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ついにクレカ積立10万円解禁!?いつから?SBI・楽天・マネックスで比較!

ついにクレカ積立10万円解禁!?いつから?SBI・楽天・マネックスで比較!
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2024年2月現在、クレジットカードによる積立投資の上限は5万円までとなっています。

しかし、早ければ、2024年3月以降に、クレジットカードによる積立投資の月額上限が10万円になるかもしれません!

  • そもそも、なぜ5万円までだったの?
  • クレカ積立10万円になるのはいつから?
  • どの証券会社&クレジットカードが良いの?

こんなギモンにお答えします。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくは、「業務継続性」と「ポイント還元率」を理由に、SBI証券×三井住友カード ゴールド(NL)で積み立て投資を続けていきますよー

本記事でわかること
  • そもそも、クレカ積立が5万円までだった理由は?
  • クレカ積立10万円を上限とできる改正の内容
  • クレカ積み立て10万円対応はいつから?
  • SBI証券・楽天証券・マネックス証券のクレカ積立10万円対応時期一覧
  • クレカ積立10万円でもらえるポイント比較
  • クレカ積立の選定を貰えるポイントで考えるときの注意点2つ

5分くらいで、クレカ積立が5万円だった理由や、10万円になる時期、どの証券会社とクレジットカードの組み合わせが良いかが分かりますので、ご一読いただけますと幸いです。

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そもそも、クレカ積立が5万円までだった理由は?

そもそも、クレカ積立が5万円だった理由は「金融商品取引業等に関する内閣府令 第百四十八条 二」にあります。

(金融商品取引業者における信用の供与を条件とした有価証券の売買の受託等の禁止の例外)
第百四十八条
二 同一人に対する信用の供与が十万円を超えることとならないこと

e-gov金融商品取引業等に関する内閣府令より

クレジットカードで投資信託を購入することは「信用の供与」に該当します。
信用の供与は、顧客を信用して、一時的にお金を貸して商品を購入すること。

私たちがクレジットカードを利用して投資信託を購入する際、一時的にお金を借りている(=信用の供与)ことになります。
そして、私たちが信用の供与を受けられるのは、金融商品取引業等に関する内閣府令により、最大10万円まで。

そこで、クレジットカードでの引き落としが何らかのトラブルがあったときを想像してみましょう。

n月n+1月
クレカ積立額50,001円50,001円
事象1月積立分引き落としエラー
信用の供与を受けた額50,001円100,002
法改正前で、もし5万円以上のクレカ積立が可能だった場合

もし、50,001円の積立が可能になっていて、次回引き落とし時にまとめて支払いとなってしまったら、「信用の供与が10万円を超える」こととなってしまいます。

したがって、各証券会社は「金融商品取引業等に関する内閣府令 第百四十八条 二」に記載されている信用の供与が10万円を超えないよう、クレカ積立で10万円超えの設定を不可にしています。

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クレカ積立10万円を上限とできる改正の内容

2024年から始まった新NISAのつみたて投資枠では、1年間で120万円を積立できる制度となっています。

しかし、クレカ積立では5万円までとなっていて、不整合な状態。

そこで、以下のとおり「金融商品取引業等に関する内閣府令 第百四十八条 二」の内容を改正が検討されています。

(金融商品取引業者における信用の供与を条件とした有価証券の売買の受託等の禁止の例外)
第百四十八条
二 前号の有価証券の売買をした月におけるその個人の同号の対価に相当する額の総額が十万円を超えることとならないこと

金融庁「「金融商品取引業等に関する内閣府令」及び「金融サービス仲介業者等に関する内閣府令」の改正(案)に対するパブリックコメントの結果等について

かんたんに言うと、「信用の供与は”購入月単位”で10万円以内」となります。

実例を挙げると、下表のとおり。

n月n+1月n+2月
積立金額10万円積立10万円積立10万円積立
事象1月分引落でエラー1月分引落+2月分引落でエラー
信用の供与10万円(1月分)10万円(2月分)10万円(3月分)
信用の供与の残り上限0円0円0円
法改正後に、毎月10万円のクレカ積立を行った場合

毎月10万円のクレカ積立で設定しても、信用の供与は「購入した月内で最大10万円」であるため、例え何らかの原因でクレジットカード利用料の引き落としができなくても、問題なくなります。

クレカ積立10万円上限対応はいつから?

クレカ積立10万円が可能になるのは、「金融商品取引業等に関する内閣府令 第百四十八条」が改正されてからになります。

内閣府令は、財務大臣によると「2024年3月中を目標に公布・施行」とのこと。

昨年(2023年)12月の金融審議会の報告書において、本年(2024年)1月から開始された新しいNISA制度において、つみたて投資枠が毎月に換算して10万円に引き上げられることを念頭に、クレジットカード決済による積立投資が、実務上、現行法令の上限額である10万円よりも制限されている状況が解消されるよう、必要な制度的見直しを行うことが適当であるとの提言をいただきました。
~中略~
そしてスケジュール感について申し上げますと、改正時期につきましては、投資家の利便性向上を早期に図るという観点から、本年(2024年)3月中にも公布・施行ができるよう準備を進めてまいりたいと考えています。

金融庁「鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(令和6年1月26日(金曜)10時32分~10時42分)」より

正式に公布・施行されてから、各証券会社のシステム改修が入ることになるでしょう。

したがって、クレカ積立上限が10万円になるのは「早くて2024年3月以降」ということになります。

SBI証券・楽天証券・マネックス証券のクレカ積立10万円対応時期一覧

それぞれの証券会社の対応時期は以下のとおり。(公表され次第、随時更新)

SBI証券
SBI証券

楽天証券
マネックス証券
マネックス証券
クレカ積立10万円対応時期
決定次第公表
3/10(日)7:00頃~
2024.4月買付分~
3/25(月)
2024.4月買付分~
クレカ積立10万円対応時期一覧表

SBI証券も10万円まで引きあがる予定ですが、時期は決定次第公表となっています。

クレカ積立10万円でもらえるポイント比較

では、実際にクレカ積立が10万円になったとき、どの証券会社が良いのでしょうか?

もらえるポイントで比較してみると下表のとおり。

比較条件は

  • 毎月10万円クレカ積立
  • eMAXIS Slim全世界株式 オール・カントリー
  • 毎年5%リターン
  • 投資期間は20年間(2024.3月~2044.4月)

の場合です。

クレカ積立10万円でもらえるポイント比較

マネックス証券×マネックスカードが、毎月積立額に対して1.1%+投信保有残高に対して0.0175%なので一番ポイントが貰えます。

続いて、SBI証券×三井住友カード ゴールド(NL)が、毎月積立額に対して1.0%+投信マイレージの0.0175%が続きます。

最後に、 楽天証券 ×楽天カードとなります。

内訳①:クレカ積立額で毎月貰えるポイント

毎月10万円をクレカ積立して貰えるポイントを比較すると下表のとおり。

なお、「三井住友カード」は「Olive」に置き換えても同じ結果です。

クレカ積立10万円でもらえるポイント比較
三井住友カード
×
SBI証券
三井住友カード
ゴールド (NL)
楽天カード
×
楽天証券
楽天カードゴールド
×
楽天証券
マネックスカード
×
マネックス証券
取得ポイント
(1年間)
6,00012,0006,0009,00013,200
取得ポイント
(20年間)
121,000242,000121,000181,500266,200
SBI証券・楽天証券・マネックス証券で、毎月のクレカ積立額に応じて貰えるポイント比較表

内訳②:投資信託保有残高に応じて貰えるポイント

eMAXIS Slim全世界株式 オールカントリーを保有し、毎年5%リターンを想定した場合に貰えるポイントを比較すると下表のとおり。

三井住友カード
×
SBI証券
三井住友カード
ゴールド (NL)

×
SBI証券
楽天カード
×
楽天証券
楽天カードGLD
×
楽天証券
マネックスカード
×
マネックス証券
2024757519019075
2025288288100100288
2026504504100100504
2027715715100100715
2028930930100100930
2029114611461001001146
203013571357001357
203115721572001572
2032178817885005001788
203320002000002000
203422142214002214
203524302430002430
2036264226425005002642
203728562856002856
203830723072003072
203932843284003284
2040349834985005003498
204137143714003714
204239263926003926
204341404140004140
204414281428001428
総計43579435792190219043579
SBI証券・楽天証券・マネックス証券で、投信保有残高に応じて貰えるポイント比較表

貰えるポイントでクレカ積立を選定するときの注意点2つ

貰えるポイントで、クレカ積立を選定するときの注意点は次の2つ。

クレカ積立選定の注意点
  • SBI証券+三井住友カードプラチナプリファード5%が続くと期待しないこと
  • マネックス証券+マネックスカード1.1%還元が続くと期待しないこと

注意点①:SBI証券+三井住友カードプラチナプリファード5%が続くと期待しないこと

2024年2月現在、三井住友カード プラチナプリファードで、SBI証券のクレカ積立すると、5%分のVポイントが貰えます。(年会費33,000円)

新NISAのつみたて投資枠の年間積立可能額は120万円のため、

1,200,000×5%=60,000ポイント

で、年会費を上回りますが・・・

三井住友カードがこの状態を続けることは無いでしょう。年会費取る意味は?となります。

注意点②:マネックス証券+マネックスカード1.1%還元が続くと期待しないこと

マネックス証券×マネックスカードでも、クレカ積立額に対して1.1%のマネックスポイントを貰えます。

一般カードで1%越えなので、業界水準を逸脱しています。
個人的には、長続きしないと思います。

楽天の改悪と同じ轍を踏みますか?

結論:長く積み立て続けられる証券会社とクレカを選ぼう

主要ネット証券の「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」のクレカ積立について比較してきました。

ぬくぬく個人としては、例え高いポイント還元率だったとしても、改悪時の検討が面倒なので、長く使い続けられそうな証券会社およびクレジットカードを選択しています。

とても重要な資産運用。

本当は検討したり、動いたりしなきゃいけないのに、仕事が忙しすぎて、何も考えられないタイミングはありませんか?そんな時に、サービスの改悪が来ても困ります。

そもそも、あなたは何のために投資を始めたのでしょうか?
老後のための資産形成だったり、余剰資金の資産運用だったりしませんか?

「ポイントは資産形成上の副産物」

くらいに考えておきましょう。

SNSを見ると皆平気で何十万も投資しているように見えますが、ぶっちゃけ、クレカ積立10万円なんてできる人、そうはいません。
ポイントのために、無理な投資は止めましょう。

そもそも、あなたが投資に回せるお金は、手取り収入の25%が目安ですので、ご参考まで。

最後に、本記事で紹介した証券会社・クレジットカードへの公式リンクを張っておきます。

個人的におススメなのは、長く使い続けられそうで、ポイント還元率の恩恵も業界高水準で受けられる、SBI証券×三井住友カード(またはOlive)の組み合わせ。

\三井住友カード公式ページへ/
\Olive公式ページへ/
\ SBI証券公式ページへ /

改悪の度に楽天経済圏の崩壊が叫ばれますが、結局”ラク”なのは楽天証券×楽天カードの組み合わせ。

\ 楽天カード公式ページへ /
\ 楽天証券公式ページへ /

とりあえず2024年2月現在、最もポイントが貰える組み合わせはマネックス証券×マネックスカードの組み合わせ。いつまで続くか分かりませんが、最高のお得を享受したい方はこの組み合わせ。

\ マネックスカード公式ページへ /
\ マネックス証券公式ページへ /

以上、ご参考になれば幸いです。

参考リンク

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