「e-iDeCo」で手続きがオンラインに!どんな手続きができる?やり方は?
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2025年10月~12月にかけて、主要なネット証券で、オンラインでiDeCoの手続きを行える「e-iDeCo」に対応が開始しました。
こんなお悩みにお答えします。
「e-iDeCo」について
- 「e-iDeCo」でどんな手続きができるのか知りたい
- 各証券会社でe-iDeCoに対応する時期がいつか知りたい
- 具体的にどんな手続きのやり方か知りたい
という方が多いのではないでしょうか。
本記事では、e-iDeCoの手続き方法を解説します。

ぬくぬく
ぬくぬくも、掛金変更で利用したいと考えていますよー
本記事でわかること
- e-iDeCoでオンライン手続きできる証券会社一覧
- e-iDeCoでオンライン手続きできる内容一覧
- e-iDeCoでオンライン手続きに必要なもの
- e-iDeCoで「加入者等氏名・住所変更届」の手続き方法
- e-iDeCoで「掛金変更届」の手続き方法
- e-iDeCoで「被保険者種別変更届」の手続き方法
- e-iDeCoで「加入者引落機関変更届」の手続き方法
- e-iDeCoで「加入者資格喪失届」の手続き方法
この記事を書いた人
家族の終活、介護、相続を1世代早く経験した40代サラリーマン。
【終活・介護・相続】
祖父の「終活」「介護」「相続」で艱難辛苦した経験あり。
【投資・資産運用】
2019年6月の老後2000万問題から、家計の見直し・資産運用を開始!
「米国ETF」と「全世界投資」でハイブリッド運用中!
5分くらいで、e-iDeCoの手続きのやり方について分かりますので、ご一読いただけますと幸いです。
e-iDeCoでオンライン手続きできる証券会社一覧
e-iDeCoでオンライン手続きできる証券会社は、以下のとおり。
e-iDeCo対応証券会社一覧
e-iDeCoでオンライン手続きできる内容一覧
e-iDeCoでオンライン手続きできる一覧
e-iDeCoでオンライン手続きに必要なもの
e-iDeCoでオンライン手続きに必要なものは、「マイナンバーカード」です。
e-iDeCoは、マイナンバーカードを利用した公的個人認証サービスを活用したサービスです。
認証の際、署名用電子証明書なども利用しますので、
署名用電子証明書って何だっけ?という人はマイナンバーカードの4つの暗証番号を解説!利用例も3つ紹介を確認してみてください。
電子証明書の有効期限いつだっけ?という人は、マイナカードの電子証明書の有効期限を確認する4つの方法を確認してみてください。
e-iDeCoで「加入者等氏名・住所変更届」の手続き方法
「氏名・住所変更届」で変更できるもの
e-iDeCoの「氏名・住所変更届」では、氏名・住所・電話番号を変更できます。
具体的な手順は次のとおり。
ステップ①:証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」へログイン
証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」をクリック
e-iDeCoサービスの「ログイン」ボタンをクリック
ステップ②:e-iDeCoサービスの「オンライン手続き」へ進む
iDeCoサービスの「オンライン手続き」をクリック
続けて、手続一覧から、手続きの内容を選択します。
手続きの種類は以下のとおり。
- 氏名・住所変更届
- 掛金額変更届
- 被保険者種別変更届
- 掛金引落機関変更届
- 資格喪失届
ステップ③:手続き一覧から「氏名・住所変更届」をクリック
加入者等氏名・住所変更届の注意書きを確認しつつ、「開始する」をクリック
同意確認になるので、同意にチェックを入れて、「次へ」をクリック
ステップ④:加入者等氏名・住所変更届から「変更内容」を入力
内容入力画面になったら、現在の登録情報が表示されます。
下にスクロールしていきます。
変更内容を選択します。
手続き対象を
- 氏名を変更する
- 住所を変更する
- 電話番号を変更する
から選択します。
変更内容を入力します。
「マイナンバーカードから取得」をクリックして、「署名用電子証明書」を入力します。
変更内容を入力終わったら、下へスクロールして「次へ」をクリックします。
ステップ⑤:加入者等氏名・住所変更届を提出
変更内容の入力が終わったら、下へスクロールして、「提出する」をクリック
ステップ⑥:1~2か月後に手続き完了
提出完了です。
受付番号を控えておいて、1~2か月待ちましょう。
e-iDeCoで「掛金変更届」の手続き方法
「掛金変更届」で変更できるもの
e-iDeCoの「掛金変更届」では、毎月の掛金額を変更できます。
「掛金変更届」で変更できないもの
- 月別掛金(※)を、毎月定額に変更できない
- 月別掛金(※)の金額を変更できない
- 他の年金制度の変更(企業型DC、企業型DB)
※・・・月別掛金額方式
以下のパターンに該当する拠出方法の場合、e-iDeCoで金額および毎月定額に変更できません
- 1年1回拠出:年に1回拠出
- 1年数回拠出:数か月分の掛金を特定の月にまとめて拠出
- ボーナス月など、特定の月だけ掛金を増額・減額
具体的な手順は次のとおり。
ステップ①:証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」へログイン
証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」をクリック
e-iDeCoサービスの「ログイン」ボタンをクリック
ステップ②:e-iDeCoサービスの「オンライン手続き」へ進む
iDeCoサービスの「オンライン手続き」をクリック
続けて、手続一覧から、手続きの内容を選択します。
手続きの種類は以下のとおり。
- 氏名・住所変更届
- 掛金額変更届
- 被保険者種別変更届
- 掛金引落機関変更届
- 資格喪失届
ステップ③:手続き一覧から「掛金額変更届」をクリック
ステップ④:変更後の掛金額を入力して、次へをクリック
- 第1号被保険者(自営業・学生等)
- 第2号被保険者(会社員・公務員等)
- 第3号被保険者(被扶養者)
第1号被保険者(自営業・学生等)の場合を確認していきます。
現在の年金掛金額が表示されます。
変更後の毎月の掛金額を入力します。
5,000円から68,000まで指定できます。
国民年金基金に加入している場合、68,000円から国民年金基金の掛金を差し引いた額が最大金額です。
- 新規に加入した
- 既に加入している
- 資格を喪失した
- 加入していない
から選択します。
国民年金基金の毎月の掛金額と、資格取得年月日を入力します。
国民年金保険料に、付加保険料(毎月400円)を上乗せしているかの確認があります。
付加保険料の納付有無について
- 新規に納付申出した
- 既に納付している
- 納付を終了した
- 納付していない
の中から選択して、納付終了年月日を入力します。
第2号被保険者(会社員・公務員等)の場合を確認していきます。
まず、現在の年金掛金額が表示されます。
変更後の毎月の掛金額を入力します。
5,000円から20,000まで指定できます。
入力が終わったら「次へ」をクリック
第3号被保険者(被扶養者)の場合を確認していきます。
変更後の毎月の掛金額を入力します。
5,000円から23,000まで指定できます。
入力が終わったら「次へ」をクリック
ステップ⑤:「加入者掛金額変更届」を提出
- 第1号被保険者(自営業・学生等)
- 第2号被保険者(会社員・公務員等)
- 第3号被保険者(被扶養者)
第1号被保険者(自営業・学生等)の掛金額変更で入力した内容を確認します。
問題なければ「提出する」をクリック
第2号被保険者(会社員・公務員等)の掛金額変更で入力した内容を確認します。
問題なければ「提出する」をクリック
第3号被保険者(被扶養者)の掛金額変更で入力した内容を確認します。
問題なければ「提出する」をクリック
ステップ⑥:1~2か月後に手続き完了
提出完了です。
受付番号を控えておいて、1~2か月待ちましょう。
e-iDeCoで「被保険者種別変更届」の手続き方法
「被保険者種別変更届」で変更できるもの
第1号被保険者
農業者・自営業者・学生・無職の方など
第2号被保険者
会社員・公務員の方など
第3号被保険者
第2号被保険者に扶養されている配偶者など
たとえば、
- 退職したとき、第2号被保険者→第1号被保険者
- 被用者から自営業に転職したとき、第2号被保険者→第1号被保険者
- 就職したとき、第1号被保険者→第2号被保険者
- 結婚退職して被扶養者になった人:第2号被保険者→第3号被保険者
などです。
※基本的に状態が変わった後に、申請します。
ステップ①:証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」へログイン
証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」をクリック
e-iDeCoサービスの「ログイン」ボタンをクリック
ステップ②:e-iDeCoサービスの「オンライン手続き」へ進む
iDeCoサービスの「オンライン手続き」をクリック
続けて、手続一覧から、手続きの内容を選択します。
手続きの種類は以下のとおり。
- 氏名・住所変更届
- 掛金額変更届
- 被保険者種別変更届
- 掛金引落機関変更届
- 資格喪失届
ステップ③:手続き一覧から「被保険者種別変更届」をクリック
加入者被保険者種別変更届の概要が表示されますので「開始する」をクリック
同意確認で、同意にチェックを入れて「次へ」をクリック
- 第2号(会社員・公務員等)▶第1号(自営業・学生等)
- 第3号(被扶養者)▶第2号(会社員・公務員等)
- 第1号(自営業・学生等)▶第2号(会社員・公務員等)
- 第2号(会社員・公務員等)▶第3号(被扶養者)
第2号(会社員・公務員等)から第1号(自営業・学生等)へ変わった場合を確認していきましょう。
まずは、現在の登録情報が表示されます。
変更になった「被保険者種別」を選択します。
「オンライン口座振替申込」ボタンを押して、掛金引落口座を選択する。
毎月の掛金額を入力します。
国民年金基金について、加入有無を選択肢、毎月の掛金額を入力する。
付加保険料について、納付有無を選択し、「次へ」をクリック
第3号(被扶養者)から第2号(会社員・公務員等)へ変わった場合を確認していきましょう。
まずは、現在の登録情報が表示されます。
変更になった「被保険者種別」を選択し、「変更年月日」を入力します。
勤務先での企業年金制度加入状況を選択します。
掛金の納付方法を
を選択します。
企業払い込みの場合は、
を、勤務先に確認して、入力し、事業主払い込みに関する証明書ファイルを添付します。
給付金・年金の受給状況の確認があります。
- iDeCoの老齢給付金(一時金を含む)を受給したことがない
- 老齢基礎年金、老齢厚生年金を繰り上げ受給していない
にチェックを入れて、「次へ」をクリック
第1号(自営業・学生等)から第2号(会社員・公務員等)へ変わった場合を確認していきましょう。
まずは、現在の登録情報が表示されます。
付金・年金の受給状況の確認があります。
- iDeCoの老齢給付金(一時金を含む)を受給したことがない
- 老齢基礎年金、老齢厚生年金を繰り上げ受給していない
にチェックを入れて、「次へ」をクリック
第2号(会社員・公務員等)から第3号(被扶養者)へ変わった場合を確認していきましょう。
まずは、現在の登録情報が表示されます。
「オンライン口座振替申し込み」をクリックして、掛金を引き落とす口座を設定します。
変更年月日を入力し、毎月の掛金額を入力して「次へ」をクリック
- 第2号(会社員・公務員等)▶第1号(自営業・学生等)
- 第3号(被扶養者)▶第2号(会社員・公務員等)
- 第1号(自営業・学生等)▶第2号(会社員・公務員等)
- 第2号(会社員・公務員等)▶第3号(被扶養者)
現在の登録状況と、今回変更申請する内容を最終確認します。
問題なければ「提出する」をクリック
現在の登録状況と、今回変更申請する内容を最終確認します。
問題なければ「提出する」をクリック
現在の登録状況と、今回変更申請する内容を最終確認します。
問題なければ「提出する」をクリック
現在の登録状況と、今回変更申請する内容を最終確認します。
問題なければ「提出する」をクリック
「登録完了しました。」メッセージ表示されたら、完了です。
e-iDeCoで「加入者引落機関変更届」の手続き方法
「加入者引落機関変更届」で変更できるもの
金融機関
掛金引き落としの金融機関口座
e-iDeCoの「加入者引落機関変更届」では、掛金を引き落とす金融機関口座を変更できます。
具体的な手順は次のとおり。
「加入者引落機関変更届」で変更できないもの
e-iDeCoの加入者引き落とし機関変更届では、現在、事業主払い込みになっている場合は、事業主払い込み→自分で払い込みへの変更はできません。
ステップ①:証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」へログイン
証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」をクリック
e-iDeCoサービスの「ログイン」ボタンをクリック
ステップ②:e-iDeCoサービスの「オンライン手続き」へ進む
iDeCoサービスの「オンライン手続き」をクリック
続けて、手続一覧から、手続きの内容を選択します。
手続きの種類は以下のとおり。
- 氏名・住所変更届
- 掛金額変更届
- 被保険者種別変更届
- 掛金引落機関変更届
- 資格喪失届
ステップ③:手続き一覧から「掛金引落機関変更届」をクリック
加入者掛金引落機関変更届の手続きで「開始する」をクリック
同意確認で、同意にチェックをいれて「次へ」をクリック
現在の登録情報を確認して、下にスクロールしていきます。
掛金引落口座情報を登録します。
「オンライン口座振替申し込み」から、掛金引落口座を設定します。
設定が終わったら「次へ」をクリック
加入者掛金引落機関変更届の内容を確認して、「提出する」をクリック
加入者掛金引落機関変更届の受付完了です。
受付番号を控えて、1~2か月待ちましょう。
e-iDeCoで「加入者資格喪失届」の手続き方法
「加入者資格喪失届」で変更できるもの
資格
資格情報
e-iDeCoの「加入者資格喪失届」では、加入資格を変更できます。
具体的には、以下の事例に該当する場合です。
- 日本国内に住所を有しなくなった(第1号被保険者の資格喪失理由です)
- 国民年金の被保険者でなくなった
- 運用指図者となる
- 国民年金の保険料の納付を免除されることとなった
- 農業者年金の被保険者となった
- 任意加入被保険者ではなくなった
- マッチング拠出を選択した
- 企業型確定拠出年金の事業主掛金が年単位拠出になった
- 拠出限度額から企業年金等の掛金額を控除することによりiDeCo加入者掛金の最低拠出額を下回ることとなった
- iDeCoの老齢給付金受給権者となる(iDeCoの老齢給付金を請求するため)
- 公的老齢年金の受給権者となった(公的老齢年金を繰り上げ請求した場合を含む)
- その他の理由
「加入者資格喪失届」で変更できないもの
e-iDeCoの加入者資格喪失届では、現在、事業主払い込みになっている場合は、事業主払い込み→自分で払い込みへの変更はできません。
ステップ①:証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」へログイン
証券会社のiDeCoページから「e-iDeCoサービス」をクリック
e-iDeCoサービスの「ログイン」ボタンをクリック
ステップ②:e-iDeCoサービスの「オンライン手続き」へ進む
iDeCoサービスの「オンライン手続き」をクリック
続けて、手続一覧から、手続きの内容を選択します。
手続きの種類は以下のとおり。
- 氏名・住所変更届
- 掛金額変更届
- 被保険者種別変更届
- 掛金引落機関変更届
- 資格喪失届
ステップ③:手続き一覧から「掛金引落機関変更届」をクリック
同意確認で、同意にチェックを入れて、「次へ」をクリック
加入者資格喪失届の現在の登録情報を確認し、下へスクロールしていきます
資格喪失の理由を選択します。
- 日本国内に住所を有しなくなった(第1号被保険者の資格喪失理由です)
- 国民年金の被保険者でなくなった
- 運用指図者となる
- 国民年金の保険料の納付を免除されることとなった
- 農業者年金の被保険者となった
- 任意加入被保険者ではなくなった
- マッチング拠出を選択した
- 企業型確定拠出年金の事業主掛金が年単位拠出になった
- 拠出限度額から企業年金等の掛金額を控除することによりiDeCo加入者掛金の最低拠出額を下回ることとなった
- iDeCoの老齢給付金受給権者となる(iDeCoの老齢給付金を請求するため)
- 公的老齢年金の受給権者となった(公的老齢年金を繰り上げ請求した場合を含む)
- その他の理由
加入者資格喪失届の内容を確認し「提出する」をクリック
加入者資格喪失届の受付完了メッセージが表示されます。
受付番号を控えて、1~2か月待ちましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。