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マイナンバーカードを免許証化するメリット6つとデメリット2つ

マイナンバーカードが免許証の代わりに!?いつから?
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2022年3月4日に、マイナンバーカードの免許証と一体化する法案として、警察庁が第208回国会(常会)提出法案「道路交通法の一部を改正する法律」の改正案を提出し、閣議決定されました。

  • マイナンバーカードが免許証の代わりになるのはいつから?
  • メリット・デメリットは?
  • 手続き方法は?

本記事では、マイナンバーカードの免許証化について、現在分かっていることを解説していきます。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくは、免許更新をラクにするため、マイナンバーカードを免許証化する予定ですよー

本記事でわかること
  • マイナンバーカードの免許証化は2024年度末予定!
  • マイナンバーカードを免許証化するとどうなるの?
  • マイナンバーカードを免許証化するメリット6つ
  • マイナンバーカードを免許証化するデメリット2つ
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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5分くらいで、マイナンバーカードの免許証利用がいつから始まるか、メリット・デメリットが分かりますので、ご一読いただけますと幸いです。

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マイナンバーカードの免許証化は2024年度末予定!

マイナンバーカードの免許証化はいつから?
デジタル庁 2021年12月24日開催 第2回デジタル社会推進会議「資料1-3:デジタル社会の実現に向けた重点計画(案)」より

マイナンバーカードの免許証化は、2024年度(令和6年度)末を目標に進められています。

マイナンバーカードのスマホ搭載も検討されていますので、合わせて検討されています。

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マイナンバーカードを免許証化するとどうなるの?

マイナンバーカードを免許証化
マイナンバーカードの免許証化まとめ

マイナンバーカードの免許証化は、その名のとおり「マイナンバーカードが運転免許証になる」ことを指します。

具体的には

  • 免許情報はマイナンバーカードのICチップに記録
  • 返納や更新、住所変更などもマイナンバーカードの情報を変更するだけ

になります。

ちなみに、マイナンバーカードの免許証化は、健康保険証化と同様、あくまで「申請制」なので、希望者のみです。

かんたんにポイントを解説していきましょう!

参考リンク警察庁「第208回国会(常会)提出法案

マイナンバーカードを免許証化したときの対応パターン3つ

マイナンバーカードを免許証化したときの対応パターン3つ
マイナンバーカードを免許証化は任意です

マイナンバーカードを免許証化するにあたって、我々国民の対応パターンは次の3つです。

  1. 従来通り「免許証」のみを持つ
  2. 「免許証」も「免許証化したマイナンバーカード(免許情報記録個人番号カード)」も持つ
  3. 「免許証化したマイナンバーカード(免許情報記録個人番号カード)」のみを持つ

マイナンバーカードの免許証化は、任意ですので、義務ではありません。

マイナンバーカードを免許証化した時に記録する情報

マイナンバーカードを免許証化した時に記録する情報
マイナンバーカードを免許証化した時に記録する情報

マイナンバーカードを免許証化した時に記録する情報は

  • 免許情報記録
  • 免許の年月日
  • 免許情報記録の有効期限の末日
  • 免許の種類
  • 本籍、住所、氏名及び生年月日
  • 優良運転者情報
  • 運転経歴

などの情報です。

仮免許は非対応

マイナンバーカードの免許証化は仮免許対象外
マイナンバーカードの免許証化は仮免許対象外

マイナンバーカードの免許証化について、「仮免許」は対象外です。

(一)運転免許(仮運転免許を除く。以下一において同じ。)を現に受けている者のうち、当該運転免許
について運転免許証のみを有するもの等は、いつでも、その者の個人番号カードの区分部分に特定免
許情報(当該者の運転免許に係る一定の情報をいう。以下同じ。)を記録することを申請することが
できることとする。

警察庁「第208回国会(常会)提出法案」より

マイナンバーカードを免許証化する6つのメリット

マイナンバーカードを免許証化するにあたって、現在分かっている範囲のメリットは次の6つです。

メリット①:いつでも免許証を返納可能

マイナンバーカードを免許証するメリット
いつでも免許証を返納可能

マイナンバーカード免許証化のメリット1つ目は、いつでも免許証を返納可能なことです。

詳しく事務手続きが決まっているわけではありませんが、恐らく、免許センターや警察署に出向かなくても、マイナポータルから免許返納手続きができるようになるでしょう。

メリット②:免許証(物理カード)が不要に!

マイナンバーカードを免許証するメリット
免許証(物理カード)が不要に!

マイナンバーカード免許証化のメリット2つ目は、免許証(物理カード)が不要になることです。

免許証交付時に、マイナンバーカードを免許証とする申請をすれば、マイナンバーカードの記録情報に「免許情報」を書き込んでくれるようになるものと思われます。

現在は、様々な手続きでマイナンバーカードの他に、顔写真付きの証明書の提示を求められるケースが残っていますが、2024年度末であれば、マイナンバーカードだけで手続きできるようになっていることでしょう。

となれば、免許証の物理カードは不要になっているかもしれません。

メリット③:免許証化したマイナンバーカードを携帯していれば免許不携帯にならない!

マイナンバーカードを免許証するメリット
免許証化したマイナンバーカードを携帯していれば免許不携帯にならない!

マイナンバーカード免許証化のメリット3つ目は、免許証化したマイナンバーカードを携帯していれば免許不携帯にならないことです。

免許証を携帯せずに運転してしまうと、免許不携帯の交通違反となりますが、免許証化したマイナンバーカードを携帯していれば、免許不携帯となりません。

警察官から免許証提示の請求があった際も、免許証化したマイナンバーカードを掲示すれば、警察官が免許情報を確認できる環境を構築することも、法案に明記されています。

メリット④:住所地以外の免許更新期限も誕生日1か月後に!?

マイナンバーカードを免許証するメリット
もちろん住所地以外での免許更新も可能

マイナンバーカード免許証化のメリット4つ目は、住所地以外の免許更新だと「誕生日まで」が更新期限でしたが、免許証化したマイナンバーカードなら、通常の免許更新と同様、「誕生日1か月後」までになることです。

マイナンバーカードを免許証するメリット
住所地での免許更新と、住所地以外での免許更新の更新期限

ただし、「免許証」と「免許証化したマイナンバーカード(免許情報記録個人番号カード)」の両方を所持している場合、今までと変わらず、住所地以外での免許更新は「誕生日まで」が期限です。

メリット⑤:免許証の住所変更手続きが不要に!

マイナンバーカードを免許証するメリット
免許証の住所変更手続きが不要に!

マイナンバーカード免許証化のメリット5つ目は、免許証の記載事項変更(住所変更など)の手続きが不要になることです。

例えば、住所変更であれば、市区町村役場への手続きをすれば、免許センターや警察署での手続きが不要になります。

メリット⑥:後からでも免許証(物理カード)は発行可能

マイナンバーカードを免許証するメリット
後からでも免許証(物理カード)は発行可能

マイナンバーカード免許証化のメリット6つ目は、マイナンバーカードを免許証化しても、後から別途免許証は発行可能なことです。

今後、免許証を取得したとき、マイナンバーカードに免許情報を記録することで、免許証の発行を受ける人が増えていくでしょう。

何かしらの手続きで、マイナンバーカードのコピーだけでなく、免許証のコピーも求められた場合も、必要に応じて免許証(物理カード)を後からでも発行できます。(2024年4月になってもそういった手続きが残っていること自体がおかしい気もしますが)

マイナンバーカードを免許証化するデメリット2つ

マイナンバーカードを免許証化するにあたって、現在分かっている範囲のデメリットは次の2つです。

デメリット①:マイナンバーカードと現免許証を併用すると、両方とも更新が必要

マイナンバーカードを免許証化するデメリット
免許証化したマイナンバーカードと、現免許証を併用する場合は、両方更新手続きが必要

マイナンバーカード免許証化するデメリット1つ目は、免許証化したマイナンバーカードと免許証の両方を持ちたい場合、両方とも更新が必要なことです。

免許情報を更新したいとき、

  • 免許証化したマイナンバーカード
  • 免許証(物理カード)

の両方を持っていて、今後も併用したい場合は、それぞれの更新申請が必要になります。

詳しい事務手続きは公開されていませんが、このデメリットについて続報があれば更新していきます。

デメリット②:車検証はマイナンバーカードと別のまま

電子車検証
電子車検証サンプル

マイナンバーカード免許証化するデメリット2つ目は、車検証はマイナンバーカードと一体化されないことです。

車検証も、2023年(令和5年)1月4日以降の車検から「電子車検証」になりますが、マイナンバーカードには組み込まれません。

個人的には、車検証もマイナポータルにデータを集約して、マイナンバーカードで参照できるようになれば、わざわざ別の紙きれをグローブボックスに放置しておかなくて済むのに、と思っています。

参考リンク車検証が電子化!いつから?メリット・デメリットは?

マイナンバーカードと免許証の一体化の申請手続きは未決定

2022年10月現在、マイナンバーカードと運転免許証を一体化する手続き方法は決まっていません

  • マイナ保険証のような取り扱いになるなら「マイナポータル」で申請
  • 電子車検証のような取り扱いになるなら「免許更新時」に申請

となるでしょう。

いずれにしても、詳細な手続き方法が判明したら更新しますね。

全ての手続きがマイナンバーカードに集約できれば免許証は不要に!

かんたんにマイナンバーカードの免許証化について解説してきました。

個人的には、様々な手続きにおける「本人確認」において

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカード以外の顔写真付き身分証明書

で、2つ以上の身分証明書を提示する文化が無くなり、「マイナンバーカード」に集約できれば、免許証は不要と考えています。

マイナンバーカード機能がスマホに搭載されれば、マイナンバーカードすら持ち歩く必要が無くなります。

一方、マイナンバーカードを紛失した際のリスクは大きくなります。

したがって、マイナンバーカードを紛失して停止申請したら、連携しているサービスも自動で停止➡再発行の手続きできるような仕組みを構築して欲しいものですね。

マイナンバーカード機能のスマホ搭載について知りたい方は「マイナンバーカードのスマホ搭載は2022年度にAndroidから!」で解説していますので是非ご覧ください。

マイナンバーカードの健康保険証化について詳しく知りたい方は「マイナンバーカードの健康保険証化のメリット7つとデメリット3つ」をご覧ください。

マイナンバーカードの今後の展開を知りたい方は「知る人ぞ知る!マイナンバーカードのロードマップ26選!!」をご覧ください。

マイナンバーカードについては「マイナンバーカードまとめ」に記事をまとめていますので、是非ご覧ください。

マイナンバー
「マイナンバー」の記事一覧です。

以上、ご参考になれば幸いです。

雑記
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家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
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