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iDeCoの運営管理機関変更のデメリット7つと移管すべき人3選

iDeCoの金融機関(運営管理機関)を変更すべき人3選とデメリット7つ
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 現在加入しているiDeCoの運営管理機関(金融機関)の商品や手数料に納得いかなくて、変更にお悩みではありませんか?

  • 運営管理機関を変更するデメリットって何?
  • 移換の方法は?
  • 運営管理機関変更期間は、退職所得控除に影響しないの?
  • iDeCoの運営管理機関(金融機関)を変更するおススメのタイミングは?

こんなお悩みにお答えします。

iDeCoの運営管理機関の変更手続きって、難しそうですよね。

この記事ではiDeCoの運営管理機関の変更と移換について解説します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくもつい最近、iDeCoの商品があまりよろしくないことに気づきました。。。

本記事でわかること
  • iDeCoの運営管理機関変更のデメリット7点
  • iDeCoの運営管理機関を変更すべき人3選
  • iDeCoの運営管理機関(金融機関)を変更するおススメのタイミングは?
  • iDeCoの運営管理機関変更の流れ4ステップ
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

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 5分くらいで、iDeCoの運営管理機関変更のデメリットや、移換方法を理解できますので、ご一読いただけますと幸いです。

 iDeCo(個人型確定拠出年金)を知りたい方は「「iDeCo」とは?メリット5つとデメリット6つのキホンの“き”を解説!」をご覧ください。

目次
  1. iDeCoの運営管理機関変更のデメリット7点
    1. デメリット①:iDeCoの運営管理機関変更完了まで1.5~3か月かかる
    2. デメリット②:暴落が怖いならiDeCoの運営管理機関変更申込前に定期預金に変更が必要
    3. デメリット③:紙での申し込みになる(ネットだけで完結できない)
    4. デメリット④:手数料がかかる
    5. デメリット⑤:移換前の運営管理機関で全資産売却して現金化→移管先商品の買いなおし
    6. デメリット⑥:簿価ではなく、時価での移換になる
    7. デメリット⑦:積立情報(運用利回りなど)がリセットされる
  2. iDeCoの運営管理機関を変更すべき人3選
    1. 運営管理機関を変更すべき人①:運営管理機関の口座管理手数料が無料じゃない
    2. 運営管理機関を変更すべき人②:商品の品揃えが悪く、信託報酬が高すぎる
    3. 運営管理機関を変更すべき人③:加入していた運営管理機関が倒産した人・倒産しそうな人
  3. iDeCoの運営管理機関(金融機関)を変更するおススメのタイミングは?
  4. iDeCoの運営管理機関変更の流れ4ステップ
    1. 運営管理機関変更ステップ①:資料請求
    2. 運営管理機関変更ステップ②:自宅に届いた申込書類を提出
    3. 運営管理機関変更ステップ③:ID・パスワード受領
    4. 運営管理機関変更ステップ④:運用開始
  5. iDeCoの運営管理機関変更は「手数料」と「商品」を確認してから移換しよう!
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iDeCoの運営管理機関変更のデメリット7点

iDeCoの運営管理機関変更のデメリット7点
  • iDeCoの運営管理機関変更完了まで1.5~3か月かかる
  • 暴落が怖いならiDeCoの運営管理機関変更申込前に定期預金に変更が必要
  • 紙での申し込みになる(ネットだけで完結できない)
  • 手数料がかかる
  • 移管前の運営管理機関で全資産売却して現金化→移管先商品の買いなおし
  • 簿価ではなく、時価での移管になる
  • 積立情報(運用利回りなど)がリセットされる

 iDeCoの運営管理機関を変更するデメリットは7点あります。

 iDeCoの運営管理機関変更のデメリットを理解したうえで、切り替えましょう!

デメリット①:iDeCoの運営管理機関変更完了まで1.5~3か月かかる

 iDeCoの運営管理機関変更には、1.5~3か月の期間がかかります。

 iDeCoの運営管理機関変更に時間がかかることで、気になるのが「退職所得控除の計算に影響するか?」という点ですよね。

運営管理機関変更時の2~3か月間は、iDeCo受け取り時の退職所得控除計算の月に含まれる?含まれない?

 iDeCoの運用結果、一時金で受け取るか、年金として受け取るかを検討した時、多くは一時金として受け取って、退職所得控除の適用を受けるのがお得です。

 退職所得控除の計算根拠として「掛金拠出年数」が多ければ多いほど控除額が大きくなります。

勤続年数退職所得控除額
20年以下40万円 × iDeCo掛金拠出年数
(80万円に満たない場合には、80万円)
20年超800万円 + 70万円 × (iDeCo掛金拠出年数 – 20年)
(出典)国税庁:3 退職所得控除額の計算方法より

 iDeCoは、12月分~翌年11月分(1~12月の納付月)までの期間で掛金を拠出していれば、1年と換算されますので、iDeCoの運営管理機関変更による影響はありません。

 iDeCoの移換と同時に運営管理機関を変更することも多いと思いますが、考え方は同じで、退職所得控除に対する影響はありません。

デメリット②:暴落が怖いならiDeCoの運営管理機関変更申込前に定期預金に変更が必要

 iDeCoの運営管理機関変更にかかる期間が1.5~3か月になるため、変更期間中に暴落する可能性もありえます。

 iDeCoの運営管理機関変更を決めたら、事前に所持している商品を、徐々に定期預金へ変えておきましょう

 具体的には、1週間毎や1か月毎に、一定の割合で定期預金へスイッチングしていくことで、ドルコスト平均法で買付ではなく、売却していくイメージです。

デメリット③:紙での申し込みになる(ネットだけで完結できない)

 iDeCoの運営管理機関変更は、ネットだけで完結できず、紙による申し込みになります。

 iDeCoの運営管理機関変更の申請書はiDeCo⇔企業型確定拠出年金(企業型DC)の移管5パターンを解説!で解説していますのでご覧ください。

デメリット④:手数料がかかる

 SBI証券でも楽天証券でも、運営管理機関変更手数料4400円がかかります

デメリット⑤:移換前の運営管理機関で全資産売却して現金化→移管先商品の買いなおし

 iDeCoを運営管理機関を変更する場合、移換元の運営管理機関で売却・現金化された後に、移管先の運営管理機関の定期預金や金融機関の采配で商品が購入されます。

 移換先に同じ投資商品があっても、改めて買いなおしが必要になります。

デメリット⑥:簿価ではなく、時価での移換になる

 iDeCoの運営管理機関変更では、いったん売却され、移管先商品の買いなおしなので、簿価ではなく、時価での移換になります。

 なお、iDeCo移換に伴う売却益は非課税です。

デメリット⑦:積立情報(運用利回りなど)がリセットされる

 iDeCoの運営管理機関を変更すると、これまでの積立額と積立額に対する損益や運用利回りの情報がリセットされるので、1からiDeCoを始めることになります。

 損益+〇〇円とか、利回り+〇%とかの情報が0になるだけで、移換元で売却して取得した積立金がリセットされるわけではありません。

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iDeCoの運営管理機関を変更すべき人3選

iDeCoの運営管理機関を変更すべき人3選
  • 口座管理手数料が無料じゃない
  • 商品の品揃えが悪く、信託報酬が高すぎる
  • 加入していた運営管理機関が倒産した人・倒産しそうな人

iDeCoの運営管理機関を変更すべき人は次の3パターンに該当する人です。

運営管理機関を変更すべき人①:運営管理機関の口座管理手数料が無料じゃない

 SBI証券や楽天証券の口座管理手数料(運営管理機関分)は0円です。

 一方、例えば、ゆうちょ銀行などは259円/月、山口銀行は363円/月かかります。

 もし、現在iDeCoを運用している運営管理機関の口座管理手数料が0円じゃ無い場合は、運営管理機関を変更すべきです。

運営管理機関を変更すべき人②:商品の品揃えが悪く、信託報酬が高すぎる

 現在iDeCoを運用している運営管理機関で購入できる商品の品ぞろえが悪くて、信託報酬が0.5%を超えるような商品しかない場合は、1日でも早く運営管理機関を変更しましょう。

 それ、ぼったくりもイイトコっスよ。

 信託報酬の影響は、毎日引かれる『信託報酬』を計算シミュレーション!買い替え目安も解説!で詳しく解説していますので是非ご覧ください。

運営管理機関を変更すべき人③:加入していた運営管理機関が倒産した人・倒産しそうな人

 iDeCoの運営管理機関が倒産しても、「証券会社等の分別管理」のルールに基づき、我々の資産は守られます。

 しかし、倒産した・倒産しそうな運営管理機関は、往々にして人気が無い・取扱商品が酷いことが多いですので、運営管理機関を変更しましょう。

iDeCoの運営管理機関(金融機関)を変更するおススメのタイミングは?

②拠出期間の考え方

・12月分の掛金から翌年11月分までの掛金(実際の納付月は1月~12月)の拠出期間を1年とし、この1年を単位として考えます。

・この1年(12ヶ月)を加入者の方が任意に区分し、年間の拠出月(年1回以上の拠出が必要)を決めていただきます(この任意に区分した期間を「拠出区分」といいます)。

・①で説明した年間計画において、11月分(12月納付)の掛金を含む拠出区分の拠出は必ず設定してください。

・設定された拠出区分の掛金の拠出が行われなかった場合、当該拠出区分に該当する月は、通算拠出期間及び退職所得控除額を計算する上での勤続期間には含まれません。

iDeCo公式より

iDeCoの運営管理機関(金融機関)を変更するおススメのタイミングは、「思い立ったらすぐに」です。

iDeCoの運営管理機関(金融機関)を変更する場合、2~3か月間はiDeCoに拠出できない期間があります。

運営管理機関変更手続き中は、iDeCoの通算拠出期間(iDeCoは10年加入していないと受給権がありません)に含まれないことになります。

一方、iDeCoに年1回でも拠出していれば、通算拠出期間および退職所得控除の勤続期間に含まれる「年単位拠出」の扱いとなります。

例えば、iDeCoの口座開設を開始したのが2022年9月で、2022年12月にiDeCoの口座開設が完了し、2023年1月から拠出開始した場合、2022年はiDeCoの通算拠出年数および退職所得控除の勤続年数に含まれないことになります。

したがって、iDeCoの運営管理機関を変更しようと決めたら、すぐに手続きを開始しましょう!

iDeCoの運営管理機関変更の流れ4ステップ

iDeCoの運営管理機関変更の流れ4ステップ
  • 資料請求
  • 自宅に届いた申込書類を提出
  • ID・パスワード受領
  • 運用開始

 実際にiDeCoの運営管理機関を変更(移換)する方法について、SBI証券・楽天証券を想定して解説していきます。

運営管理機関変更ステップ①:資料請求

 iDeCoの運営管理機関を変更(移換)するには、移換先の運営管理機関でiDeCo加入の資料請求を行います。

\ おススメiDeCoのSBI証券公式はコチラ /

運営管理機関変更ステップ②:自宅に届いた申込書類を提出

 自宅に申込書類が届きますので、必要事項を記入して、同封されてくる返信用封筒に入れて返送します。

 iDeCoの運営管理機関変更の申請書はiDeCo⇔企業型確定拠出年金(企業型DC)の移管5パターンを解説!で解説していますのでご覧ください。

運営管理機関変更ステップ③:ID・パスワード受領

 変更後の運営管理機関からのID・パスワードが届きます。

 届く時期は申込書類が変更後の運営管理機関に届いたタイミングによって異なります。

申込書類到着時期ID・パスワード到着時期
毎月1~5日到着分翌月の中旬
毎月6~月末到着分翌々月の中旬
iDeCo運営管理機関変更でID・パスワードが届くタイミング

運営管理機関変更ステップ④:運用開始

 ID・パスワードが届いた時点で、運営管理機関変更後のiDeCo掛金の配分を設定できるようになります。

 運用開始時期は、申込書類が変更後の運営管理機関に届いたタイミングによって異なります。

タイミング時期
移換資産の入金タイミング申請書類到着から1.5~3か月程度
既に掛金の拠出がある場合の
運用開始時期
毎月1~5日到着分:翌月26日引落分から
毎月6~月末到着分:翌々月26日引落分から
初回掛金引落時期毎月1~5日到着分:翌月26日引落分から
毎月6~月末到着分:翌々月26日引落分から(2か月分掛金引落)
iDeCo金運営管理機関変更に伴う運用開始・掛金取り扱いタイミング

\ ぬくぬくも愛用するSBI証券のiDeCo公式 /
【確定拠出年金(iDeCo)専用】SBI証券

iDeCoの運営管理機関変更は「手数料」と「商品」を確認してから移換しよう!

 いかがでしたでしょうか?

 それでは、iDeCoの運営管理機関の変更について簡単にまとめます。

 iDeCoの運営管理機関変更に伴うデメリットは次の7点です。

iDeCoの運営管理機関変更のデメリット7点
  • iDeCoの運営管理機関変更完了まで1.5~3か月かかる
  • 暴落が怖いならiDeCoの運営管理機関変更申込前に定期預金に変更が必要
  • 紙での申し込みになる(ネットだけで完結できない)
  • 手数料がかかる
  • 移管前の運営管理機関で全資産売却して現金化→移管先商品の買いなおし
  • 簿価ではなく、時価での移管になる
  • 積立情報(運用利回りなど)がリセットされる

 iDeCoの運営管理機関変更のデメリットを受けたとしても変更すべきなのは次の3パターンに該当する人です。

iDeCoの運営管理機関を変更すべき人3選
  • 口座管理手数料が無料じゃない
  • 商品の品揃えが悪く、信託報酬が高すぎる
  • 加入していた運営管理機関が倒産した人・倒産しそうな人

 iDeCoの運営管理機関変更は次の4ステップで、完了まで1.5か月3か月の期間が必要です。

iDeCoの運営管理機関変更の流れ4ステップ
  • 資料請求
  • 自宅に届いた申込書類を提出
  • ID・パスワード受領
  • 運用開始

 以上、参考になれば幸いです。

 iDeCoの運営管理機関の変更先で、SBI証券か楽天証券でお悩みなら「iDeCo」とは?始めるならSBI証券と楽天証券、どっちがいい?をご覧ください。

 iDeCo⇔企業型確定拠出年金(企業型DC)の移換を知りたい方は「iDeCo⇔企業型確定拠出年金(企業型DC)の移管5パターンを解説!」が参考になります。

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ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

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