介護タクシーを利用する機会はそう無いと思いますが、
介護サービスを受ける・家族の介護に携わる場合、その機会が一気に増えます。
そこで、その利用方法に不安を抱いている人のために、
についてお伝えします。
介護タクシーとは?
車いすや寝たきり(寝台)のまま移動するためのタクシーです。
外観は次のツイートのとおりです。スロープ付きバスみたいなイメージで、車いすにのったまま、または、もっと大型にすれば寝台のまま乗り込めます。
実際に乗り込むとこんな感じ。
介護タクシーを利用する機会とは?
介護タクシーを利用する機会は以下のとおり。
- 入院先から、介護施設へ移動するとき
- 介護施設から介護施設へ移動するとき
- 介護施設から入院先へ移動するとき
- 介護施設や入院先から、外出先へ移動するとき
介護タクシーの利用方法は?
基本的に、通常のタクシーと同じです。
以下の流れで利用します。
1.まずは、介護タクシーの取り扱いがあるタクシー会社へ電話連絡
電話連絡して伝える内容は次のとおり。
伝える内容
- 現在の居場所(入院先と部屋番号、施設名)
- 入所者の名前
- 状態(車いす移動が可能か、寝たきりか)
- 行先
- 現在の居場所へ来ていただきたい日時
これだけ!
普通のタクシー利用 + 状態 のみ!
2.介護施設へ入所する際はどうしたら?
事前に、入所先の施設の担当者へ介護タクシーが到着する日時をお伝えしてください。
3.介護タクシー利用当日の流れは?
当日、施設や入院先に介護タクシーが来てくれます。
そのまま、 介護タクシー運転手が以下のとおり対応してくれます。
- ベッドに寝ていた場合、車いすに乗せてくれます! (素人がやるより安全確実にやってくれます)
- 車への乗車もやってくれます。
- 家族の同乗は不要。
4.介護タクシー利用料の支払いタイミングとその方法は?
行先(目的地)についたら、精算します。私が利用したときは現金精算でした。
今はクレジットカード、QRコード決済ができるところもあると聞きます。
介護タクシーの利用料金はいくら?
結論。
介護タクシーは「通院目的のみ」医療費控除の対象になる!
介護タクシーは「通院目的」のとき、確定申告時の医療費控除の対象になります。
通常の医療費控除でも「通院目的」の場合で利用した公共交通機関の料金は医療費控除の対象となります。それと同じ考え方ですね。
年間の医療費の自己負担金額が10万円を超えると所得税の確定申告で控除できます。家族で確定申告を行っており、医療費の負担をしている方がいれば、その方の確定申告時の医療費控除に含める方法もあります。その場合、セルフメディケーション税制だと含めることができなくなりますのでご注意を。
介護タクシーを利用しての感想
私は介護タクシー会社を3社ほど利用しましたが、共通していたのは次のとおりです。
慣れてるので、自分たちよりもテキパキやってくれます!
こんな安い値段でいいの?ってくらいのコスパです。
まとめ
介護タクシーの利用方法は普通のタクシーと変わりません。
利用料金も普通のタクシーと変わりません。
もし入退院を繰り返したり、移動したりする機会が多いようであれば
ためらう必要はありません、
是非活用して、愛用の介護タクシー会社を見つけることをおすすめします。
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