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NISAとiDeCoはどっちにすべきか、フローチャートで選ぼう!

NISAとiDeCoはどっちにすべきか、フローチャートで選ぼう!
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2024年から新NISAが始まり「iDeCoやる意味ある?」みたいな風潮が生まれた昨今。

ぬくぬく個人としては、新NISAで1,800万円分非課税で投資するよりも、老後資金の資産形成や、一定以上の所得がある現役世代にとっては、iDeCoの方が優先順位が高いと考えています。

「NISA」と「iDeCo」はどっちにすべき?

こんなお悩みにお答えします。

本記事では、NISAとiDeCoのどちらを選択すべきか、または併用すべきかをフローチャートで確認できるようになっています。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくが実際やってみたら、「NISAとiDeCoの併用」になりましたよー

本記事でわかること
  • NISAとiDeCoの選択フローチャート
  • NISAとiDeCoの違い13項目比較!
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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5分くらいで、NISAとiDeCoのどちらを優先すべきかや、NISAとiDeCoの違いを重要なポイントに絞って理解できますので、ご一読いただけますと幸いです。

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NISAとiDeCoの選択フローチャート

NISAとiDeCoの選択フローチャート
参考フローチャートSBI証券投資情報メディアを参考に、ぬくぬくが作成

NISAとiDeCoの選択フローチャートは、上の画像のとおりです。

一度、現状であなたのお考えで、NISAとiDeCoの選択フローチャートをやってみてください。

どれになりましたでしょうか?

改めて、NISAとiDeCoを比較していきながら、考えていきましょう。

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NISAとiDeCoの違いは?

そもそも、NISAとiDeCoの違いは、下表のとおり。

NISAiDeCo
対象年齢18歳以上20~65歳
不可条件出国(5年越え)・基礎年金受給中の人
・過去iDeCoの老齢給付金受給実績ありの人
・農業者年金加入者
・企業年金マッチング拠出者
年間投資上限額最大360万円
・つみたて投資枠:120万円(10万円/月)
・成長投資枠:240万円(20万円/月)
最大81.6万円
自営業 :6.8万円/月
専業主婦:2.3万円/月
会社員 :2.3万円/月
会社員(企業型DC加入):2万円/月
会社員(DB+企業型DC加入):1.2万円/月
公務員 :1.2万円/月
商品自由・元本確保無し種類少ない・元本確保あり
税金購入額    :×(控除無し)
配当金・売却益:◯(非課税)
受取時    :◯(非課税)
拠出額      :◯(所得控除)
売却・スイッチング:◯(非課税)
受取時      :△(退職所得控除・公的年金控除)
売却タイミング自由60歳まで売却不可
支払い方法クレカ
銀行引き落とし
銀行引き落とし
購入方法積立
スポット
積立のみ
購入最低金額1005,000円/月以上
スイッチング
(商品の入れ替え)
×
(不可)

(可能)
手数料無料加入時:2,829
毎月:171
給付時:440
出口戦略定額売却
定率売却
定口売却
年金
一時金
年金&一時金併用
資産差し押さえ対象
(対象)
×
(非対象)
新NISAとiDeCoの比較表

違い①:対象年齢が異なる

NISAとiDeCoの違い1つ目は、利用できる年齢が異なること。

NISAは、18歳以上なら誰でもNISA口座を開設可能。
iDeCoは、20歳~65歳までiDeCoへ加入が可能。

したがって、年齢がNISA・iDeCoどちらを利用するかの判断材料1つ目となります。

違い②:開設・加入可能条件が異なる

NISAとiDeCoの違い2つ目は、NISA口座開設・iDeCo加入できる条件が異なること。

NISAは、日本在住なら誰でもNISA口座を開設可能。
iDeCoは、以下の除き、iDeCoへ加入可能。
・農業者年金の被保険者
・国民年金の保険料免除者
・企業型確定拠出年金マッチング拠出利用者

したがって、職業や企業、公的補助有無が、NISA・iDeCoどちらを利用するかの判断材料2つ目となります。

参考リンク「iDeCo」と「マッチング拠出」どちらがいい?切替方法は?

違い③:投資可能額が異なる

NISAとiDeCoの違い3つ目は、積立・拠出できる上限金額が異なること。

NISAは、以下の金額を投資可能。
・総最大1,800万円
・年間最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
・月最大30万円(つみたて投資枠10万円+成長投資枠20万円※)
 ※・・・成長投資枠は月間投資上限無しのため12か月で除算した参考数値

iDeCoは、職業や加入する企業年金に応じて、以下の金額を拠出可能。

職業確定給付企業年金(DB)加入企業型DC加入拠出可能額拠出可能額
自営業6.8万円/月81.6万円/年
専業主婦2.3万円/月27.6万円/年
会社員××2.3万円/月27.6万円/年
会社員×2万円/月24万円/年
会社員1.2万円/月14.4万円/年
公務員1.2万円/月14.4万円/年
職業別iDeCo拠出金額一覧

したがって、毎月積み立てられる金額が、NISA・iDeCoどちらを利用するかの判断材料3つ目となります。

参考リンク『新NISA』徹底解説!旧NISAはどうする?ロールオーバーは?

参考リンク「iDeCo」とは?メリット5つとデメリット6つのキホンの“き”を解説!

違い④:投資できる商品が異なる

NISAとiDeCoの違い4つ目は、投資できる商品が異なること。

NISAは、株や投資信託など自由に購入できますが、元本確保型の商品はありません。
iDeCoは、最大35商品(※)から選択し、元本確保型の商品があります。
(※)・・・確定拠出年金法施行令 第十五条二により最大35商品と決められています。

(運用の方法の数の上限)
第十五条の二 法第二十三条第一項の政令で定める数は、三十五とする。

確定拠出年金法施行令 第十五条二

なお、商品は、NISAもiDeCoもSBI証券や楽天証券が前提のため、本記事で判断材料にしていません。

違い⑤:税金優遇が異なる

NISAとiDeCoの違い5つ目は、税金の優遇が異なること。

NISAは、積立額による税額控除は無いものの、運用中・売却時の配当金や売却益が全額非課税になります。
iDeCoは、積立額が所得税額控除になり、運用中の売却益は非課税になります。受取時は、一時金(一括受取)は退職所得控除、年金受取は公的年金等控除になります。

例えば100万円投資して20万円利益がでていた場合の税金を比較してみましょう。

積立時運用中受取時
NISA04万円節税
20万円×税率0.2%
(配当金・売却益での税金)
4万円節税
20万円×税率0.2%
=4万円節税
iDeCo20万円節税
拠出100万円×税率0.2%
4万円節税
20万円×税率0.2%
(スイッチング)
退職所得控除や公的年金等控除による
NISAとiDeCoの節税額比較

したがって、投資目的や税金優遇の活用指針が、NISA・iDeCoどちらを利用するかの判断材料4つ目となります。

違い⑥:売却可能なタイミングが異なる

NISAとiDeCoの違い6つ目は、売却可能なタイミングが異なること。

NISAは、自由に売却が可能。

iDeCoは、60歳まで売却できません。
ただし以下3つのパターンで解約可能。

  • 加入者が死亡した
  • 加入者が高度障がい者になった
  • 自営業者など国民年金第1号被保険者の保険料免除者かつ障害者給付金未受給かつ・・・(条件続く)

よってiDeCoは、事実上解約不可。

したがって、投資目的が「60歳以上で使う老後資金の資産形成」か否かが、NISA・iDeCoどちらを利用するかの判断材料5つ目となります。

違い⑦:支払方法が異なる

NISAとiDeCoの違い6つ目は、支払方法が異なること。

NISAは銀行引き落としだけでなく、クレジットカード積立も可能です。
iDeCoは、銀行引き落としのみ。しかも会社員は給与天引。

NISAのクレカ積立はポイントが貯まる、iDeCoの給与天引は自分が無駄遣いする前に投資へお金が回る、というそれぞれに利点があります。

なお、投資目的がポイントの人は除外、無駄遣いするか否かはマネーセンスカレッジのQGS前提なので、本記事では判断材料にしていません。

違い⑧:購入方法が異なる

NISAとiDeCoの違い8つ目は、商品の購入方法が異なること。

NISAは、積み立てだけでなく、スポット(随時好きなタイミングで好きな金額)購入可能。
iDeCoは、積み立て拠出のみ。

昨今は、時間分散の意味や一括投資するお金がないなどを背景に、積み立て投資が主流だと思いますので、本記事では判断材料にしていません。

違い⑨:最低金額が異なる

NISAとiDeCoの違い9つ目は、商品の購入の最低金額が異なること。

NISAは、100円から積み立て購入可能。
iDeCoは、毎月5,000円以上から積み立て拠出が可能になります。

したがって、毎月投資に回せる最低金額が、NISA・iDeCoどちらを利用するかの判断材料6つ目となります。

違い⑩:スイッチング有無が異なる

NISAとiDeCoの違い10点目は、スイッチング機能の有無が異なること。

スイッチングは、今購入している商品から、より良い商品や別の商品に切り替えること。

NISAは、スイッチング不可(いったん売却して、売却した金額を元手に別の商品を購入する)
iDeCoは、スイッチング可能(自動で売却➡購入してくれる)

なお、年に1回使うか否かの機能なので、本記事では判断材料にしていません。

参考リンク実践してみた!SBI証券のiDeCoでリバランスする方法5ステップ!

違い⑪:手数料が異なる

NISAとiDeCoの違い11点目は、手数料が異なること。

NISAは、口座開設も毎月の手数料も0円。
iDeCoは、加入時に2,829円、口座管理手数料毎月171円かかります。

なお、下記ポストのとおり、投資していたらiDeCoの手数料の元は取れるので、本記事では判断材料にしていません。

違い⑫:出口戦略が異なる

NISAとiDeCoの違い12点目は、出口戦略が異なること。

NISAは、定額売却、定率売却、定口売却が可能(証券会社による)
iDeCoは、一時金、年金、一時金と年金の組み合わせでの受け取りが可能。

なお、どちらを利用するか画像のとおり、投資していたらiDeCoの手数料の元は取れるので、本記事では判断材料にしていません。

参考リンク資産運用の出口戦略「4%ルール」をシミュレーションしてみた!

参考リンクiDeCoと退職金の出口戦略は3パターン!退職所得控除を最大限利用しよう!

違い⑬:差し押さえ可否が異なる

NISAとiDeCoの違い13点目は、資産の差し押さえ可否が異なること。

自己破産したり、税金を滞納し続けていると、財産が差し押さえされ、その支払いに回されます。

NISAは、株や投資信託は差し押さえ対象。
iDeCoは、確定拠出年金法 第三十二条にあるとおり、差し押さえ対象外。

(受給権の譲渡等の禁止等)
第三十二条 給付を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、又は差し押さえることができない。ただし、老齢給付金及び死亡一時金を受ける権利を国税滞納処分(その例による処分を含む。)により差し押さえる場合は、この限りでない。

確定拠出年金法 第三十二条

なお、差し押さえについては、ケースが少ないと想定しているため、本記事では判断材料にしていません。

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まとめ

NISAとiDeCoの選択フローチャート
参考フローチャートSBI証券投資情報メディアを参考に、ぬくぬくが作成

NISAとiDeCoを比較してきました。

改めて、NISAとiDeCoの選択フローチャートをやってみましょう。

さいごに、NISAとiDeCo、それぞれを選択すべき人について、かんたんにまとめます。

NISAを選択すべき人

  • 毎月5,000円以下の少額で投資を始めたい人
  • まとまった資金を投資したい人
  • 商品を自分好みに選びたい人
  • 老後資金以外(教育資金、住宅購入資金、旅行資金など)の資金も形成したい人
  • 住宅ローン控除(住宅購入後10年以内)がある人
  • 貰える退職金や企業年金が多い人

iDeCoを選択すべき人

  • 元本確保商品も購入したい人
  • 所得が多く、所得税額控除を受けたい人
  • 老後資金を形成したい人
  • 毎月5,000円以上投資できる人
  • 住宅ローン控除が無い(住宅購入後10年後)人
  • 貰える退職金や企業年金が少ない人

NISA・iDeCoを併用すべき人

  • 老後資金を形成しつつ、柔軟に投資したい人
  • 毎月10万円以上を投資したい人(こんな人は稀有な存在)

以上、ご参考になれば幸いです。

NISA・iDeCoを始めるなら、SBI証券か楽天証券がおススメです。
(ちなみにぬくぬくはSBI証券のiDeCoを利用しています。)

公式リンクを置いておきますね。

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資産運用
この記事を書いた人
ぬくぬく

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