デジタル終活で、デジタル遺産に対応したエンディングノートが無くてお困りではないでしょうか?
- デジタル遺産に対応したエンディングノートが欲しい
- エクセルやスプレッドシートに対応したエンディングノートが欲しい
こんなお悩みにお答えします。
この記事では超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』について解説します。
ぬくぬくも、この超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』で作成しています。
7分くらいで、デジタル遺産に対応したエンディングノートのテンプレートをダウンロードして、今すぐエンディングノートを書き始められますので、ご一読いただけますと幸いです。
超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』をダウンロード
まずは、超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』をダウンロードします。
どういうイメージかを確認したい人はサンプルPDFをダウンロードすれば確認できます。
印刷して手書きしたい人は白紙PDFをダウンロードすれば手書きできます。
超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』で書ける項目説明
超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』で書ける項目は、大きく次の15個です。
ぬくぬくのサンプルを見ながらどういったことを書けるのかを確認していきましょう。
①私について
私について書ける項目
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 血液型
- 出身地
- 現住所
- 好きなもの
- 食事
- 服装
- 座右の銘
- 資格・免許
- 表彰・賞
- 社会活動
- 遺影
基本的な内容ですが、表彰とか社会活動で筆が止まるなら飛ばしましょう!
②思い出
思い出で書ける項目
- 小学校~大学までの学校名・コメント
- 仕事(職歴)
- 結婚(婚歴)
学生時代、社会人時代の内容を記入できるようになっています。
転職が当たり前の時代になりましたので、5社まで対応し、退職年月日も入力可能です。
③家族
家族で書ける項目
- こども
- 孫
- 家系図
- ペット
家系図は、もし相続が発生して、不動産の所有者移転登記(相続登記)がある場合、「相続関係説明図」を作成するときにも役立ちます。
④葬儀
葬儀で書ける項目
(1/3)
- 葬儀の方法(直葬、一日葬、家族葬、一般葬など)
- 葬儀の場所(葬儀場、自宅、不要)
- 参列者
- 喪主
- 葬儀の生前予約の有無
葬儀で書ける項目
(2/3)
- 信仰宗教
- 戒名(法名)
- 葬儀の予算
- 連絡先リストの有無
葬儀で書ける項目
(3/3)
- 一緒に納棺して欲しいもの
- 遺影用写真の有無
- 遺影用写真の保管場所
終活の手始めにエンディングノートを書く場合には、考えていない、決めていないことが多いと思います。
ひとまず「葬儀の方法」や「葬儀の予算」など、今のお考えを直感的に書いてスルーしていきましょう。決まったら書き足せば良いのです。
⑤供養・法要
供養・法要で書ける項目
- お墓や納骨の場所
- 仏壇
- 法要はいつまで行うか
お墓を必要としない供養方法などもあります。
一周忌や三回忌がいつなのかを知りたい方は、「実は一回忌と違う「一周忌」とは?法事の簡単ポイント解説!」をご参考にしてください。
⑥医療
医療で書ける項目
(1/2)
- 健康保険証番号
- 尊厳死の希望有無
- 胃ろう(経管栄養)の希望有無
- 臓器提供の希望有無
- 献体(解剖)の希望有無
- かかりつけ医の有無
- 病気・余命の告知有無
医療で書ける項目
(2/2)
- 既往歴(これまでかかった病気)
- 日頃飲んでる薬
- アレルギー
医療に関しては、病院への入院や、介護施設への入所でも流用できる項目を準備しています。
⑦介護
介護で書ける項目
- 介護保険情報
- 介護が必要になった場合の対応(要介護度別)
- 介護費用の支払方法
要介護度別にどういったケアを望むのかをエンディングノートに書けます。
ちなみに、要介護度の目安は次の表のとおり。
要介護度 | 日常生活能力(できること) |
---|---|
要支援1 | 起き上がり・立ち上がりが問題なくできる |
要支援1/要介護1 | 片足での立位・日常の意思決定・買い物などが問題なくできる |
要介護2 | 歩行・洗身・爪切り・薬の内服・金銭の管理・簡単な調理ができる |
要介護3 | 寝返り・排尿・排便・口腔清潔・衣類の着脱ができる |
要介護4 | 座位保持・両足での立位・車いす等への移乗・移動・洗顔・整髪ができる |
要介護5 | 麻痺・食事摂取・外出不可・短期記憶があいまい |
例えば、自分ひとりで立ち上がってトイレに行って、排尿・排便ができない場合「要介護4」となります。
⑧終の棲家(ついのすみか)
終の棲家(ついのすみか)で書ける項目
- どこで最期を迎えたいか
- 希望内容自由記入
⑨遺言書
遺言書で書ける項目
- 遺言書の有無
- 遺言書がある場合の保管場所
遺言書の書き方を知りたい方は「遺言書の書き方を7ステップで解説」をご確認ください。
2020年7月から法務局で自筆証書遺言書を預かってくれる「自筆証書遺言保管制度」の運用が始まっていますので、気になる方は「遺言書を法務局で保管する「自筆証書遺言書保管制度」を徹底図解!」をご覧ください。
⑩財産
現金や預貯金を書けるのは当然として、キャッシュレスが進んだことで「〇〇ペイ」や「電子マネー」にも対応しています。
物品を伴わない財産は、家族が把握できていない可能性が高いので、是非エンディングノートに書いておきましょう!
⑪デジタル財産
デジタル財産は、オンライン財産や利用サービスの対応を終えてから対応が必要な場合も多いです。
どういった対応をして欲しいか自由記入欄もありますので、是非ご活用ください。
⑫利用サービス
利用サービスで書ける項目
(1/6~)
- SNS(ツイッター、Facebook、インスタなど)
- クラウドサービス(GoogleID、AppleID、MicrosoftID、evernoteなど)
- サブスクリプション(AmazonPrime、hulu、ウィルス対策ソフトなど)
- ECサービス(楽天、Amazon、ヤフーショッピングなど)
利用しているWebサービスは、あなたしか把握していないケースがほとんどでしょう。
特にサブスクリプション系のサービスは月額で利用料が取られています。
もしあなたが亡くなった後に家族が解約手続きするまで何か月も時間がかかってしまうと、余計にお金を取られてしまいますので、是非エンディングノートに書いておきましょう!
⑬後見制度
終活を始めて間もない頃は、後見制度自体をご存知無い方も多いのではないでしょうか。
分からない場合は素直に飛ばして先に進みましょう。
⑭もしものときの連絡先
名前、住所、連絡先、関係性を記入できます。
個人情報となりますので、紛失などしないよう、取り扱いには注意しましょう。
⑮メッセージ
超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』を解説! まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたの終活の手始めがエンディングノートで、本記事がお役に立てれば幸いです。
それでは最後にかんたんにまとめていきましょう。
excel(スプレッドシート)版の『エンディングノート』は下のボタンからダウンロードできます。
サンプルPDFでイメージを確認したいなら下のボタンからダウンロードできます。
白紙PDFで、印刷して手書きしたい人は下のボタンからダウンロードできます。
超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』で書ける項目は、大きく次の15個です。
以上、ご参考になれば幸いです。
エンディングノートについて基本的なことを知りたいかたは「『エンディングノート』には何を書く?書き方を解説!」をご覧ください。
超高齢化社会の生き抜き方版『エンディングノート』の詳しいダウンロード方法や書き方は『エンディングノート』のエクセルテンプレートを無料ダウンロードでご確認ください。
他にも終活についてまとめた記事を書いています。