「ネット銀行にすれば明らかにATM利用料や口座振込・振替手数料がかからなくなって、余計な手数料を払わなくて済む!…けど不安だ」
まず気になるのはセキュリティというより、実際は
- 不正利用が多発するんじゃないか?
- 不正利用された場合は補償は無いんじゃないか?
という不安が大きいのではないでしょうか。
日本経済新聞の「住信SBI、初の首位 日経金融機関ランキング」にも出たように、ついに顧客満足度でネット銀行が首位を取りました。
ネット銀行利用率も日経新聞の「ネットバンキング利用率6割、10年で10ポイント減少 民間調査」にもあるとおり、6割。
今やもう当たり前と言っても過言ではないでしょう。
ここではネット銀行利用の不安を払拭するため、次の2点をお伝えしていきます。
おすすめのネット銀行を知りたいかたはおすすめネット銀行はコレだ!金利・手数料・サービスを徹底比較!をご覧ください。
1.ネット銀行のセキュリティが不安?大丈夫。補償されるし、そもそも件数は減ってる。
それではそれぞれ見ていきましょう。
1-1.ネット銀行で不正送金などの被害、実は少ない?
警察庁サイバー犯罪対策プロジェクトの「令和元年度上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」という統計を見てみましょう。
明らかに減ってますし、4億程度。
直近は増加傾向にあって、警察庁から注意喚起されている件数でも776件。
住信SBIネット銀行と楽天銀行の口座数は3,797,000+8,254,000=12,051,000(1200万口座)なので、776÷12,000,000×100≒0.0000646666…
0.0064%
の確率で被害に合います。
この確率は
隕石が地球に落ちて地上に衝突する確率
と同じくらいです。
1-2.ネット銀行における不正送金の補償金について
住信SBIネット銀行の「インターネットバンキングによる預金等の不正な払戻し」および「インターネット・バンキングによる口座不正使用補てん規定」から要約すると
普通に運用していたら、ちゃんと補償されます。
2.ネット銀行だと通帳がないのが不安?大丈夫。コピー(スクショ)を提出しなさい。
通帳がないと残高確認ができなかったり、通帳のコピーを求められたときに提出できない?
そんなことはありません。
口座の残高を確認したいなら 【資産運用準備】資産運用を始める前に必ず現在の家計を把握しよう! の記事にもありますが、マネーフォワードで確認できるどころか、収支の推移も確認できるので、家計簿すら必要なくなります。
マネーフォワード無料版でも1日一回入出金を取得してくれるので、ネット銀行口座の1日の入出金限度額を超えて悪用される心配もありません。
通帳のコピーについてはもう少し深堀していきます。
2-1.通帳のコピーを求められるケース
そもそも銀行の通帳のコピーを求められる目的は次のとおりです。
No | 目的 | 具体例 |
---|---|---|
1 | 給付を受ける際の 振込先を確認する場合 | 年金、給与、 医療費や高額療養費助成制度、 葬祭費、還付金など |
2 | 支払いを担保する場合 | 住宅ローン、賃貸借など |
3 | 資産を証明する場合 | 自己破産 |
4 | 共有資産とする場合 | 信託、介護保険法に基づく介護施設 |
いずれも納得ですが、「金融機関が発行する通帳である必要性は無い」ですよね。
2-2.目的別でネット銀行の通帳のコピーを提出する方法
結論。
ネット銀行に通帳はありませんので、ネット銀行ログイン後の画面スクショを印刷して提出します。
それぞれの目的別にどういったスクショを提出すれば良いか、楽天銀行を例に見ていきましょう。
給付を受ける際の振込先を確認する場合
給付を受ける場合「振込先口座」が特定できればOKです。
楽天銀行の場合、 楽天銀行へログイン > 入金方法 をクリックして表示される画面を印刷するか、スクショや撮影して提出します。
要は次の内容が把握できれば良いのです。
- 金融機関名
- 支店名
- 口座番号
- 口座名義人
- 種類(普通、当座など)
支払担保、資産証明、共有資産の場合
口座情報と残高が分かればOKです。
楽天銀行の場合、楽天銀行へログイン>入出金明細をクリックして表示される画面を印刷して提出します。
要は次の内容が把握できれば良いのです。
- 金融機関名
- 支店名
- 口座番号
- 口座名義人
- 種類(普通、当座など)
- 残高
- 定期収入
まとめ
ネット銀行のセキュリティやコピーについて不安への払拭材料のまとめは次のとおりです。
- 不正入金などの被害は減少傾向にあり、もし被害にあってもすぐにネット銀行へ連絡すれば補償される。
- 通帳のコピーは、ネット銀行ログイン後の口座情報や残高情報のスクショを提出すればOK
これだけ頭に叩き込んでおけば、窓口でやたらめったら手数料をせびられることもなくなりますし、実店舗型金融機関よりも高い利率の恩恵を受けることもできます。
もし現金が必要になったらネット銀行のキャッシュカードを作成しておくことで、セブン銀行等で引き出しできます。
さぁ今すぐネット銀行へ口座開設しましょう!
おすすめは楽天銀行。楽天カード同時入会でポイントも付きますし、投資も勘案したマイ金融システムを構築には必須です。
開設手数料も運用手数料も無料な楽天銀行はこちらから。
年収1000万円以上の50%以上がメインカードにしている楽天カードはこちらから。
参考リンク楽天カード
利率や自己流金融システム構築については手数料無料で投資を自動化するマイ金融システムの作り方で私の金融システムをご確認いただけます。