2023年(令和5年)1月4日から、車検の際に交付される従来のA4サイズの車検証は廃止され、新たにICタグ付きの電子車検証(A6+αサイズ)が発行されるようになります。
既に発行された方もいらっしゃいますね。
今日から電子車検証。
— decoboco (@shop_decoboco) January 4, 2023
ムッチャ小さい。#電子車検証 pic.twitter.com/FAC5R5LEZz
- 車検証が電子化したら、車検はどうなるの?
- 車検証を電子化するメリット・デメリットは?
- 新しい車検証の有効期限を確認する方法は?
こんなギモンにお答えします。
本記事をご覧の方は
と思っていませんか?
本記事では、車検証の電子化したことによって、我々自動車ユーザーにとってのメリット・デメリットについて解説します。
ぬくぬくの場合は、2023年6月の車検で電子車検証になる予定ですよー
5分くらいで、車検証を電子化するメリット・デメリットが分かりますので、ご一読いただけますと幸いです。
車検証の電子化(ICカード化)はいつから?
2023年(令和5年)1月より、車検証は
- ICタグが埋め込まれる
- サイズがA6+α(概ね新書に違いサイズ)に変わる
となり、「電子車検証」として発行が開始されました。
したがって、車検証の電子化(ICカード化)といっても、紙の車検証が無くなるわけではありません。
電子車検証は「2023年1月4日以降」の車検から発行開始!
電子車検証は、2023年(令和5年)1月4日(水)以降の車検分から発行されるようになります。
いつから車検証が電子化されますか。
国土交通省「電子車検証特設サイト」よくあるご質問より
2023年1月4日以降に新規登録や継続検査等、従来であれば紙の車検証が新しく発行される手続きを行った車両について電子車検証が発行されます。
紙の車検証発行は2023年1月3日に終了。以後3年間、紙での確認は「自動車検査証記録事項」で確認。
電子車検証の発行が開始されることにより、今までの紙の車検証は、2023年(令和5年)1月3日(火)に発行を終了しました。
2023年1月4日以降に従来の紙の車検証を発行してもらうことはできますか。
国土交通省「電子車検証特設サイト」よくあるご質問より
電子車検証の発行対象となる手続きにおいて従来の紙の車検証を発行することはできません。
車検証情報は、今までの紙の車検証から変わって、「車検証閲覧アプリ(PC/スマホ)」で確認することになります。
ただし、最低3年間(2026年(令和8年)1月まで)は、別途発行される「自動車検査証記録事項」で確認できます。
スマホやPCを持っていませんが、ICタグの情報をどのように確認すればいいですか。
国土交通省「電子車検証特設サイト」よくあるご質問より
制度開始から最低3年間は従来の車検証と同等の情報が記載されている「自動車検査証記録事項」をお渡しするのでそちらをご確認ください。
軽自動車は2024年(令和6年)1月から
軽自動車の車検証については、2024年(令和6年)1月より、電子車検証に切り替わる予定。
検査対象軽自動車の車検証に関しては、1年後の令和6年1月より交付していきます。
国土交通省「道路運送車両法施行規則等の改正について」の別紙より
「電子車検証」と「旧車検証」の違いは?
上の画像は「電子車検証」ですが、一見、あまり変わらないように見えますよね。
では、「電子車検証」と「旧車検証」の違いについて解説していきましょう。
違い①:サイズが違う
旧車検証 | 2023年(令和5年)1月4日からの電子車検証 | |
---|---|---|
サイズ | A4 (210mm×297mm) | A6+α (105mm×177.8mm) ※新書に近いサイズ感 |
「電子車検証」のサイズは、A6(縦105mm×横148mm)よりも少し横が長く「縦105mm×横177.8mm」です。
新書のサイズが「103mm×182mm」なので、概ね同じくらいのサイズ感ですので、旧車検証より一回り小さくなっています。
※「旧車検証」のサイズは「A4(縦210mm×横297mm)」でした。
しかし、小さくなり、ICタグが埋め込まれるからと言って、クレジットカードと同じとはいかないようです。
残念ながら、財布に入れよう、と思っても入りません。
違い②:印字内容
「電子車検証」と「旧車検証」で印刷されている内容が若干異なります。詳しくは次の表のとおり。
車検証記載内容 | アクアの例 | 旧車検証 | 新電子車検証 |
---|---|---|---|
ICタグ | – | 無し | あり |
自動車登録番号 又は 車両番号 | 宇都宮 123 あ 1234 | ○ | ○ |
登録年月日 交付年月日 | 平成27年4月6日 | ○ | × |
初度登録年月 | 平成24年9月 | ○ | ○ |
自動車の種別・用途 | 小型 乗用 | ○ | ○ |
自家用・事業用の別 | 自家用 | ○ | ○ |
車体の形状 | 箱型 | ○ | ○ |
車名 | トヨタ | ○ | ○ |
乗車定員 | 5人 | ○ | ○ |
最大積載量 | – | ○ | ○ |
車両重量 | 1090kg | ○ | ○ |
車両総重量 | 1365kg | ○ | ○ |
車台番号 | NHP10-1234567 | ○ | ○ |
長さ・幅 | 399cm 169cm | ○ | ○ |
高さ | 144cm | ○ | ○ |
前前軸重 | 680kg | ○ | ○ |
前後軸重 | – | ○ | ○ |
後前軸重 | – | ○ | ○ |
後後軸重 | 410kg | ○ | ○ |
型式 | DAA-NHP10 | ○ | ○ |
原動機の型式 | INZ-1LM | ○ | ○ |
総排気量 又は 定格出力 | 1.49L | ○ | ○ |
燃料の種類 | ガソリン | ○ | ○ |
型式指定番号 | 12345 | ○ | ○ |
類別区分番号 | 1234 | ○ | ○ |
所有者の氏名 又は 名称 | ○○○株式会社 | ○ | × ※ICタグに記録 |
所有者の住所 | ○○県○○市1-2-3 | ○ | × ※ICタグに記録 |
使用者の氏名 又は 名称 | ぬくぬく | ○ | ○ |
使用者の住所 | ○○県○○市5-6-7 | ○ | × ※ICタグに記録 |
仕様の本拠の位置 | *** | ○ | × ※ICタグに記録 |
有効期間の満了する日 | 令和5年6月13日 | ○ | × ※ICタグに記録 |
備考 | ○ | ○ | |
車両識別符号(車両ID) | × | ○ |
小さくなっても、印刷される項目に大きな違いはありませんが、電子車検証には
- ICタグが追加
- 車両識別符号(車両ID)が追加
- 有効期限が印刷されない
- 所有者の氏名・住所が印刷されない
- 使用者の住所が印刷されない
と、細かな点で変わっています。
中でも「有効期限」が印刷されなくなったことで、自動車保険や会社への通勤手当支給申請などの手続きも変更になることでしょう。
なお、車両識別符号(車両ID)は、車に割り振られる一意の番号のことです。
- Q新しい車検証に有効期限が書いていません。どのように確認すれば良いですか?
- A
2023年4月1日より発行された車検証には有効期限が記載されていません。
車検証アプリで確認してください。
詳しい確認方法は、車検証閲覧アプリへのログイン方法3ステップをご覧ください。
違い③:「電子車検証」はICタグ付き
「電子車検証」のICタグの通信規格は「ISO/IEC14443 TypeA」です。
- e-Taxなどでも利用できるICカードリーダー
- NFC機能が利用できるスマートフォン
があれば、電子車検証を読み取りできます。
事業者名 | 確認機種 |
---|---|
(株)アイ・オー・データ機器 | USB-NFC4 |
AB Circle Japan(株) | CIR315A-02 CIR315B-02 CIR415A-01 |
NTTコミュニケーションズ(株) | uTrust4701F |
エレコム(株) | MR-ICA001BK |
(株)サーランド・アイエヌイー | Dragon DE-ABCM6 |
サンワサプライ(株) | ADR-MNICU3 |
ジーエルソリューションズ(株) | XR08U-TI:卓上型 TM12-U-P/S:基板形状 |
ソニー(株) | RC-S300/S RC-S380/S RC-S300 |
(株)DNPアイディーシステム | NFCリーダー(ICリーダーライター) IDドキュメントリーダー(ID-SR1) |
富士フイルムイメージングシステムズ(株) | ICT-3192シリーズ ICT-3201U-A |
マクセル(株) | M-1850S N1850S-NS(2022年11月発売予定) M-1850SX |
マミヤ・オーピー・ネクオス(株) | MRT-100 |
車検はどう変わる?
2023年1月4日から電子車検証に変わることで、我々車ユーザーの車検は何か変わるのでしょうか?
結論:自動車ユーザーとしてはあまり変わらない
2023年1月4日以降に車検をしたら、「紙の車検証(ICタグつき)」が発行されます。
残念ながら、デジタルな車検証ではありません。
したがって、電子車検証に変わっても、ディーラーなどへ車検を依頼している場合、ユーザーとしてはあまり変わりません。
発行された電子車検証を車検の依頼先に渡して、ICタグの中身(有効期限)が書き換わって戻ってくるだけです。
ユーザーとしては、何かの手続きが簡略化されることはありません。むしろ、車検が終わった後、車検証を郵送してもらっていた人は、運用ルールによっては、郵送で受け取れなくなるかもしれません。
車検を受けるときは、新車検証を提示する
電子車検証になっても、車検を受けるときは「物理的なICタグ付き車検証」を提示する必要があります。
車検証を運輸局へ取りに行っている場合、不要になる
もしユーザー車検を受けていたりなど、車検の度に運輸局へ車検証を取りに行っている場合、車検証の記載事項(住所など)に変更が無ければ、車検後、運輸局へ新しい車検証を取りに行く必要が無くなるようです。
車検証電子化のメリット3つ
では、車検証を電子化するメリットは何なのでしょうか?3点ご紹介いたします。
メリット①:車検証閲覧アプリで車検証情報を確認できる
車検証電子化のメリット1つ目は、「車検証閲覧アプリ」で、車検証の情報を確認できることです。
しかし、わざわざ車検証を見なくても、車検証閲覧アプリで「電子車検証に記載されたセキュリティコード」を入力するだけで、PCやスマートフォンで車検証の情報を確認できます。
メリット②:車検証を運輸局へ取りに行く必要が無くなる
車検証電子化のメリット2つ目は、車検証を運輸局へ取りに行く必要が無くなることです。
ただし、ディーラーなどに車検を依頼している場合、あまり関係ありません。
メリット③:車検証発行までの時間が短縮される
車検証電子化のメリット3つ目は、車検証発行までの時間が短縮される予定です。
とはいえ、車検証を終えたら「車検の仮シール(保安基準適合標章)」を付けておけば問題なく運転できますし、車検証発行時間が短縮されたことで、我々自動車ユーザーが得られるメリットは大きくないでしょう。
車検証電子化のデメリット7つ
では、車検証電子化のデメリットは何なのでしょうか?まとめると次のとおりです。
デメリット①:車検を受けるには新車検証の提示が必要なのは変わらない
車検証電子化のデメリット1つ目は、結局、車検を受けるには電子車検証を、車検の依頼先へ提示が必要です。
デメリット②:車検を受ける以外に車検証の電子化はできない
車検証電子化のデメリット2つ目は、電子車検証は、2023年(令和5年)1月4日以降に車検を受けたときにしか、発行できません。
したがって、車検前に電子車検証は発行して貰えません。
車検の時期はまだ先ですが、電子車検証を発行してもらうことはできますか。
国土交通省「電子車検証特設サイト」よくあるご質問より
電子車検証の発行対象となる手続き以外で電子車検証を発行することはできません。
デメリット③:「車検証閲覧アプリ」は、PCやスマホの機種変更したら再登録が必要
車検証電子化のデメリット3つ目は、パソコンやスマートフォンの機種変更をしたら、車検証閲覧アプリの再インストールおよび再登録が必要なことです。
車検証閲覧アプリの情報は引き継がれないため、PCを買い替えたり、スマートフォンの機種変更を行った場合、再インストールおよび電子車検証の読み取りが必要です。
デメリット④:サイズがA6+αで財布には入らない
車検証電子化のデメリット4つ目は、電子車検証になってもA6+αサイズなので、財布などに入れて携帯はできないことです。
基本的には車のグローブボックス(助手席の前にある収納スペースのこと)に入れているので、継続することでしょう。
ICタグがあるので、夏場の高温で破損しないか心配ですが…
デメリット⑤:車検証の有効期限をアプリでしか確認できない
車検証電子化のデメリット5つ目は、車検証の有効期限が「車検証閲覧アプリ」でしか確認できなくなることです。
もし、車通勤の申請や、通勤手当支給の申請で車検証の有効期限もチェックされるなら、電子車検証のコピーは利用できません。
車検証閲覧アプリをインストール・ログインして、「自動車検査証記録事項」のPDFをダウンロード・印刷して提出する必要があります。
良くて、車検証閲覧アプリで、有効期限が見える画面のスクリーンショットを取って提出することになるでしょう。
単純に手間が増えます。
デメリット⑥:2023年1月1日から車検の手数料が100円上がる
車検証電子化のデメリット6つ目は、車検証電子化に伴うシステム管理費用などを理由に、2023年1月1日から車検の手数料が100円上がることです。
マイナンバーカードの健康保険証化であれだけもめたのに、反省の色は無いようです。
デメリット⑦:車検証閲覧アプリは毎回ICタグの読み取りが必要
車検証電子化のデメリット7つ目は、車検証検証アプリへログインして車検情報を確認するには、毎回、紙の車検証を車検証閲覧アプリへ読み込ませてログインして確認が必要なことです。
甚だ面倒です。
電子車検証が発行されたら、
- 車検した後に受け取った紙の自動車検査証記録事項をスキャン
- 車検証閲覧アプリから自動車検査証記録事項のPDFをダウンロードしておく
いずれか、自分がかんたんに車検情報を確認できるような対応をしておきましょう!
車検証閲覧アプリでできる4つのこと
では、車検証閲覧アプリでできるのは何でしょうか?次の4つを紹介します。
①車検証の情報を確認できる
車検証閲覧アプリでできること1つ目は、車検証の情報を、パソコンやスマートフォンアプリで確認できます。
パソコンでの車検情報確認
スマートフォンでの車検情報確認
車検証閲覧アプリが公開されるのは「2023年1月」予定になっています。
ちなみに、動作環境は以下のとおり。
ハード | 対象環境 | その他必要なもの |
---|---|---|
パソコン | Windows 10 バージョン21H1,21H2 Windows 11 バージョン21H2 | ICカードリーダ |
スマートフォン | iOS 14,15 Android 9,10,11,12 | NFC対応であること |
参考リンク国土交通省「電子車検証特設サイト」の「車検証閲覧アプリについて」より
②車検証情報を「自動車検査証記録事項」としてPDFをダウンロードできる
車検証閲覧アプリでできること2つ目は、紙の受給者証の代わりとなる「自動車検査証記録事項」を、PDFなどでダウンロードできます。
自動車保険の契約などでは、本資料を使って契約していくことになるでしょう。
ただし、スマートフォンでは、一部ファイル形式が制限されているので、対応ファイルは以下の表を参照してください。
ダウンロードできる 「自動車検査証記録事項」 のファイル形式 | PCからアプリログイン | スマートフォンからアプリログイン |
---|---|---|
PDF形式 | 〇 | 〇 |
CSV形式 | 〇 | × |
JSON形式 | 〇 | × |
XML形式 | 〇 | × |
③リコール情報を確認できる
車検証閲覧アプリでできること3つ目は、車のリコール情報を確認できることです。
パソコンでのリコール確認
スマートフォンでのリコール確認
④車検証の有効期限が満了する日の60日前・30日前・1日後の3回、通知される
車検証閲覧アプリでできること4つ目は、車検証の有効期限前にお知らせしてくれます。
具体的には、車検証の有効期間の満了する日の
- 60日前
- 30日前
- 1日後
の3回のタイミングで、スマートフォンの車検証閲覧アプリに通知が届きます。
車検証閲覧アプリへのログイン方法3ステップ
車検証閲覧アプリへのログイン方法は、次の3ステップで可能です。
ステップ①:車検証閲覧アプリをインストール
車検証閲覧アプリへのログインのステップ①では、車検証閲覧アプリをインストールします。
パソコン
スマートフォン
車検証閲覧アプリ
国土交通省自動車局無料posted withアプリーチ
パソコン側は、2022年12月21日時点でMicrosoftアプリストアに「電子車検証アプリ」が公開されています。(2022年12月28日17時~2023年1月4日8時50分はメンテナンス予定)
スマートフォンアプリ側も既に公開されています。
ステップ②:車検証閲覧アプリで電子化車検証の「セキュリティコード」を入力
車検証閲覧アプリへのログインのステップ②では、車検証閲覧アプリで、電子車検証右下にある「セキュリティコード」を入力します。
パソコン
▼
スマートフォン
▼
- Q電子車検証のセキュリティコードはどこで確認できる?
- A
電子車検証の右下にある4桁の数字がセキュリティコードです。
ステップ③:電子化車検証のICタグを読み取る
車検証閲覧アプリへのログインのステップ③では、車検証閲覧アプリで、電子車検証の右側にあるICタグをICカードリーダーまたはスマートフォンで読み取ります。
パソコン
▼
▼
スマートフォン
▼
▼
以上でログイン完了です。
車検証閲覧アプリでダウンロードした「車検証(自動車検査証記録事項)」はどこに保存される?
車検証閲覧アプリでダウンロードした「車検証(自動車検査証記録事項)」は
C:\Users\[ログインユーザー名]\Downloads
に保存されます。
車検証とマイナンバーカードは一体化できないの?
マイナンバーカードは、健康保険証と一体化され、今後は運転免許証などとも一体化予定です。
では、車検証とマイナンバーカードは一体化できないのでしょうか?
残念ながら難しいでしょう。
なぜなら車検証は、「人」に付随するものでなく「車両」に付随するものだからです。
例えば、車検証をマイナンバーカードと一体化した場合、
- レンタカー
- 社有車
などはどのように扱えるでしょうか。
社有車で営業中に検問を受けたり、事故に遭って車検証を確認されたりした場合、自分のマイナンバーカードには、社有車の車検証情報は記録されていません。
結果、車検証不携帯となってしまいます。
したがって、マイナンバーカードへの車検証搭載は難しいでしょう。
さいごに:自動車ユーザーにメリット無し!手間もお金の負担も増えるだけ。
車検証の電子化について、メリット・デメリットについて解説してきました。
個人的な感想としては、
- 電子車検証と言っても、デジタルな車検証じゃなく、結局「紙」の車検証が残る
- しかも財布に入らない別サイズのカードがひとつ追加されるので、邪魔
- 結局、車検証は車のダッシュボードに入れっぱなし
- 放置したときICチップが劣化または熱で破損して、3年間持たないのではないのでは?と危惧
- 車検閲覧アプリのログインに、毎回、紙の電子車検証のICタグを読み込ませる必要があり手間
となっており、なんらメリットを感じません。
せっかく健康保険証や運転免許証がマイナンバーカードに一体化されるので、私有車は車検証もマイナンバーカードに一体化して欲しいところですね。
レンタカーや社有車などは、せっかく車両単位で一意の番号を振るのであれば、”車両版マイナンバー”として「車両識別符号(車両ID)」を利用すれば、何とかできそうなものですが…
以上、ご参考になれば幸いです。