SBI証券でメインポイントの変更方法は？おススメ活用法を解説！

2023年2月27日より、三井住友カードや三井住友銀行の仲介口座じゃなくても「Vポイント」を選択できるようにましたね！

したがって、SBI証券では

• Tポイント
• Vポイント
• ponta
• dポイント
• JALマイル

などのポイントを、投資信託の購入に利用できるようになりました。

SBI証券のメインポイントの変更を検討している方も多いことでしょう。

こんなお悩みにお答えします。

本記事をご覧の方は

という方が多いのではないでしょうか。

本記事では、SBI証券のメインポイントの変更方法や反映スケジュール、OliveのVポイントアッププログラムへの影響について解説します。

5分くらいで、SBI証券のメインポイントと、OliveのVポイントアッププログラムへ影響を与えない活用方法が分かりますので、ご一読いただけますと幸いです。

SBI証券メインポイント比較

まずは、SBI証券で選べるメインポイントを比較すると、下表のとおりです。

メインポイント	Tポイント	Vポイント	ponta	dポイント	JALマイル
国内株式手数料 マイレージ	1.1%	1.1%	1.1%	1.1%	0.55%
投信マイレージ (オルカン想定)	0.042%	0.042%	0.042%	0.042%	0.042%
金・銀・プラチナ マイレージ	手数料の1.0%	手数料の1.0%	手数料の1.0%	手数料の1.0%	手数料の0.5%
新規口座開設	100pt (SBI限定)	100pt	100pt	100pt	50pt
ポイント投資 (ポイントで投信購入)	〇	〇	〇	×	×
ポイント投信積立 (現金積立充当)	〇	×	〇	×	×
ポイント投信積立 (クレカ積立充当)	×	×	×	×	×
クレカ料金充当	×	〇 三井住友カード	〇 auPAYカード	△ dカード(iD利用分)	×

比較すべきポイントを簡単に説明していきますね。

比較①：投資信託保有残高に応じて貰えるポイントはどれも同じ

SBI証券の投資信託保有残高に応じて貰えるポイント「投信マイレージ」は、どのポイントをメインポイントに選択しても同じです。

比較②：「ポイントで投信を購入」できるのはT・V・pontaのみ

SBI証券でポイントを使って投資信託を購入する「ポイント投資」サービスを利用できるのは以下の3つ。

比較③：「投信積立でポイントを充当」できるのはTポイント・pontaのみ

SBI証券で、投資信託の積立購入に、ポイントを使える(充当)できる「ポイント投信積立」サービスを利用できるのは以下の2つ。

ただし、現金積立でしか使えません。

したがって、「ハイブリット預金」や「総合口座」からの積立のみ、ポイント投信積立を利用できます。

比較④：クレカ積立では「ポイント充当できない」

SBI証券のクレカ積立では、ポイントを使って、投資信託を積立購入できません。

比較⑤：クレカ利用料金にポイントを充当できるのはVポイント・pontaのみ

クレジットカードの毎月支払いにポイントを充当できるのは、次の2つ。

SBI証券メインポイント変更方法10ステップ

SBI証券メインポイントを変更する手順は以下のとおり。

SBI証券メインポイント切り替えの反映はいつ？

続いて、実際に反映されるのはいつなのか？また、「投信マイレージ」などのポイントが、いつ貰えるのか？について解説していきます。

メインポイント設定反映スケジュール

SBI証券のメインポイント設定で注意すべきは「10日の0:00」と「11日」です。

新規設定・切替の締め日は10日0:00で、即時反映される

メインポイント	Tポイント	Vポイント	ponta	dポイント	JALマイル
反映タイミング	即時反映	即時反映	即時反映	即時反映	即時反映

したがって、SBI証券のメインポイントは、「毎月10日 0:00」に変更してはいけません。（余裕をもって、9日～10日の二日間は避けるべきでしょう）

参考リンクSBI証券ポイントサービス規約

変更後のポイントが貰えるのは翌月11日

メインポイント	Tポイント	Vポイント	ponta	dポイント	JALマイル
変更後の ポイント付与日	翌月11日	翌月11日	翌月11日	翌月11日	翌月14～17日
土日祝の場合	翌営業日	翌営業日	翌営業日	翌営業日	翌営業日

ただし、三井住友経済圏の「Olive」が始まったことで、VポイントアッププログラムによるSBI証券のVポイントアップと他のポイントとの関連も気にする必要があるでしょう。

OliveのSBI証券分の+最大+2%の条件は、SBI証券のメインポイントをVポイントにしておく必要があります。

続けてOliveのVポイントアッププログラムに影響する日を確認していきましょう。

三井住友「Olive」のVポイントアッププログラムの反映はいつ？

変更可能期間	月初3営業日翌日～月末まで
変更可能回数	変更可能期間中なら何度でも
〆切日（＝還元率判定）	月末
変更反映	翌月1日
Olive/Vpass還元率反映 (前月達成状況反映)	翌月20日
自動反映	変更した選べる特典は、翌月から同じ内容が自動反映

OliveのVポイントアッププログラムによるSBI証券の最大+2％は、

• 「月末」に、Oliveの「選べる特典（Vポイントアッププログラム））」の設定締め日となっており、翌月1日より反映開始
• 「20日頃」に、Oliveの三井住友銀行アプリおよびVpassの画面表示にVポイントの還元率（画面表示のみ）に反映

されます。

したがって、OliveのVポイントアッププログラムを運用している人は、「月末」はSBI証券のメインポイントを変更してはいけません。

SBI証券メインポイント3つの活用術

活用術	ポイント消化 タイミング	Tポイント	Vポイント	ponta	dポイント	JALマイル
キャッシュバック	申請時 (申請翌月の クレカ引き落とし分）	×	〇	〇	×	×
ポイント投資	注文時	〇	〇	〇	×	×
ポイント投信積立	積立注文の約定日の翌日	〇	×	〇	×	×

活用術①：ポイントをクレカ利用額に充当

SBI証券のメインポイント活用術1つ目は、ポイントをクレジットカードの利用額に充当する方法です。

Vポイント「キャッシュバック」の反映はいつ？やり方は？

Vポイントのキャッシュバックのやり方や反映のタイミングを徹底解説！Vポイントは「キャッシュバック」へ交換すると、Vポイント1ポイント＝1円として三井住友カードの利用額に充当できます。

nukunukusas.com

2023.07.09

三井住友SBI経済圏のOliveはもちろん、三井住友カードのクレカ積立をしている人は、積立額に対するVポイント還元があります。

「積立額」に対するVポイント付与なので、引き落とされる額に充当されるキャッシュバックは、ポイント還元率を維持したまま、銀行から引き落とされる額にVポイントを充当できるため、最も優先的に検討すべき活用術です。

活用術②：SBI証券の「ポイント投資」＝ポイントで投資信託を買う

SBI証券のメインポイント活用術2つ目は、ポイントで投資信託を買う方法です。

Tポイント、Vポイント、pontaなら、メインポイントをすぐ切り替えて、ポイントを消費して投資信託を購入し、すぐにメインポイントを元に戻す、ということも可能です。

私のように、普段はメインポイントをVポイントとしておき、マネックスポイントをTポイントに交換した時だけSBI証券のメインポイントをTポイントへ切り替えてTポイントで投資信託を注文し、すぐにメインポイントをVポイントに戻す、ということもできます。

ただし、「約定日翌日にポイントが消費される」ことに注意しましょう！

参考リンク厳選！『マネックスポイント』のおススメの貯め方・使い道2つ！

活用術③：SBI証券の「ポイント投信積立」＝投信積立にポイント充当

SBI証券のメインポイント活用術3つ目は、投信積立にポイントを充当する方法です。

ただし、クレカ積立は対象外。（設定できない）

したがって、本活用術を選択できる人は、クレカ投信積立5万円に加えて、現金による投信積立を実施している人にしか使えません。

楽天証券ではクレカ積立で楽天ポイントを充当できますが、残念ながらSBI証券では同じことはできません。

参考までに、具体的な手順は以下のとおり。

さいごに：SBI証券のメインポイントは「毎月10日0:00」、Oliveの選べる特典は「毎月月末」に変えるな！

SBI証券のメインポイント活用術について解説してきました。

あなたが貯めているポイントに応じて、SBI証券でどう活用できるか決められていれば幸いです。

特に、三井住友SBI経済圏でVポイントを貯めていたり、使い道に悩んでいる人は、次の「SBI証券のメインポイント」および「Oliveの選べる特典」を変えてはいけない日に注意して、ポイントを利用しましょう。

以上、ご参考になれば幸いです。