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【2025年(2024年分)】確定申告のやり方を画像付きで解説!

2025年(2024年分)e-Taxで確定申告のやり方
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2025年(2024年分/令和6年申告分)の所得税の確定申告は、2025.2/17(月)~2025.3/17(月)の間が申告期間ですが、還付申告は1月から申告できます。

「確定申告書等作成コーナー」からe-Taxで確定申告する手順を知りたい!

こんなお悩みにお答えします。

なお、本記事では、下記のようなケースの確定申告に対応しています。

本記事で分かること

「確定申告書等作成コーナー」を使った確定申告の手順を解説します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくが実際に確定申告書作成コーナーで確定申告した画面の流れを詳しく解説します!

1~2時間くらいで、2025年(2024年分/令和6年申告分)の確定申告を終わらせられるので、本手順をご参考にしていただけますと幸いです。

住民税の申告も気になる方は副業収入20万円以下サラリーマンで確定申告したら住民税申告は不要!をご覧ください。

それでは確定申告書等作成コーナーのe-Taxで確定申告する流れを解説していきます。

目次
  1. 事前準備
    1. 準備①|「確定申告書等作成コーナー」へアクセス
    2. 準備②|「マイナポータル連携」する証明書等を選択する
    3. 準備③|「マイナポータル」と「e-Tax」を連携する
    4. 準備④|マイナポータルと連携して情報を取得する
    5. 準備⑤|xmlファイルを取り込む
    6. 準備⑥|申告する所得を選択する
  2. 給与所得の入力(源泉徴収票)
    1. 給与所得入力方法①|マイナポータル連携で取得する
    2. 給与所得入力方法②|源泉徴収票を手入力する
  3. 株式や配当等の譲渡所得などの入力(特定口座年間取引報告書)
    1. 年間取引報告書入力方法①|マイナポータル連携で取得する
    2. 年間取引報告書入力方法②|『特定口座年間取引報告書』を手入力
    3. 年間取引報告書入力方法③|xmlファイルを取り込む
    4. 「TA-Wk03a13【源泉徴収税額(所得税)】(※)が【差引金額】15.315%になっていません。」という警告メッセージが出る
    5. 過去3年分(2021~2023年分)の繰越損失の入力
  4. 雑所得の入力(副業の収入など)
    1. 雑所得の入力方法
    2. 雑所得の「業務に該当しますか?」とは?
    3. GoogleAdsenseやアフィリエイトの「所得の生ずる場所」「支払者」の一覧
  5. iDeCoの入力(小規模企業共済等掛金払込証明書)
    1. iDeCo控除入力方法①|マイナポータル連携で取得する
    2. iDeCo控除入力方法②|『小規模企業共済等掛金払込証明書』を手入力
  6. 寄付金控除(ふるさと納税)の入力(寄附金受領証明書)
    1. 寄付金控除入力方法①|マイナポータル連携で取得する
    2. 寄付金控除入力方法②|『寄付金控除証明書』を手入力
    3. 寄付金控除入力方法③|xmlファイルを取り込む
    4. 6団体を超えるふるさと納税は確定申告が必要
  7. 外国税額控除の入力(特定口座年間取引報告書株式等)
    1. 外国税額控除の入力
    2. 調整国外所得金額の入力
    3. 繰越控除余裕額・控除限度超過額・控除限度額等の入力
  8. 還付申告の場合
    1. 確定申告で還付金される金額を確認
    2. 確定申告した還付金はいつ頃振り込まれる?
  9. 納税申告の場合
    1. 住民税の納付方法を選択(自分で納付)
    2. 納税方法①|クレジットカード納付(国税クレジットカードお支払いサイト)で納税する方法
    3. 納税方法②|スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
  10. 確定申告書の提出
    1. 確定申告書提出①|確定申告書と添付書類を確認
    2. 確定申告書提出②|定額減税が反映されているか確認する【2025申告限定】
    3. 確定申告書提出③|マイナンバーカード認証で確定申告をe-Taxで電子申告
    4. 確定申告書提出④|提出した確定申告書をPDFで保存
  11. 2025年(2024年分・令和6年度分)確定申告まとめ
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事前準備

確定申告書等作成コーナーで申告するための事前準備は以下のとおりです。

準備①|「確定申告書等作成コーナー」へアクセス

  • Step.1
    「確定申告書等作成コーナー」へアクセス
  • Step.2
    [作成開始]をクリック

    ※去年のデータ「令和5年分所得申告データ .data」を再利用する場合「保存データを利用して作成」を選択します。

  • Step.3
    [スマートフォンを使用してe-Tax]をクリック

  • Step.4
    令和6年分の申告書等の作成>[所得税]をクリック

  • Step.5
    [事前準備を行う]をクリック

準備②|「マイナポータル連携」する証明書等を選択する

  • Step.1
    「マイナポータルログイン」画面が出るので[ログインしてはじめる]をクリックして、マイナポータルへログインする
  • Step.2
    [証明書等の取得状況を確認する]をクリック
  • Step.3
    [証明書等を選択する]をクリック
  • Step.4
    マイナポータル連携で取得したい情報を選択して、最下部の「次へ」をクリック
  • Step.5
    [取得]をクリックして、画面展開先の指示に従って取得する
    楽天ふるさと納税×マイナポータル連携
    • Step.1
      楽天ふるさと納税マイページへアクセス
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      楽天ふるさと納税マイページへアクセスして、「交付手続きへ」ボタンをクリック。
    • Step.2
      楽天会員情報を入力
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      氏名、メールアドレスを入力して「確認しました」ボタンをクリック

    • Step.3
      規約確認して申請
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      「電子交付申請する」をクリック
    • Step.4
      ステータスを確認
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      「現在、準備中です。」というメッセージと、ステータスが「ご同意済」となっていることを確認します。
    • Step.5
      申請翌日以降、手続きを進める
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      電子交付申請の翌日以降、「手続きを進める」ボタンをクリック
    • Step.6
      翌日以降にe-私書箱に繋ぐ
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      e-私書箱連携から、「e-私書箱につなぐ」をクリック
    • Step.7
      e-私書箱にログイン
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      なお、e-私書箱アカウントが無い方は、「e-私書箱アカウントを作成する」に進んで、アカウントを作成します。
    • Step.8
      マイナンバーカードで本人認証
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      マイナンバーカードで「認証する」に進みます。
    • Step.9
      利用者証明用電子証明書パスワードを入力
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      マイナンバーカードの「利用者証明用電子証明書パスワード(数字4桁)」を入力して、マイナンバーカード認証を行います。
    • Step.10
      e-私書箱連携が完了
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      e-私書箱連携完了メッセージが表示されますので、画面を閉じます。
    • Step.11
      寄付金控除に関する証明書交付のメールが届く
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ
      数日後、寄付金控除に関する証明書交付のメールが届きます。
    • Step.12
      e-私書箱でxmlファイルをダウンロードする
      楽天ふるさと納税でマイナポータル連携する手順12ステップ

      楽天ふるさと納税マイページから「お手続きを進める」ボタンをクリックして、e-私書箱にアクセスします。

      「電子ポスト」に寄付金控除に関する証明書交付のお知らせが届いています。

      交付されていれば

      • 確定申告書等作成コーナーのマイナポータル連携
      • xmlデータの取得

      が可能になっています。

  • Step.6
    [マイナポータルと連携する]を選択して[次へ進む]をクリック

準備③|「マイナポータル」と「e-Tax」を連携する

  • Step.1
    スマホにマイナポータルアプリをインストール
    マイナポータル

    マイナポータル

    デジタル庁無料posted withアプリーチ

  • Step.2
    [利用規約に同意して次へ]をクリック

  • Step.3
    [次へ進む]をクリック

  • Step.4
    [二次元コードでログイン]をクリック
  • Step.5
    QRコードが表示される
  • Step.6
    スマホの「マイナポータルアプリ」から読み取りアイコンタップして、パソコン画面のQRコードを読み取る
  • Step.7
    スマホのマイナカード電子証明書でログインします

    設定方法マイナンバーカードのスマホ利用の搭載手順と注意点を総まとめ!

  • Step.8
    [次へ進む]をクリック
  • Step.9
    [次へ進む]をクリック

    e-Taxで申告したことが無ければ「利用者識別番号に該当する情報がありませんでした」が出ます。そのまま[次へ]をクリックで進みます。

準備④|マイナポータルと連携して情報を取得する

確定申告書等作成コーナーで、マイナポータルと連携すると

  • 年間取引報告書
  • 生命保険料控除
  • ふるさと納税(寄付金控除)

などの情報を取得できます。

マイナポータル連携
  • Step.1
    [マイナポータルに移動して情報を取得]をクリック

    マイナポータル連携が開始できるタイミングは以下のとおり。

    マイナポータル連携項目取得できる時期
    給与所得の源泉徴収票2月初旬
    iDeCo
    (小規模企業共済等掛金控除等証明書)
    1月初旬
    寄付金受領証明書楽天ふるさと納税  :1月下旬
    Amazonふるさと納税:非対応
    特定口座年間取引報告書・SBI証券 :1/9(木)から順次
    ・楽天証券 :2/1(土)
    ・マネックス証券:1月下旬(1/29(水)時点取得可)
    ・松井証券 :1月下旬
    ・auカブコム :1/6(月)
    マイナポータル連携可能な時期一覧

    参考リンク国税庁「マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体一覧

  • Step.2
    マイナポータル連携に同意して[次へ]をクリック

    続けて[連携]ボタンをクリック

  • Step.3
    マイナポータルから取得する情報にチェックを入れて「上記の留意事項を確認した」にチェックを入れて[次へ]をクリック
  • Step.4
    マイナポータルから取得した情報を確認して[申告書等を作成する]をクリック
Q
マイナポータル連携で「エラーコード:E1900000マイナポータルでシステムエラーが発生しました」が出た
A

エラー画面右下の「戻る」でマイナポータル連携画面に戻って、再度「マイナポータルに移動して情報を取得」をクリックします。

エラーコード:E1900000
マイナポータルでシステムエラーが発生しました。
申し訳ありませんが、しばらく時間をおいて、再度マイナポータル連携の画面からやり直してください。
再度処理をして同じエラーが表示される場合は、お手数ですが、控除証明書等の発行者から交付された書類や医療費の領収書等を利用して申告いただくようお願いします。
(RT10101E – FCSM00300-0010-0310)

(引用)マイナポータルエラーより

準備⑤|xmlファイルを取り込む

xmlファイルを取り込んで、確定申告書等作成コーナーで自動入力できます。

対象は以下のボタンをクリックして確認できます。

  • 給与所得の源泉徴収票データ
  • 小規模企業共済等掛金控除証明書データ
  • 公的年金等の源泉徴収票データ
  • 医療費通知データ
  • 生命保険料控除証明書データ
  • 地震保険料控除証明書データ
  • 寄付金受領証明書データ
  • 寄付金控除に関する証明書データ
  • 特定口座年間取引報告書データ
  • 住宅借入資金に係る借入金の年末残高証明書(年末残高情報)データ
  • 住宅借入金等特別控除証明書データ

参考リンク国税庁「対象のxmlデータとは

  • Step.1
    「特定口座年間取引報告書のxml」や「ふるさと納税のxml」をダウンロードしておきます。
  • Step.2
    [ファイルを選択]からxmlファイルを指定します。特になければ[次へ]ボタンをクリック。

    xmlファイルの取り込みは、このタイミングでしか読み込めません。

準備⑥|申告する所得を選択する

申告する所得を選択します。

  • Step.1
    申告者の生年月日を確認して、給与所得などにチェックを入れます。
  • Step.2
    株式など、年間取引報告書の内容は「株式等の譲渡(売却)、配当、利子」にチェックを入れます。
    副業などの収入がある方は「雑(業務・その他)」にチェックを入れます。
  • Step.3
    給与の源泉徴収票の保有状況を確認して[次へ]をクリック。

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給与所得の入力(源泉徴収票)

給与所得の入力方法は以下の2つです。

給与所得(源泉徴収票)の入力方法2つ

給与所得入力方法①|マイナポータル連携で取得する

  • Step.1
    事前にマイナポータル連携しておく

    事前にマイナポータル連携手順のとおり「源泉徴収票」を連携設定しておきます。(マイナポータル連携したときに、給与所得の源泉徴収票情報が表示されていればOK)

  • Step.2
    [給与所得]をクリック
  • 【2025未反映】
    Step.3
    「データで交付された源泉徴収票の入力」で「はい」を選択し「次へ進む」をクリック
  • 【2025未反映】
    Step.4
    給与等の支払者から交付されたデータ読込画面は「次へ進む」をクリック
  • 【2025未反映】
    Step.5
    「確認」ボタンをクリックすると、マイナポータル連携したデータの中身詳細(社会保険料など)を確認できます。問題なければ「次へ進む」をクリック。

    以上でマイナポータル連携で取得した給与所得の入力方法は終わりです。
    入力というより、連携データの確認だけですね。

給与所得入力方法②|源泉徴収票を手入力する

  • Step.1
    給与所得の「入力する」をクリック
  • Step.2
    「入力する」をクリック
  • Step.3
    源泉徴収票をもとに金額を入力
  • Step.4
    入力内容を確認後、[入力終了]をクリック

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株式や配当等の譲渡所得などの入力(特定口座年間取引報告書)

「譲渡所得」や「配当・分配金」の入力には、3つの方法があります。

年間取引報告書入力方法①|マイナポータル連携で取得する

事前にマイナポータル連携手順のとおり、マイナポータル連携していた場合、自動で「特定口座年間取引報告書」の内容が入力されています。

しかし、連携した内容の確認が必要です。

方法①|特定口座年間取引報告書をマイナポータル連携で取得する方法
  • Step.1
    [株式等の譲渡所得等]をクリック
  • Step.2
    [次へ]をクリック
  • Step.3
    特定口座での取引で、3つの質問に回答します。
    • 「申告する特定口座での取引はありますか?」で[はい]を選択します。
    • 「申告する特定口座において支払いを受けた上場株式等の配当等はありますか?」で[はい]を選択します。
    • 配当所得の課税方法で「総合課税」か「申告分離課税」を選択します。
    • [補正する・追加入力する]をクリック。
  • Step.4
    [補正]をクリック
  • Step.5
    追加費用の質問に回答・入力し、[次へ]をクリック

年間取引報告書入力方法②|『特定口座年間取引報告書』を手入力

特定口座年間取引報告書を電子発行していない証券会社は、発行された特定口座年間取引報告書のPDFファイルなどを見ながら、手入力します。

方法②|『特定口座年間取引報告書』を手入力
  • Step.1
    株式等の譲渡所得等をクリック

  • Step.2
    [報告書の内容を入力する]をクリック
  • Step.3
    特定口座年間取引報告書をもとに入力

    入力が終わったら画面右下の[入力内容の確認]をクリック。

年間取引報告書入力方法③|xmlファイルを取り込む

特定口座年間取引報告書を電子発行している証券会社は、xmlファイルを取り込みできます。

xmlファイル取り込みは「事前準備5」で実施しておく必要があります。

「TA-Wk03a13【源泉徴収税額(所得税)】(※)が【差引金額】15.315%になっていません。」という警告メッセージが出る

米国株・米国ETFの配当・分配金の場合、米国と日本で二重課税されており、国内の所得税率が15.315%になりませんので「OK」で進みます。

過去3年分(2021~2023年分)の繰越損失の入力

繰越損失の入力
  • Step.1
    上場株式等に係る譲渡損失の金額を繰り越した方は[はい]>[入力する]をクリック
  • Step.2
    過去3年分の譲渡損失を入力して[入力終了(次へ)]をクリック

    入力が終わったら画面右下の[次へ]をクリック。

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雑所得の入力(副業の収入など)

続けて、副業収入など「雑所得」を入力していきます。

雑所得の入力方法

副業収入(雑所得)
  • Step.1
    雑所得(その他)をクリック
  • Step.2
    [雑所得を入力する]をクリック
  • Step.3
    副業収入を入力
    • 種目:アドセンスやアフィリエイトは「広告収入
    • 業務該当:下記国税庁の定義に基づき選択します。
    • 必要経費:レンタルサーバー代、電気代など。経費は1件目にまとめて入力すればOK。
    • 源泉徴収税額0を入力
    • 所得の生ずる場所:リストをもとに入力

    付録参照業務該当とは?

    付録参照アドセンス&アフィリエイトの所得の生ずる場所一覧

雑所得の「業務に該当しますか?」とは?

業務に該当しますか?」について、確定申告書等作成コーナーのヘルプでは「「副業に係る収入のうち営利目的で継続的なもの」は該当」としています。

業務に該当しますかについて
その収入が、原稿料、講演料、印税、放送出演料その他人的役務の提供の対価である場合や、自動車の貸付けなど動産の貸付けである場合には、業務の「はい」を選択してください。
その収入が、暗号資産の譲渡や暗号資産デリバティブ取引に係る差損益である場合や、還付加算金である場合には、業務の「いいえ」を選択してください。

国税庁 確定申告書等作成コーナー「業務に該当しますか」についてより

また、そもそも国税庁として「業務に係るもの」の定義は下記のとおりです。

(2) 業務に係るもの
 総収入金額 – 必要経費 = その他の雑所得
(注) 業務に係るものとは、副業に係る収入のうち営利を目的とした継続的なものをいいます。令和4年以後の所得税において、業務に係る雑所得を有する場合で、その年の前々年分の業務に係る雑所得の収入金額が300万円を超える方は、現金預金取引等関係書類を保存しなければならないこととされています。
(3) (1)、(2)以外のもの
総収入金額 – 必要経費 = その他の雑所得

国税庁「No.1500 雑所得」より

GoogleAdsenseやアフィリエイトの「所得の生ずる場所」「支払者」の一覧

ASP名所得の生ずる場所報酬等の支払者の氏名・名称
A8.net東京都渋谷区渋谷1ー1ー8株式会社ファンコミュニケーションズ
アクセストレード東京都新宿区西新宿2ー4ー1株式会社インタースペース
afb東京都渋谷区円山町3ー6株式会社フォーイット
バリューコマース東京都港区南青山 2ー26ー1バリューコマース株式会社
もしもアフィリエイト東京都品川区東品川2ー2ー24株式会社もしも
TCSアフィリエイト東京都中央区八重洲2-4-13株式会社東京コンシューマーシステム
JANet東京都新宿区西新宿8-17-1株式会社アドウェイズ
レントラックス東京都江戸川区⻄葛⻄5-2-3株式会社レントラックス
Googleアドセンス東京都港区六本木6ー10ー1グーグル合同会社
Amazonアソシエイト東京都目黒区下目黒1ー8ー1アマゾンジャパン合同会社
楽天アフィリエイト東京都世田谷区玉川1-14-1楽天株式会社
ADVack名古屋市中村区那古野1−47−1
名古屋国際センタービル24階
株式会社サイトスコープ
GoogleAdsenseやアフィリエイトの「所得の生ずる場所」「支払者」の一覧

アドセンスやアフィリエイト収入であれば、上表を参考に「所得の生ずる場所」を入力してください。

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iDeCoの入力(小規模企業共済等掛金払込証明書)

本手順を実施する前にiDeCoとマイナポータル連携手順~小規模企業共済等掛金控除証明書の電子データ取得方法~

iDeCoなどの、小規模企業共済等掛金控除の金額は、『小規模企業共済等掛金払込証明書』の金額を入力していきます。

iDeCo(小規模企業共済等掛金払込証明書)の入力方法2つ

iDeCo控除入力方法①|マイナポータル連携で取得する

事前にマイナポータル連携手順のとおり、マイナポータル連携していた場合、自動で「小規模企業共済掛金等控除証明書」の内容が入力されています。

しかし、連携した内容の確認が必要です。

方法①|マイナポータル連携で取得する
  • Step.1
    [小規模企業共済掛金等控除]の[入力あり]をクリック

  • Step.2
    [入力終了]をクリック

iDeCo控除入力方法②|『小規模企業共済等掛金払込証明書』を手入力

方法②|『小規模企業共済等掛金払込証明書』を手入力
  • Step.1
    [小規模企業共済掛金等控除]の[入力する]をクリック

  • Step.2
    [証明書等の内容を入力する]をクリック
  • Step.3
    「確定拠出年金法の企業型年金・個人型年金加入者掛金払込額(iDeCo)」に、金額を入力

    入力が終わったら画面右下の[入力内容の確認]をクリック。

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寄付金控除(ふるさと納税)の入力(寄附金受領証明書)

ふるさと納税などの寄付金控除の金額は、『寄付金受領証明書』の金額を入力していきます。

寄付金控除入力方法①|マイナポータル連携で取得する

マイナポータル連携した人は、既にふるさと納税のデータ(寄付金控除)の内容が入力されているので、わざわざ手入力は不要です。

付録参照6団体を超えるふるさと納税は確定申告が必要
付録参照楽天ふるさと納税のマイナポータル連携手順

寄付金控除入力方法②|『寄付金控除証明書』を手入力

方法②|『寄付金控除証明書』を手入力
  • Step.1
    確定申告書等作成コーナーの所得控除の入力から「寄付金控除」を選択
  • Step.2
    [証明書等の内容を入力する]をクリック
  • Step.3
    『寄附金受領証明書』の内容を入力

    入力が終わったら画面右下の[入力内容の確認]をクリック。

寄付金控除入力方法③|xmlファイルを取り込む

寄付金控除額は、xmlファイルを取り込んで入力できます。

xmlファイル取り込みは「事前準備5」で実施しておく必要があります。

6団体を超えるふるさと納税は確定申告が必要

ふるさと納税した金額は「寄付金控除」として確定申告できます。

6団体を超える市町村へ寄付していた場合、ワンストップ特例制度が利用できませんので、確定申告が必要です。

もし、ワンストップ特例制度を利用していたとしても、確定申告する場合は、ふるさと納税した金額も含めて確定申告が必要です。

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外国税額控除の入力(特定口座年間取引報告書株式等)

外国税額控除の金額は、『特定口座年間取引報告書』の金額を入力していきます。

事前にマイナポータル連携手順のとおり、マイナポータル連携していた場合、自動で「特定口座年間取引報告書」の内容が入力されています。

しかし、連携した内容の確認や、追加入力が必要です。

外国税額控除の入力

外国税額控除の入力
  • Step.1
    「外国税額控除等」を選択
  • Step.2
    [補正]をクリック
  • Step.3
    『特定口座年間取引報告書』の「配当等の額の⑰差引金額」と「外国所得税の額の⑨合計」を確認します。
  • Step.4
    確定申告書当作成コーナーに戻り「外国税額控除の入力」画面で、以下の内容を入力します。

    • 所得の種類=「配当」
    • 税目=所得税
    • 納付確定日=2024.12/31
    • 納付日=2024.12/31
    • 源泉・申告(賦課)の区分=「源泉」
    • 所得の計算期間=「2024.1/1~2024.12/31」
    • 「相手国での課税標準(円)」=「配当等の額の⑰差引金額
    • 「相手国での課税標準に係る外国所得税額」=「外国所得税の額の⑨合計

  • Step.5
    [次へ]をクリック

調整国外所得金額の入力

調整国外所得金額の入力
  • Step.1
    「調整国外所得金額」に、以下の内容を入力します。

    「調整国外所得金額(円)」=特定口座年間取引報告書の「配当等の額の⑰差引金額

繰越控除余裕額・控除限度超過額・控除限度額等の入力

繰越控除余裕額・控除限度超過額・控除限度額等の入力
  • Step.1
    去年の確定申告書を見ながら、外国所得税額の「繰越控除余裕額」を入力します。
  • Step.2
    去年の確定申告書を見ながら、外国所得税額の「控除限度超過額」を入力します。
  • Step.3
    過去3年間の確定申告書を見ながら、外国所得税額の「控除限度額等」を入力します。
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還付申告の場合

還付申告の場合、還付金を確認します。

確定申告で還付金される金額を確認

納付する税金がない場合、還付申告となり、還付金額を確認できます。

還付される金額を確認
  • Step.1
    還付される金額を確認
  • Step.2
    [次へ]をクリックして進みます。

確定申告した還付金はいつ頃振り込まれる?

確定申告書等作成コーナーからe-Taxで申告すれば、概ね3週間程度で還付されます。

※ 自宅や税理士事務所からe-Tax(電子申告)で提出された還付申告は3週間程度で処理しています(e-Taxで1月・2月に提出された場合は、2~3週間程度で処理しています。)。
 ただし、申告内容が誤っていたことにより、改めて申告書を作成し、提出した場合は、e-Taxで提出した場合であっても、上記期間で処理されないことがあります。

(引用)国税庁「Q45 還付金はどのくらいで還付されるのですか」より

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納税申告の場合

納税申告の場合、住民税の納付方法を選択して、支払いを行います。

納税申告に場合の対応

住民税の納付方法を選択(自分で納付)

住民税を「自分で納付」する設定
  • Step.1
    「財産債務調書、住民税等に関する事項」画面を下にスクロールします
  • Step.2
    「住民税の徴収方法」項目で「自分で納付」を選択

    「給与天引(総合課税)」か「自分で納付(分離課税)」を選択

    ※本業の会社に「副業バレ」したくなければ必ず「自分で納付」を選択しましょう。

納税方法①|クレジットカード納付(国税クレジットカードお支払いサイト)で納税する方法

クレジットカード納付
  • Step.1
    [クレジットカード納付を利用する]をクリック
    国税クレジットカードお支払いサイトで所得税を納税する手順
    確定申告書の送信が終わったら「クレジットカード納付を利用する」をクリック
  • Step.2
    [同意]をクリック
    国税クレジットカードお支払いサイトで所得税を納税する手順
    「国税クレジットカードお支払いサイト」に飛んだら「上記の注意事項を確認しました」にチェックを入れて、「同意」をクリック。
  • Step.3
    e-Taxから引き継がれた情報を確認
    国税クレジットカードお支払いサイトで所得税を納税する手順
    確定申告書作成コーナーから引き継がれた情報が出てくるので、内容を確認し、問題なければ「次へ」をクリック。
  • Step.4
    クレジットカード情報を入力
    国税クレジットカードお支払いサイトで所得税を納税する手順
    所得税の納税に利用するクレジットカード情報を入力します。入力が終わったら「次へ」をクリック。
  • Step.5
    納税情報の最終確認
    国税クレジットカードお支払いサイトで所得税を納税する手順
    納税情報に問題なければ「納付」をクリック。
  • Step.6
    [はい]をクリック
    国税クレジットカードお支払いサイトで所得税を納税する手順
    クレジットカード納付を行います。問題なければ「はい」をクリック。
  • Step.7
    クレジットカード納付手続き完了
    国税クレジットカードお支払いサイトで所得税を納税する手順
    クレジット納付完了です。「終了」をクリックします。

納税方法②|スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法

スマホアプリ(〇〇ペイ)からの納付は30万円が上限です。
クレジットカードであれば、複数回実施すれば、1,000万円以上の納税も可能です。

スマホアプリ納税
  • Step.1
    確定申告書送付後[スマホアプリで納付]>QRコード表示>スマホのカメラで読み取り(2025年から表示されなくなりました)
    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    スマホのカメラアプリで読み取る(マイナポータルアプリじゃありません)

  • Step.2
    [次へ]をタップ
    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    注意事項にチェックを入れて、「次へ」をタップ

  • Step.3
    支払い方法を選択

    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    支払方法を選択して「次へ」ボタンをタップ

  • Step.4
    メールアドレスを入力して[次へ]をタップ

    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    メールアドレスを入力して「次へ」ボタンをタップ

  • Step.5
    [次へ]をタップ

    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    納税内容を確認して「次へ」をタップ

  • Step.6
    納付税額を確認して[納付]をタップ

    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    「納付」ボタンをタップ

  • Step.7
    [納付内容をダウンロード]をタップ

    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    「納付内容をダウンロード」ボタンをタップ

  • Step.8
    領収書が出ないので[納付手続きの完了]画面を保存

    スマホアプリ納付(国税スマートフォン決済専用サイト)で納税する方法
    領収書が出ないため、必ず「納付手続きの完了」画面は保存しておきましょう

以上で、所得税の納付が完了です。

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確定申告書の提出

最後に、作成した確定申告書をe-Taxで申告します。

確定申告書提出①|確定申告書と添付書類を確認

確定申告書と添付書類の確認
  • Step.1
    [申告書等を表示する]で、作成した確定申告書等を確認

    ※この時点ではまだ国税庁へ送信されていません。

  • Step.2
    別途提出書類の有無確認

確定申告書提出②|定額減税が反映されているか確認する【2025申告限定】

下記ポストのとおり、送信前確定申告書の「㊹令和6年分特別税額控除(3万円×人数)」の項目に、減税額が反映されていることを確認します。

なお、減税額は以下のとおり。

所得税個人住民税
本人分万円万円
同一生計配偶者又は扶養親族1人につき万円1人につき万円
2024年定額減税の減税額一覧

参考リンク国税庁「 定額減税と確定申告

確定申告書提出③|マイナンバーカード認証で確定申告をe-Taxで電子申告

e-Taxで確定申告(マイナンバーカード認証)
  • Step.1
    マイナンバーカード認証方法で「QRコード」を選択

    「送信する」をクリックすると国税庁に送信されます!

    もし見直したい場合は、ここで「送信準備へ戻る」を選択しましょう!

  • Step.2
    送信完了まで待機

  • Step.3
    [送信票等印刷ヘ進む]をクリック

確定申告書提出④|提出した確定申告書をPDFで保存

提出した確定申告書の保存
  • Step.1
    [帳票表示・印刷]をクリック
  • Step.2
    [入力データを保存する]をクリック
  • Step.3
    [入力したデータをダウンロードする]をクリック
  • Step.4
    [終了する]をクリック

以上で確定申告終了です!お疲れ様でした!

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2025年(2024年分・令和6年度分)確定申告まとめ

確定申告書等作成コーナーのe-Taxで確定申告(還付申告)する方法は次のステップで報告できます。

概要を把握していて、資料もそろっている場合は、1~2時間程度で完了できるでしょう。

また、e-Taxで提出することで次の資料の郵送を省略できます

一度申請してしまえば、ひな形が作成できるので、来年以降の確定申告も楽になるでしょう。

マイナンバーカードはこれから高齢化社会を生き抜くために必要なものです。

ぜひ活用していきましょう。

住民税の申告も気になる方は副業収入20万円以下サラリーマンで確定申告したら住民税申告は不要!をご覧ください。

亡くなった方の準確定申告書の作成方法や添付書類、提出方法については下の内容を確認してみてください。

もしご興味があれば「資産運用」についてご覧いただけますと幸いです。

誰でもできる!家計の見直しや資産運用の始め方から出口戦略のまとめ
年間400万円を増やしているぬくぬくが、誰でもかんたんにできる「家計の見直し方法」「資産運用方法」「節約方法」をまとめています。あなたもこれを見て老後2000万問題に備えていきましょう!

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