ぬくぬくは、2021年にSBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」へ変更手続きを行いました。
SBI証券で、2023年から切替後のNISAで運用したい場合、2022年9月27日(火)までに書類の提出が必要ですので、本記事を見ながら今すぐ申し込みましょう!
- 実際に、つみたてNISAから一般NISAへ変更した人の体験談を知りたい。
- 新NISAが始まる2024年じゃダメなの?
- 残りのつみたてNISA枠は使えるの?
こんなギモンにお答えします。
20~40代ではつみたてNISAが圧倒的に人気なので、
「つみたてNISA」から「一般NISA」へ勘定区分変更している人はあまりいませんよね。
本記事をご覧の方は
という方が多いのではないでしょうか。
この記事では実際に「つみたてNISA」から「一般NISA」へ変更した体験談についてお伝えします。
ぬくぬくも2019~2020年はつみたてNISAでしたが、2021年から一般NISAへ変更しました。
3分くらいで、つみたてNISAから一般NISAへ変更をお考えの方が一歩踏み出せる体験談をお伝えしていますので、ご一読いただけますと幸いです。
つみたてNISA⇔一般NISA間の勘定区分変更の注意点はつみたてNISA⇔一般NISAの勘定(区分)変更で注意すべき10のことをご覧ください。
- SBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」への勘定区分変更12ステップ
- NISA区分変更ステップ①:つみたてNISAからNISAへ変更申込
- NISA区分変更ステップ②:勘定変更の確認
- NISA区分変更ステップ③:停止予定期間を確認
- NISA区分変更ステップ④:申込受付完了
- NISA区分変更ステップ⑤:すぐに勘定変更受付メールが届く
- NISA区分変更ステップ⑥:翌営業日に書類発送通知が来る(SBI証券のメッセージボックス)
- NISA区分変更ステップ⑦:3営業日後に「勘定変更依頼書」が自宅に届く
- NISA区分変更ステップ⑧:返信用封筒で「勘定変更依頼書」を返送する
- NISA区分変更ステップ⑨:返送後3営業日後に「勘定変更完了」通知が届く(SBI証券のメッセージボックス)
- NISA区分変更ステップ⑩:一般NISAで積立買付設定を行う
- NISA区分変更ステップ⑪:翌年初日受け渡し分から買付可能に!
- NISA区分変更ステップ⑫:つみたてNISAのつみたて設定は削除しよう!
- つみたてNISAから一般NISAへの勘定区分変更完了までかかる期間
- つみたてNISAで積立設定しているものは継続できる?
- つみたてNISAから一般NISAに勘定区分変更した5つの理由
- あなたもSBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に区分変更してみよう!
SBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」への勘定区分変更12ステップ
実際に私がSBI証券でつみたてNISAから一般NISAへ勘定区分変更し、一般NISAで買付した流れを、画像付きで詳しくお伝えしていきます。
それでは見ていきましょう!
NISA区分変更ステップ①:つみたてNISAからNISAへ変更申込
NISA区分変更ステップ①では、つみたてNISAからNISAへ変更申込します。
SBI証券ログイン画面右に「つみたてNISA→NISA[変更]」から変更申込します。
NISA区分変更ステップ②:勘定変更の確認
NISA区分変更ステップ②では、勘定変更の確認を行います。
- 「現在設定中の勘定」がつみたてNISA
- 「変更後の勘定」がNISA
となっていることを確認します
NISA区分変更ステップ③:停止予定期間を確認
NISA区分変更ステップ③では、停止予定期間を確認します。
- つみたてNISA→NISAへ変更するとき、翌年のNISA枠は、翌年の2月以降にならないと買付できません(設定は可能)
- 当年分のつみたてNISA枠は、継続投資可能
問題なければ「書類請求を申し込む」から申込ます。
NISA区分変更ステップ④:申込受付完了
NISA区分変更ステップ④では、申込受付完了したことを確認します。
申込受付が完了するとメールと書類が後ほど届きます。
NISA区分変更ステップ⑤:すぐに勘定変更受付メールが届く
NISA区分変更ステップ⑤では、勘定変更受付メールが届きます。
申込受付するとすぐに受付完了メールが届きます。
NISA区分変更ステップ⑥:翌営業日に書類発送通知が来る(SBI証券のメッセージボックス)
NISA区分変更ステップ⑥では、翌営業日に書類発送通知(SBI証券サイト)が来たことを確認します。
申込の翌営業日に「勘定変更依頼書」発送の通知がSBI証券サイト側のメッセージボックスに届きます。
NISA区分変更ステップ⑦:3営業日後に「勘定変更依頼書」が自宅に届く
NISA区分変更ステップ⑦では、3営業日後に「勘定変更依頼書」が届きます。
勘定変更依頼書に手書きする内容は
- 「提出年月日」
- 「漢字氏名」
の2項目だけです。
NISA区分変更ステップ⑧:返信用封筒で「勘定変更依頼書」を返送する
NISA区分変更ステップ⑧では、返信用封筒で「勘定変更依頼書」を返送します。
返信用封筒は「勘定変更依頼書」に同封されていますので、それを使って返送します。
NISA区分変更ステップ⑨:返送後3営業日後に「勘定変更完了」通知が届く(SBI証券のメッセージボックス)
NISA区分変更ステップ⑨では、「勘定変更完了」通知が届いたのを確認します。
勘定変更依頼書を返送した3営業日後に、勘定変更完了の通知がSBI証券のメッセージボックスに届きます。
NISA区分変更ステップ⑩:一般NISAで積立買付設定を行う
NISA区分変更ステップ⑩では、一般NISAで積立買付設定します。
投資信託を「NISA」預りで積立買付できるようになります。
ただし、年内に勘定変更届を提出できなかった場合、NISA口座での買付は翌年2月からになります。
NISA区分変更ステップ⑪:翌年初日受け渡し分から買付可能に!
NISA区分変更ステップ⑪では、翌年初日受け渡し分から買付可能になります。
年内に一般NISAで積立買付しておけば、翌年の初日受け渡し分から約定していきます。
NISA区分変更ステップ⑫:つみたてNISAのつみたて設定は削除しよう!
NISA区分変更ステップ⑫では、つみたてNISAのつみたて設定を削除します。
SBI証券ログイン>口座管理>つみたてNISA銘柄の「積立」リンクから、つみたてNISAの設定を削除しておきましょう。
これであなたも一般NISAで積立買付できます!
つみたてNISAから一般NISAへの勘定区分変更完了までかかる期間
つみたてNISAから一般NISAへ勘定区分変更するときは、余裕を持って、
- 申請関係の手続きは10分
- 変更手続き完了まで2週間程度
あれば完了すると考えれば大丈夫です。
つみたてNISAで積立設定しているものは継続できる?
翌年から一般NISAになるなら、今年のつみたてNISA枠で引き続き積立買付できます。
例えば、私の場合、2020.10/9に、2021年分をつみたてNISAから一般NISAへ切り替えました。
10/1以降につみたてNISAから一般NISAに切り替える場合、翌年のNISA枠を「一般NISA」へ切り替えることしかできません。
したがって、上の画像のとおり、2020.12/10まで問題なく毎日買付を続け、2020年のつみたてNISA枠40万円を使い切りました。
つみたてNISAから一般NISAに勘定区分変更した5つの理由
参考までに、ぬくぬくが「つみたてNISA」から「一般NISA」へ変更した理由をお伝えしていきます。
つみたてNISAから一般NISAへ変えた理由は次の5点です。
- 一般NISAのロールオーバーは、新NISAを経由して今後も続くと予測している
- 既に一般NISA枠を埋める余剰資金があり、10年かけて時間分散して投資していきたい
- 早期に投資へ回して、値上がり益非課税の恩恵を最大化したい
- 三井住友カード+SBI証券で0.5%リターン確定の恩恵を受けたい(2022年6月30日開始)
- コロナショックを受けて、リスクを下げたい
区分変更の理由①:一般NISAのロールオーバーは、新NISAを経由して今後も続くと予測している
金融庁も平成25年(2013年)から「NISA恒久化」を要望しており、
令和2年度の税制改正では「つみたてNISAの5年延長」「新NISA(2028年まで)」が実現しています。
小額投資非課税制度の法制度は形を変えつつ、今後も残っていくと想定しています。
区分変更の理由②:既に一般NISA枠を埋める余剰資金があり、10年かけて時間分散して投資していきたい
既に一般NISA枠を埋める余剰資金は確保してあります。
10年の時間分散をかけて投資に回していきたいと考えています。
債券やリートにも投資できるのも利点ですね。
全世界全資産のアセットアロケーションを組みたいなら一般NISAでしか実現できません。
しかし、
- ロールオーバーを含めて、10年かけて一般NISA枠が埋められる予定が無い
- 株式一本で良い
という人は、一般NISAに変えず、そのままつみたてNISAで20年間投資を続けた方が良いでしょう。
区分変更の理由③:早期に投資へ回して、値上がり益非課税の恩恵を最大化したい
全世界の資産に分散投資(アセットアロケーション投資)すれば波はありますが
長期保有すれば恐らく値上がり益が発生していると考えています。
また、2024年から始まる新NISAを勘案すると
- 2021~2023年まで:一般NISA(120万×3年=360万円)
- 2024~2025年:新NISA(122万×2年=244万円)
- 2026~2028年:一般NISA時代の5年非課税期間終了後にロールオーバー
- 2029~2033年:新NISAの1階部分をつみたてNISAへロールオーバー(20万×5年=100万円)
- 2029~2033年:つみたてNISA非課税枠残分(20万円×5年=100万円)
- 2034~2042年:つみたてNISA(40万×9年=360万円)
で累計「1164万円」の非課税枠を確保できます。
したがって、早く、大きな額を投資に回せていれば、値上がり益が大きくなり、受けられる非課税の恩恵も大きくなりますので、この恩恵を受けたいと考えています。
さらには、新NISAからつみたてNISAへロールオーバーできる予定です。
しかし、ロールオーバー先の勘定口座で取り扱いの無い銘柄だとロールオーバーできません。
したがって、つみたてNISAの取り扱い銘柄に債券やリートが増えないかもしれないかもしれないため、勘定変更後のNISAで毎年20万円以上が株式になるよう配分しています。
区分変更の理由④:三井住友カード+SBI証券で0.5%リターン確定の恩恵を受けたい(2021年6月開始)
SBI証券+三井住友カードのクレジットカード積立投資を徹底解説!でも記載しましたが、2021年6月30日以降、三井住友カードでSBI証券の投資信託が購入できるようになりました。
三井住友カードで投資信託を購入することで、0.5%のVポイント付与があり、付与されたポイントはSBI証券で再投資できます。
区分変更の理由⑤:コロナショックを受けて、リスクを下げたい
2020.3月のコロナショックで底を付けた頃、マイナス30万円弱の記録を付けました。
事前に調べて知ってはいましたが、自分のリスク許容度を過信していました。
これを見て、ポートフォリオの実証実験を行いたいと考えています。
楽天証券では既にリターン7.3%、リスク12.3%、シャープレシオ0.58で運用していますが、リート割合が18%で高い。
SBI証券(一般NISA)ではリート割合を下げて、債券を増やし、長期を想定してリターン6.2%、リスク11.7%、シャープレシオ0.52で運用して
比較していきたいと考えています。
以上が、つみたてNISAから一般NISAへ変えた理由です。
あなたもSBI証券で「つみたてNISA」から「一般NISA」に区分変更してみよう!
いかがでしたでしょうか?
つみたてNISAから一般NISAへ勘定変更する人が少ないことでマイノリティ感がありますが、
8割以上の人が一般NISAを利用しています。
年代別に見ても一般NISAの方が多く、若年層のつみたてNISAが多い状態です。
つみたてNISAが隆盛を極めていますが、投資方針を考えつつ、変更したい人は心置きなく一般NISAへ変更しましょう!
つみたてNISAから一般NISAへ勘定区分変更するときの注意点を知りたい方は、つみたてNISA⇔一般NISAの勘定(区分)変更で注意すべき10のことをご覧ください。
つみたてNISA、一般NISA、新NISAについて改めて確認したい方は「つみたてNISA・一般NISA・新NISAとは?キホンの“き”を解説!」をご覧ください。
「資産運用」「投資」について深く知りたい方は「資産運用」「投資」の始め方15ステップ!にまとめていますので是非ご一読ください!
資産運用や家計の見直しについては「誰でもできる!家計の見直しや資産運用の始め方から出口戦略のまとめ」にまとめていますのでご覧ください。