5分で分かる!相次相続控除の金額を計算する方法!【実例で図解】

相次相続控除の金額を計算する方法!【実例で図解】

10年以内に立て続けに相続が発生した場合「相次相続控除」で、相続税が控除される可能性があることをご存知でしょうか?

  • 相次相続控除額の計算方法がわからない

こんなお悩みにお答えします。

計算式が複雑で、分かりにくいですよね。

  • 相次相続控除額(そうじそうぞくこうじょがく)の計算方法を知りたい
  • 相次相続控除額の計算例を見たい

という方が多いのではないでしょうか。

この記事では相次相続控除の計算方法」「相次相続控除の計算例を解説します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ぬくぬくも知らずに相続手続きしていましたが、「相次相続」については相続税の控除を受けられる「相次相続控除」があります。

本記事でわかること
  • 相次相続控除額の計算方法と計算例
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

ぬくぬくをフォローする

5分くらいで、相似相続控除の計算方法が確認ができるので、ご一読いただけますと幸いです。

スポンサーリンク

相次相続控除額の計算方法と計算例

改めて、相次相続(そうじそうぞく)は、次の条件を満たす相続のことです。

「一次相続」「二次相続」「相次相続」「数次相続」「代襲相続」の違い

相次相続(そうじそうぞく)」は、以下の条件を満たす相続のこと。

相次相続となる条件
  • 一次相続の手続きが完了している
  • 一次相続発生から二次相続発生まで10年以内

では、「相次相続控除」はどういうものなのでしょうか?

「相次相続控除」は、二次相続で一次相続と同じ資産への課税を軽減する制度

相次相続控除

  • 同じ財産に相続税が二重に課税されることで負担が過重になるのを調整する制度。

しかし、「相次相続控除」を受けるには、「相次相続であること」に加えて、さらに条件が追加されます。

相次相続控除を受ける条件

相次相続控除額の計算方法と計算例
相次相続控除額の計算方法と計算例

相次相続控除を受ける条件は次の3点です。

  1. 被相続人の相続人であること
  2. 一次相続で被相続人が相続税を支払っていること
  3. 一次相続発生から二次相続発生までの期間が10年以内

要約すると

「相次相続」

二次相続の被相続人が一次相続で相続税を支払っている」

場合、相続人は「相次相続控除」を受けられる

ということになります。

なお、「相続放棄」した人はこの制度は適用されません

 この制度の適用対象者は、相続人に限定されていますので、相続の放棄をした人及び相続権を失った人がたとえ遺贈により財産を取得しても、この制度は適用されません。

(引用)国税庁「No.4168 相次相続控除」より

相次相続控除の計算方法

相次相続控除の計算式を図示するとこうなります。

相次相続控除の計算方法

段階を追って解説していきます。

相次相続控除の計算例1⃣:「相次相続控除」が適用できないパターン

1⃣-1)まずは「一次相続」から計算します。

相次相続控除の計算方法

一次相続では父の相続が発生したとします。

相続の前提条件は次のとおりです。

計算項目計算結果計算過程
法定相続人2名母と子
相続分母:1/2
子:1/2
法定相続分
相続財産1億円全相続財産の合算
相続税基礎控除額4200万円3000万円+600万円×法定相続人2名
一次相続全体の相続税課税額5800万円相続財産ー基礎控除額

子の相続税額は次のとおりです。

母の相続税計算結果計算過程
母の相続税課税額2900万円一次相続全体の相続税課税額×法定相続分(1/2)
母の相続税額385万円2900万円×相続税率(税率表)-50万円(税率表)
※配偶者の税額の軽減適用前
母の相続税額
(「配偶者の税額の軽減」適用後)
0円配偶者の税額の軽減を適用すると
相続税額「1億6000万円」まで非課税
母の相続税の計算(一次相続)
子の相続税計算結果計算過程
子の相続税課税額2900万円一次相続全体の相続税課税額×法定相続分(1/2)
子の相続税額385万円2900万円×相続税率(税率表)-50万円(税率表)
子の相続税の計算(一次相続)
ぬくぬく
ぬくぬく

ここでお気づきのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

相次相続控除を受けるための条件

「一次相続で被相続人が相続人が相続税を支払っている」

を満たせていないことに。

1⃣-2)続けて「相次相続」の計算を行います。

相次相続控除の計算方法

続けて、二次相続(相次相続)では、父が他界して4年後に母の相続が発生したとします。

相続の前提条件は次のとおりです。

計算項目計算結果計算過程
法定相続人1名
相続分子:1/1法定相続分
相続財産1.5億円全相続財産の合算
相続税基礎控除額3600万円3000万円+600万円×法定相続人1名
二次相続全体の相続税課税額1億1400万円相続財産ー基礎控除額

子の相続税額は次のとおりです。

子の相続税計算結果計算過程
子の相続税課税額1億1400万円二次相続全体の相続税課税額×法定相続分(1/1)
子の相続税額2860万円1億1400万円×相続税率(税率表)-1700万円(税率表)
母の相続税の計算(一次相続)

1⃣-3)相次相続控除の条件を満たさないので受けられない

相次相続控除の計算方法

この例ですと、「二次相続の被相続人が、一次相続で相続税を支払っていない」ので、「相次相続控除の適用がうけられない」ことになります。

相次相続控除の計算例2⃣:「相次相続控除」を適用したパターン

2⃣-1)まずは「一次相続」から計算します。

相次相続控除の計算方法

一次相続では父の相続が発生したとします。母とは離婚しています。

相続の前提条件は次のとおりです。

計算項目計算結果計算過程
法定相続人2名子(2名)
相続分子:1/2ずつ法定相続分
相続財産1億円全相続財産の合算
相続税基礎控除額4200万円3000万円+600万円×法定相続人2名
一次相続全体の相続税課税額5800万円相続財産ー基礎控除額

子ひとりあたりの相続税額は次のとおりです。

子ひとりあたりの相続税計算結果計算過程
子ひとりあたりの相続税課税額2900万円一次相続全体の相続税課税額×法定相続分(1/2)
子ひとりあたりの相続税額385万円2900万円×相続税率15%(税率表)-50万円(税率表)
子の相続税の計算(一次相続)
ぬくぬく
ぬくぬく

ここで「子」は、相次相続控除を受けるための条件のひとつである

「一次相続で被相続人が相続人が相続税を支払っている」

を満たしたことになります。

2⃣-2)続けて「相次相続」の計算を行います。

相次相続控除の計算方法

続けて、二次相続(相次相続)では、父が他界して4年1か月後に母の相続が発生したとします。

相続の前提条件は次のとおりです。

計算項目計算結果計算過程
法定相続人2名子(2名)
相続分子:1/2ずつ法定相続分
相続財産8000万円全相続財産の合算
相続税基礎控除額4200万円3000万円+600万円×法定相続人2名
二次相続全体の相続税課税額3800万円相続財産ー基礎控除額

子ひとりあたりの相続税額は次のとおりです。

子ひとりあたりの相続税計算結果計算過程
子ひとりあたりの相続税課税額1900万円二次相続全体の相続税課税額×法定相続分(1/2)
子ひとりあたりの相続税額235万円1900万円×相続税率15%(税率表)-50万円(税率表)
母の相続税の計算(一次相続)

2⃣-3)続けて「相次相続控除」の計算を行います。

相次相続控除の計算方法

上の画像の「相次相続控除額」の計算式に①~⑤の値を当て込むと「200万円」となります。

2⃣-4)最後に「相続税額」から「相次相続控除額」を差し引きます。(支払う相続税額算出)

相続税額が「235万円」、相次相続控除額が「200万円」なので、

支払うべき相続税額は「35万円」

ということになります。

以上です。

「こういうパターンはどうなるの?」などあれば、コメントいただけますと幸いです。

「再転相続」「数次相続」「相次相続」なら専門家へ相談を!

知り合いに誰か相続に明るい人がいれば良いですが、なかなかいないですよね。

私も身内が亡くなったとき、誰に相談していいか全くわかりませんでした。

そこで、私のように誰に相談していいかわからない!という人におススメしたいのが「いい相続」です。

相続に困ったときの「いい相続」の特徴

相続に困ったときの「いい相続」の特徴
相続に困ったときの「いい相続」の特徴
  1. 無料相談予約ができる
  2. あなたの相続に必要な専門家「行政書士」「司法書士」「税理士」などを紹介してもらえる
  3. 専門家との面談は初回1時間無料
  4. コロナ禍での今でこそ嬉しい「オンライン面談」にも対応

まず、無料相談予約ができます。

どういった相続を行うかによって、

  • 戸籍などの必要書類の収集や、遺産分割協議書等の作成が必要な場合には行政書士
  • 不動産の相続登記があるなら「司法書士
  • 相続税準確定申告であれば「税理士

などをご紹介いただいたうえで、専門家が初回無料で相談に乗ってくれます

もし、正式に手続きを依頼したいとなれば、そこで初めて費用が発生します。

ぬくぬく
ぬくぬく

ちなみに私は初回無料で、登記申請書の確認をしてもらい、
自分で相続登記をオンライン申請したため、費用はかけていません。

コロナ禍に嬉しい!オンライン面談(テレビ電話面談)に対応!

「いい相続」では、コロナ禍で3密に厳しい昨今に嬉しい、オンライン面談(テレビ電話面談)に対応しています。

  • 「忙しくて出向いて行けない!」
  • 「最近リモートワークに慣れたので、Web会議でも支障を感じない」

という方にもオンライン面談できるのは嬉しいですね。

相談前に知っておこう!相続手続きの費用の相場

相続手続きの費用の相場は概ね次のとおりです。
ただし、ご承知のとおり、財産によって費用が変わります。

手続き種類相場
銀行の預貯金
証券会社の有価証券
自動車(名義変更や廃車)
2万~10万円/1件につき
不動産登記6万~15万円/1件につき
相続税申告
準確定申告
20万~30万円/1件につき
平均60万~80万円

相談前に知っておこう!相続手続きをお願いするそれぞれの専門家の業務分掌

 行政書士、司法書士、税理士、弁護士など、相続に関係する専門家はたくさんいますが、それぞれ手続きできる資格も持つ士業者が異なります。

依頼したい相続手続き相談先
戸籍などの必要書類の収集
遺産分割協議書等の作成
行政書士
不動産も含めて相続手続きを依頼したい場合司法書士
遺産分割協議の折衝
②家庭裁判所への相続放棄申請
③家庭裁判所への遺言書の検認申請手続き
を依頼したい場合
弁護士
相続税の申告
準確定申告
など、税に係る手続きを依頼したい場合
※公認会計士には税に係る手続きはできませんが、
 税理士資格を持っていることが多い
税理士
公認会計士

それでは相談の事前に知識がついたところで、実際に相談してみましょう!

相続の相談をしてみよう!【相談の5ステップ】

「いい相続」で相続の相談をするときの流れは次のとおりです。

「いい相続」への相談の5ステップ
  • ステップ1
    いい相続」へアクセス

  • ステップ2
    無料相談の予約
    電話の場合

    0120-932-150」へ連絡

    平日9:00~18:00、土日祝9:00~17:00

    Web予約の場合

    「無料相談」のお問い合わせ へアクセスして予約

  • ステップ3
    後日「いい相続」のスタッフと電話で相続内容をヒアリング
  • ステップ4
    メールで相続専門家とのオンライン面談日程調整と面談実施方法の案内受信


     

  • ステップ5
    メールで案内のあったURLへアクセスして面談(1時間)

相談への心構え

初回無料面談時間が「1時間」ですので、

相続に関して何もわからない場合「相続手続きしなければならないけど何したらいいの?」と相談して「状況把握」しましょう。

ご自分で相続手続きしたい人は、事前に市区町村や法務局へ提出する書類を準備しておいて、「これで申請通りますでしょうか?」と確認する場にしましょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

\ 早速「いい相続」へ無料相談予約してみる /

相続に困ったときの「いい相続」の特徴
\ 専門家に無料相談してみる /
無料で相談できる!

\ 相続税・準確定申告を相談してみる /
税理士ドットコム

相続
この記事を書いた人
ぬくぬく

家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した30代サラリーマン。

【終活・介護・相続】
 ここ5年ほど、祖父の「終活」「介護」「相続」に取り組んできました。
 艱難辛苦した経験を書いています。

【投資・資産運用】
 2019年6月の老後2000万問題から、投資・資産運用を開始。
 家計の見直しで1年間で400万円貯めました!
 「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!

ぬくぬくをフォローする
ぬくぬくをフォローする
超高齢化社会の生き抜き方

コメント

タイトルとURLをコピーしました