NISAの成長投資枠へ移したい

なら、ご自分が保有している株や投資信託の「受渡日」を確認しておきましょう!

過去の実績をシミュレーションしても、明確な売却・買付タイミングはわからない

ちなみに、「より高値で売りたい!」と考えて、売却のタイミングを予測したい人のために、過去のeMAXIS全世界株式で、2010年以降の12月および1月のチャートを準備してみました。

まずは12月。

eMAXIS全世界株式(12月・1月)過去実績
eMAXIS全世界株式(12月・1月)過去実績

ほぼほぼ平坦。直近2年は月初の方が若干高めかなぁ、くらい。

次に1月。

eMAXIS全世界株式(12月・1月)過去実績
eMAXIS全世界株式(12月・1月)過去実績

ほぼほぼ平坦。これまた月初が若干高めかなぁ、くらい。

どうです?これ見て、いつ売却しよう、いつ買付しようとか、正直決めようがないですよね。

ということで、高値を狙った売却、底値を狙った買付のタイミングはわかりません。

今年は傾向がわからない

ただでさえ、市場の需給なんてわからないのに、新NISA一括投資の風潮もあります。

新NISAの年間360万の非課税枠(積み立て投資枠120万+成長投資枠240万円)を、いち早く埋めるため、一括投資する人も多いでしょう。

したがって、2024年1月4日買付(実際は約定)は、高値掴みの恐れがありますので、覚悟しておきましょう。

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投資に関する記事一覧は以下のとおり。

投資

以上、ご参考になれば幸いです。

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【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
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 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
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